アメリカ/Mahan

Last-modified: 2016-05-06 (金) 23:38:03
ページ内リンク画像スペック解説史実

Lv.III アメリカ 駆逐艦 Mahan

Mahan.jpg

艦性能諸元

船体

性能詳細
MahanDD Lv.III最高速度(knot)31.36
購入価格14000水上索敵距離(m)3446
開発必要経験値1530無線通信距離(m)2679
耐久値1234水中索敵距離(m)4314
排水量(ton)1500索敵間隔(f/min)5.96
船体装甲厚(mm)甲板11主砲4x1
舷側28魚雷3x4
バルジ30爆雷2x1
転舵速度(deg/sec)12.91対空砲2x
回復力2844機銃3x

ソナー

名称Lv索敵距離(m)索敵間隔(f/min)
QB-29 DDIII45416.56
QB-30 DDV47256.96

無線

名称Lv通信距離(m)
G.E. Radio-6 DDIII2820
G.E. Radio-14 DDV2992

レーダー

名称Lv索敵距離(m)
XAR-26 DDIII3628
SC-47 DDV4000

エンジン

名称Lv装甲厚(mm)最高速度(knots)出力(hp)
G.E Geared Turbines 364III1133.08546
G.E Geared Turbines 364M1V1335.67562

主砲

名称Lv装甲(mm)発射速度(rpm)旋回速度(deg/s)精度照準時間(s)弾種威力貫通力(mm)最大射程(m)総弾数弾薬費
127mm/38 MK12-2III316.9924.74106.14.53AP
HE
SPAP
51
66
56
75
20
81
31832602$
2$
1G
127mm/38 MK12-2 Mod.1IV3324.25103.01AP
HE
SPAP
67
87
74
81
27
87
32793$
3$
1G
127mm/38 MK12-3V3623.77100AP
HE
SPAP
88
115
97
87
23
95
3379*$
*$
*G

魚雷

名称Lv装甲(mm)発射速度(rpm)旋回速度(deg/s)弾種威力安全距離(m)爆発範囲(m)雷速(knots)最大射程(m)最大搭載弾数弾薬費
533mm Mk12-1 4xIII111.0101.8Norm
SPTP
467
468
314
253
18
12.6
61.58
67.75
2755
3309
4013$
2G
533mm Mk13-1 4xIV13104.85Norm
SPTP
620
620
315
253
62.23
68.4
2895
3469
26$
2G

爆雷

名称Lv装甲厚(mm)発射速度(rpm)威力爆発範囲(m)最大搭載弾数弾薬費
MK2 K-GunIII105.5465404019$
MK2-1 K-GunIV1163741$

対空砲

名称Lv装甲厚(mm)発射速度(rpm)旋回速度(deg/s)威力最大搭載弾数弾薬費
Bofors 40㎜/45 MK3III10669425800-

対空機銃

名称Lv命中率(%)威力発射速度(rpm)最大搭載弾数
12.7mm M2 BMGIII84.12282.533000

開発ツリー

クリックで表示
ソナ|QB-29 DDQB-30 DD
無線G.E. Radio-6 DDG.E. Radio-14 DD
(2300$/520Exp)
レ|ダ|XAR-26 DDSC-47 DD
(4600$/1030Exp)
エンジンG.E Geared Turbines 364G.E Geared Turbines 364-1
(6200$/2200Exp)
主砲127mm/38 MK12-1127mm/38 MK12-1 Mod.1
(5300$/2210Exp)
127㎜/38 MK12-3
(14900$/5350Exp)
DD IV
Bagley
(115000$/8450Exp)
魚雷533mm Mk12-1 4xMk13-1 4x
(4700$/1930Exp)
爆雷MK2 K-GunMK2-1 K-Gun
対空砲Bofors 40㎜/45 MK3
機銃12.7mm M2 BMG
 

派生艦艇

派生元Farragut
派生先Bagley
 

解説

アメリカツリーLv.IIIの駆逐艦(DD)。
主砲配置は前級同様、5インチの単装砲が艦の前・後に2門づつの計4門搭載。魚雷は53.3㎝4連装が艦中央前部に1基、2番煙突直後の両舷に1基づつの合計3基12門だが、その配置から片舷射線は最大8門となる。
爆雷は艦尾投射で2基。対空砲2門と機銃3門を装備。他国艦に比べ舵が効きづらいので、回避しきれずに島や障害物へ衝突しないよう、早めの操艦を心がけるべし。
攻撃力の点ではやはり他国同Lv艦に若干及ばない部分もあり、主砲での殴り合いに持ち込まれると分が悪い。
索敵・観測で味方の補助をしつつ、ここぞという時には大型艦へ肉薄しての魚雷攻撃も有効な戦法となる。

史実

マハン級はアメリカ海軍がファラガット級における問題点を修正して建造された駆逐艦である。
主要な武装や船体構造はファラガット級を概ね引き継いでいるが、幅をわずかに広げた事によって船体に多少の余裕を生じさせ、両用砲の採用が可能となった。4連装の魚雷発射管は1基増えて8門から12門になっているが、2基が2番煙突と三番砲の間の両舷側に配されたため、一度に発射できる門数は変わっていない。また、両舷側の2基の装備位置は低く波をかぶりやすかったため、荒天時には使用できなかったという。
機関は新設計によるもので、予熱器が装備され、機構が煩雑という欠点はあったものの、馬力が引き揚げられた上に燃費の改善に効果があり、ファラガット級より50トン少ない燃料量にもかかわらず前級と同等の航続距離を得ることができた。

 

ネームシップのマハンは1936年9月に就役し、米国近海やカリブ海で訓練航海に従事、太平洋戦争開戦時には
日本軍部隊を迎え撃つべく、ヤルート環礁付近へ展開したが発見できなかった。
1942年10月の南太平洋海戦では戦艦サウスダコタと衝突し、艦首が曲がり構造材が大破する損傷を受けて真珠湾で修理を行うこととなった。
1943年1月9日に南太平洋に戻り、船団護衛任務や上陸作戦の支援等で翌年まで活動した。1944年春にオーバーホールを行った後も再び訓練・護衛・哨戒と多忙な任務に従事していたが、1944年12月7日、レイテ島周辺を哨戒中に日本軍機の攻撃を受け、3機が船体に激突し艦は炎上、火災が弾薬庫に引火したため放棄され、生存者は近くの艦によって救助された。炎上して漂流するマハンは味方駆逐艦の砲雷撃で処分され最期を迎えた。


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