Lv.IV アメリカ 駆逐艦 Bagley
艦性能諸元
船体
性能詳細 | ||||
---|---|---|---|---|
Bagley | DD Lv.IV | 最高速度(knot) | 32.01 | |
購入価格 | 水上索敵距離(m) | 3619 | ||
開発必要経験値 | 無線通信距離(m) | 2760 | ||
耐久値 | 1691 | 水中索敵距離(m) | 4400 | |
排水量(ton) | 1500 | 索敵間隔(f/min) | 6.14 | |
船体装甲厚(mm) | 甲板 | 13 | 主砲 | 4x1 |
舷側 | 30 | 魚雷 | 4x4 | |
バルジ | 33 | 爆雷 | 2x1 | |
転舵速度(deg/sec) | 12.54 | 対空砲 | 1x1 | |
回復力 | 2900 | 機銃 | 6x |
ソナー
名称 | Lv | 索敵距離(m) | 索敵間隔(f/min) |
---|---|---|---|
QB-24 DD | IV | 4632 | 6.75 |
QB-49 DD | VI | 4819 | 7.17 |
無線
名称 | Lv | 通信距離(m) |
---|---|---|
G.E. Radio-8 DD | IV | 2905 |
G.E. Radio-28 DD | VI | 3082 |
レーダー
名称 | Lv | 索敵距離(m) |
---|---|---|
XAR-28 DD | IV | 3809 |
SC-44 DD | VI | 4200 |
エンジン
名称 | Lv | 装甲厚(mm) | 最高速度(knots) | 出力(hp) |
---|---|---|---|---|
G.E Geared Turbines 185 | IV | 13 | 33.73 | 562 |
G.E Geared Turbines 185M1 | V | 15 | 35.09 | 597 |
G.E Geared Turbines 185M2 | VII | 19 | 37.61 | 633 |
主砲
名称 | Lv | 装甲(mm) | 発射速度(rpm) | 旋回速度(deg/s) | 精度 | 照準時間(s) | 弾種 | 威力 | 貫通力(mm) | 最大射程(m) | 総弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
127mm/38 MK12-3 | IV | 33 | 6.99 | 24.25 | 103.01 | 4.53 | AP HE SPAP | 67 87 74 | 81 22 87 | 3279 | 260 | 3$ 3$ 1G |
127mm/38 MK12N-3 | V | 36 | ↑ | 23.77 | 100 | ↑ | AP HE SPAP | 88 115 95 | 87 23 95 | 3379 | ↑ | 6$ 5$ 1G |
127mm/38 MK12N-3 Mod.1 | VI | 39 | ↑ | 23.31 | 97.08 | ↑ | AP HE SPAP | 117 151 129 | 94 22 101 | 3474 | ↑ | *$ *$ *G |
魚雷
名称 | Lv | 装甲(mm) | 発射速度(rpm) | 旋回速度(deg/s) | 弾種 | 威力 | 安全距離(m) | 爆発範囲(m) | 雷速(knots) | 最大射程(m) | 最大搭載弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
533mm MK13N 4x | IV | 13 | 0.66 | 104.85 | Norm SPTP | 620 620 | 315 253 | 18 12.6 | 62.23 68.4 | 2895 3469 | 40 | 26$ 2G |
533mm MK13 Mod.1 4x | V | 14 | ↑ | 108 | Norm SPTP | 825 825 | 314 253 | ↑ | 62.8 69.12 | 3037 3645 | ↑ | *$ *G |
爆雷
名称 | Lv | 装甲厚(mm) | 発射速度(rpm) | 威力 | 爆発範囲(m) | 最大搭載弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MK3 K-Gun | IV | 11 | 5.5 | 637 | 40 | 40 | 41$ |
MK3 | V | 13 | ↑ | 873 | ↑ | ↑ | *$ |
対空砲
名称 | Lv | 装甲厚(mm) | 発射速度(rpm) | 旋回速度(deg/s) | 威力 | 最大搭載弾数 | 弾薬費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Bofors 12.7㎜/45 MK-1 | IV | 11 | 66 | 94 | 33 | 800 | - |
対空機銃
名称 | Lv | 命中率(%) | 威力 | 発射速度(rpm) | 最大搭載弾数 |
---|---|---|---|---|---|
Oerlikon 20mm/70 MK2 | VI | 85.8 | 2 | 82.53 | 3000 |
開発ツリー
ソナ| | QB-24 DD | ━ | QB-49 DD (6800$/1500Exp) | ||
---|---|---|---|---|---|
無線 | G.E. Radio-8 DD | ━ | G.E. Radio-28 DD (4100$/900Exp) | ||
レ|ダ| | XAR-28 DD | ━ | SC-44 DD (*$/*Exp) | ||
エンジン | G.E Geared Turbines 185 | ━ | G.E Geared Turbines 185M1 (6000$/2140Exp) | ━ | G.E Geared Turbines 185M2 (21700$/7660Exp) |
主砲 | 127mm/38 MK12-3 | ━ | 127mm/38 MK12N-3 (*$/*Exp) | ┳ | 127㎜/38 MK12N-3 Mod.1 (27100$/9600Exp) |
┗ | DD V Porter (*$/*Exp) | ||||
魚雷 | 533mm MK13N 4x | ━ | MK13 Mod.1 4x (13400$/4810Exp) | ||
爆雷 | MK3 K-Gun | ━ | MK3 (7500$/1670Exp) | ||
対空砲 | Bofors 12.7㎜/45 MK-1 | ||||
機銃 | Oerlikon 20mm MK2 |
派生艦艇
解説
アメリカツリーLv.IVの駆逐艦。
マハン級と同じく127mm単装砲4基を搭載する。英国のO級相手であればほぼ互角だが、日本の初春型と撃ちあうとやや不利になる。正面からの殴り合いは避けよう。2番・3番砲塔は可動範囲が狭いため、敵にほぼ真横を向けなければ全門発射することが出来ない点には注意。
セールスポイントは小さなシルエットと38ノット近い高速が出せる点。他国の同Lv駆逐艦に比べやや舵が効きにくいが、移動や回避など機動力の面で困ることはほぼ無いだろう。
4連装魚雷発射管が両舷に2基ずつ装備されており、反転すれば一度に16本もの魚雷を放つことが出来るのも魅力。ただし、魚雷射程が短いために接近しなければ当てられず、Lv.IVになると戦艦・巡洋艦の火力も一気に向上するため、雷撃には大きな危険が伴う。主任務はあくまで偵察であり、魚雷はいざという時の切り札と考えよう。
欠点は、対空・対潜攻撃力が貧弱な事。対空砲は1門しかなく、威力も低いため1発1発を確実に当てなければならない。爆雷も威力が低く、投下地点が少しでもずれると敵潜を仕留め切れない事が多い。舵の弱さを突かれて思わぬ反撃を食わないよう十分注意しよう。
史実
バックレイ級駆逐艦は、第二次世界大戦中期にアメリカ海軍が建造・保有した護衛駆逐艦の艦級である。1943年より運用が開始され、太平洋戦線および大西洋戦線で主に船団護衛や索敵哨戒の任務に従事した。第二次世界大戦後に海外へ譲渡された艦も含めて、全艦が退役・除籍されている。
本級の設計は、発電機を駆動するためのディーゼルエンジンについて、潜水艦・揚陸艦への供給が優先されたために当初計画の半分で妥協せざるを得ず、速力は当初計画の24ノットから21ノットへの低下をきたしていた。
本級は、船体延長によるスペースを利用して長魚雷発射管を搭載し、対水上打撃力の強化を図っていた。
主砲としては50口径3インチ緩射砲が用いられており、艦首甲板と前部甲板室上、艦尾甲板に露天式の単装砲座1基ずつの計3門を備えている。また高角機銃としては、当初は大戦初期の米海軍で標準的だった28mm 4連装機銃を1基、後部上部構造物上に備えていたが、のちには新しい標準となった40mm連装機銃に換装された。
対潜兵器としては、改修後のGMT型と同様、後甲板に片舷式爆雷投射機(K砲)を片舷4基ずつの計8基、艦尾に爆雷投下軌条2条を設置したほか、艦首甲板の3インチ砲座の間にヘッジホッグMk.10対潜迫撃砲が装備された。これは旋回機構をもたない最初期の対潜前投兵器であるが、非常に優れた対潜火力であった。
長魚雷発射管は、船団護衛時に敵通商破壊艦と交戦する場合を想定した対水上火力であり、3連装として船体中部の上部構造物上に搭載された。ただし実運用上、雷撃の機会が乏しかった一方、航空機の性能向上に伴い防空強化の必要が大きくなっていたことから、戦争後期には魚雷発射管を撤去し、その両側に40mm単装機銃を2基ずつ搭載する改修がなされた艦が多かった。
本級は計画通りに154隻が建造され、護衛駆逐艦として最多の建造数となった。うち46隻はイギリス海軍に貸与され、また6隻が建造中に高速輸送艦(APD)として設計変更され、チャールズ・ローレンス級高速輸送艦として就役した。