2S23 NONA SVK

ソヴィエト連邦陸軍　自走砲　2S23 ノーナSVK

自走迫撃砲である。

NONA...NONA REEVES...?

元々、空挺師団用にBMD-1空挺戦闘車に120mmの迫撃砲を積んだ「2S9 ノーナS」が1980年代に開発されていた。
その砲塔をBTR-80装甲車に載っけたのが本車である。

本車の迫撃砲は自動装填装置により毎分7発のレートを誇る。が、装置のせいで砲塔は左右35度ずつしか稼働しない。
迫撃砲なのだが、120mmライフル砲である。
そのため、迫撃砲弾と通常砲弾を使い分けられ、対戦車戦闘にも投入出来る。というか、チェチェンで投入した。

...なのだが、ベース車体は装甲車である。BTR-80といえばそう、ザハロの元車両・BTR-70の改良型だ。つまり装甲など有って無いようなもので、チェチェンでも散々な目に遭っていた。

どうやら消防車仕様があるらしい。暴動鎮圧仕様じゃないのか？

ゲーム中では

アカシアの次に位置する自走砲である。
装輪自走砲は現時点で本車だけだ。
そのためか、物好きがたまーに乗ってたりする。

未強化ながら性能について軽く述べておく。

• ランク
  初期ランクは41
• 走行性能
  初期値は50、自走砲の初期値としては速い。
  さらに他のほとんどの装輪で起こる坂道での速度値限界突破はこの車両でも発生するため、下り坂があれば速度は上がる。
  タイヤも曲がるので、総じて機動力は優秀の一言。どれ程かと言えば、装輪車両の扱いを知っているプレイヤーが扱えば旗取りに転用できるレベル。
  とは言え普通に自走砲として運用するには過剰で不要なのだが。
• 火力
  初期値300、同ランク自走砲と比べ不安が残る。というか同ツリーの一代前、アカシアより低い。そして砲の一段階目の強化は精度のみであった。据え置きの可能性もある。
  当然ながら無強化状態の精度はガバガバなのでキルはほぼ取れない。まともな自走として運用するなら援護に徹するのが吉。
  装填は初期値が3ちょうど。これがどれ程かと言えば、T-54と同じである。そしてムスタ(2.9)とほぼ同じである。
  最終値は2.6。結構な速度だ。
• 防御
  装輪車両の例に漏れず、装甲値は19と紙である。代わりと言うべきかヘルスは725、この時点でTier44のM109(フル強化)の630を上回る。こちらも先がある。
  また珍しく煙幕も搭載している。

• 総括
  恐らくソ連・ロシア自走砲ツリー通しての特徴である機動力と装填の速さに重点を置いた車両である。性能としては平均的な範囲に収まると思われる。
  唯一機動力が飛び抜けているが、現状を鑑みて突出した速力は自走砲に重要ではない。前バージョンなら話は別だが。
   
  おまけ
  未強化でも水に浮く。
  

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