9P139 Grad-1

Last-modified: 2020-12-27 (日) 07:33:13

ソヴィエト連邦陸軍 多連装ロケット砲 9P139 Grad-1

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読み方は「グラード」。霰とか雹を意味する。



史実

град...grad...?

二次大戦で多連装ロケットの味を知ってしまったソ連。カチューシャに引き続き西側を更地にすべく、1963年にBM-21多連装ロケット砲を開発。

 

40連装の発射管には122mmのロケット弾が装填されており、弾頭は榴弾にクラスター、スモーク、化学、各種地雷散布そして無線通信妨害弾頭水中爆発弾頭なんて代物も存在した。

一斉射20秒で大体2~3.6haを更地に出来、再装填に7分、発射は有線で遠隔操作出来る。ちなみに範囲は60m。

 

このBM-21のうち、軽量化すべく発射管を4本外したBM-21Bを、Gvozdikaと同じMT-LB汎用装甲車ベースの車体に載っけたのが9P139 Grad-1だ。こちらは1970年から開発が開始され、76年に制式採用された。

 

旧ソ連圏や中東のほか、スーダンでも使用されているようだ。

TTでは

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初期tier30、ソ連/ロシア自走砲ツリーGvozdikaの次の分岐点、その上側に位置する自走多連装ロケット砲。
下側の2S3 アカシアに比べると良く見かける気がする。

史実とは異なり、20発のロケット弾を0.1秒間隔で射出する。

・火力
悪くないが、無強化だと着弾範囲が広く役に立たない。精度のみ3段階強化で、だいぶマシになる。M270と比べると単発火力で劣るが弾数が多い。あと着弾音がしょぼい。

・生存性
超低ヘルス超紙装甲。紙装甲はまだしも、ヘルスが無強化で250ちょいしかない。同ランク帯の74式自走砲や、初期tierがさらに下のM109にすら劣り、精度の良いMBTに簡単にワンパンされかねない。んで煙幕も無いディフェンス強化も無い大した傾斜も無ぇんだから生存性とか知らないよ

ちなみにグラード同士で撃ち合いになるとそこまで低ヘルスは気にならない。むしろジリジリ減っていくので頭に来る

・機動性/操作性

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同格の自走砲と比較しても良好で、また水上航行も可能。JUNGLEでは海上からの火力投射が地味に効く。まさに砲艦。

なお、全周砲塔ではないので方向によっては車体ごとぐるぐるしている。壁にぴったり駐車していると着弾円を合わせるのに時間がかかるので注意。

長所

  • 良好な火力と加害範囲
    • なお単発火力
  • 割と良い機動性
    • たまに滑る
  • 車高が低い
    • 発射管でバレる
      • 発射管は当たり判定あり・ATM照準不可?

短所

  • 紙ペラ装甲
    • さらに低ヘルス
  • 再装填時間が長い
    • 機動性を生かしてラムアタック?

コメント

  • 無線妨害?チャフ弾じゃねぇのか? -- オルガ・イツカ 2018-11-09 (金) 20:42:37
  • 無線妨害だからチャフかEMPだと思うのですが...EMPは無いか... -- adm-kz? 2018-11-10 (土) 07:26:45
  • コイツはちゃんとミサイルポッドに当たり判定があって有難い M270はあのデカい ミサイルポッドに当たり判定ないからな... -- 初心者狩り改 2018-11-10 (土) 08:54:10
  • で、無線妨害弾ってなんだと思う? -- オルガ・イツカ 2018-11-10 (土) 10:07:35
  • 間隔0,1sはおかしくねーか -- 2020-12-27 (日) 07:33:13