Fu Shun

撫順＜フーシュン＞（グネヴヌイ級駆逐艦 レースキイ）

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

･消耗品

搭載可能消耗品

スロット	消耗品	使用 回数	準備 時間	有効 時間	効果
R		∞	60	5 (7)	火災・浸水・損傷したモジュールの修復
		∞	40
T		4	150	30 (36)	自艦艇を中心に半径 0.45 [km] の煙幕を展開する 煙幕の持続時間：70 [秒]
		5	100
Y		2	180	120 (180)	艦艇の最大速度を向上させる 最大速度の上昇率：8 [%]
		3	120

注：括弧内は各レアアップグレード搭載時の値

ゲーム内説明

ソ連のグネヴヌイ級駆逐艦であり、1954 年に中華民国海軍*1に引き渡されて撫順 (フーシュン) として配備されました。本艦は高速であり、駆逐艦としては充分に強力な主砲を備えていました。

解説

パンアジアTier6駆逐艦。日本語では「撫順」と表記するが、中国では「抚顺」と表記する。ゲーム内説明の通りグネフヌイ級駆逐艦であり、パン駆の特徴である深度魚雷と発煙装置以外に大きな違いはない。ただしその違いは大きい。

• 主砲
  前Tierの建威から1基減の、単装4基4門となる。
  一見攻撃力は減ったように見えるが、イギリス製の主砲からソ連製の主砲に変わるため最大ダメージは上がっており、装填時間も8秒から5秒と劇的に向上している。
  ただし、ソ連製らしく*2砲塔旋回が遅く、全力の転舵に砲が追いつかない。
  主砲改良2を装備した場合、180°旋回時間が26.1秒（-3.9秒）・装填時間が5.2秒（+0.2秒）で、それでも全力転舵には追いつかない。艦長が熟練砲手を習得した場合主砲改良2がなくてもギリ追いつくが、上位Tier艦では砲塔旋回が向上するため乗り換え予定ならあまり有効にはならない。

• 魚雷
  前Tierの短距離魚雷に比べて、性能は順当に上がっている。
  後期魚雷なら8kmとなり、隠蔽射撃も容易くなっている。
  また、発見距離が0.8㎞と短く、大型艦に対し非常に当てやすい。
  ただし、装填時間が若干伸びているため注意が必要。また、深度魚雷の宿命として駆逐艦に命中させることは出来ない。

• 対空
  多少高いものの、あくまで駆逐艦レベルで防御放火もない。中距離砲しかないので1.0kmより近づかれると対抗手段が失われる。
  空母に本気で狙われると落とす前に沈められるので注意が必要。

• 機動力
  この船の最大の長所。
  なんと、他国も驚愕する38.0ノットというソ連譲りの快足ぶりを見せてくれる。
  旗やブーストを使えば44ノットに至るため、capや裏取りなどで戦場を縦横無尽に移動する事が出来る。
  Gnevnyより良くなっているもののそれでも舵は重め。

• 生存性
  前Tierと違い、今度はある程度の砲戦を行える体力を持っている。
  消耗品の煙幕も回数が多く、CTが短いために、長期戦で戦う事が出来る。

• 隠蔽性
  前Tierよりも悪化している。
  その差は6.8kmから7.0kmである。
  あまり影響は無さそうに見えるが、Tier6である本艦は化け物揃いのTier8帯のマッチングするため、発見距離5.4kmの船と相対する場面が出てくる。
  この1km近い距離の中では敵巡洋艦からの一斉射をもらって大破しかねないため、どのような戦い方をするか今まで以上に熟慮して行動する必要がある。

• 総評
  貧弱だった前の船に比べ、ソ連駆逐艦らしい強力な砲と快速を手に入れ感涙する事になる。
  とは言うものの、本物のソ連艦と相対した場合は、相手の強力な砲と魚雷で手も足も出ない事があり、隠蔽に特化した日駆逐やソナー持ちの独駆逐や英駆逐と相対する場面が多くなるため、過信は禁物。
  船と砲の旋回性能が悪いため、機動による砲戦には向かない。
  なるべく、理想的なポジションに陣取って煙幕内からの射撃で戦いつつ、隙あれば敵大型艦に深度魚雷をお見舞いする心構えで戦おう。

史実

4隻建造された鞍山級駆逐艦だが、退役後解体処分されたのはこの撫順だけである。他の鞍山級、即ち鞍山、長春、太原の3隻はいずれも現存している。

小ネタ

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