HNoMS ストルド 1943年時の状態 (元S級駆逐艦 HMS Success G26)
性能諸元
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | - |
国家 | ヨーロッパ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | (-) 11,900 | |
装甲 | 艦首艦尾 | 16mm | |
中央甲板 | 16mm | ||
中央側面 | 16mm | ||
上部構造物 | 10mm | ||
砲塔 | 6mm | ||
防郭 | -- | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (-) 0% | |
機動性 | 機関出力 | 40,000馬力[hp] | |
最大速力 | 36.8ノット[kt] | ||
旋回半径 | 590m | ||
転舵所要時間 | (-) 3.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | 煙幕 | 最良 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 7.50km | 9.50km | 2.78km | 6.75km | |
航空発見距離 | 3.39km | 6.39km | - | 3.05km |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
SUO Mk6 Mod.2 | 11.80km | 104m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 120mm/45 | 4基×1門 | HE弾 1,700(8%) AP弾 2,100 | 3.7秒 | 18.0秒 | HE 62 lb SAP 62 lb |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm Torped M1943 mod 2 | 2基×4門(8門) | 7,533 | 90秒 | 10.0km | 76kt | 1.6km |
爆雷 | 船体 | 最大ダメージ | グループ数 | 投下数 | 装填時間 |
---|---|---|---|---|---|
- | 2,400 | 2 | 8 | 40秒 |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 継続的秒間ダメージ (爆発ダメージ*1) | 命中精度 | 有効ゾーン 0.1km - |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 短 | 20mm Oerlikon Mk.Ⅱ | 4基×2門 | 84 | 95.0% | 2.0km | |
中 | 40mm/56 OQF Mk.Ⅺ | 1基×2門 | 35 | 100.0% | 3.5km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% | |
機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% | |
対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
魚雷発射管改良1 | 魚雷発射管の旋回速度 +20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5% | ||
発煙装置改良1 | スモークの展張時間 +20% | ||
4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良1 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良1 | 転舵所要時間 -20% | ||
爆雷改良1 | 爆雷数 +2 |
・消耗品
搭載可能消耗品
スロ ット | 消耗品 | 名称 | 使用 回数 | 準備 時間 | 有効 時間 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|---|
R | 応急 工作班 | ∞ | 40 | 5 | 火災を消化し、浸水を復旧し、損傷したモジュールを修理する。また敵潜水艦の魚雷誘導を阻止する。 | |
T | 発煙装置 | 2 | 160 | 20 | 自艦を中心に半径 0.45 [km]の視界を遮る煙幕を展開する 煙幕持続時間:61 [秒] | |
Y | 特殊 修理班 | 2 | 80 | 10 | 自艦のHPを回復する 回復量:最大HPの 2 [%/秒] |
ゲーム内説明
就役:1943 同型艦数8
イギリス海軍本部が戦時急造艦隊として発注した8隻のS級駆逐艦が、1943年から1944年にかけて就役しました。本級のうち2隻が王立ノルウェー海軍に引き渡され、ストルドおよびスヴェンナーと命名されました。駆逐艦ストルドは北岬沖海戦において歴史にその名を刻みました。このノルウェーの駆逐艦が放った魚雷は、ドイツ戦艦シャルンホルストを撃沈する上で重要な役割を果たしました。ストルドは1944年6月にノルマンディーへの上陸作戦を支援し、その後も15年にわたって運用が続けられました。
解説
ver.12.11で実装されたヨーロッパのTier7駆逐艦、プレミアム艦艇。
ツリー艦艇のStordのマイナーチェンジ版。性能諸元は本家と似ているので性能差を中心に解説する。
- 抗堪性
装甲はStordと同じ。主砲の装甲が6mmと薄いため、格下のHE弾であっても貫通されて機能停止する可能性が高い。機能停止させないためにもUG「主砲兵装改良1」や艦長スキル「予防整備」などによる補強がオススメ。
HPはStordの後期船体と同じ値。Tier6でも低い部類のHPをそのままTier7に持ってきているため、あの白露すら下回る同格駆逐艦最低値である*2。
これを埋めるためか消耗品「特殊修理班」を備えているので活用しよう。
- 主砲
装填時間は3.7秒。Stordの4.0秒から短縮しており僅かながらDPMで勝っている。また、射程も11.0kmから11.8kmに微増しており火力と射撃機会は増している。
またStordを含む欧駆第2ツリー艦艇はAP弾を搭載出来ないが、本艦はAP弾を搭載出来る。使用する場面は限られるだろうが、腹を見せた軽巡洋艦のVPを狙うチャンスがあれば忘れずに弾を切り替えよう。
- 魚雷
本艦の魚雷はStordと異なり射程が7.5kmから10.0kmに延長され、雷駆のような運用が行える。また、魚雷発見距離は変わらないまま雷速が微増しているため当てやすくなっている。
一方で再装填時間が75秒から90秒に悪化している。再装填時間は同格他国艦と比較すれば並だが、欧駆ツリー艦艇のような連射する運用は少々難しい。しかし、射程が伸びたおかげで射撃機会が増えるため偏に悪いとは言えない。なお、魚雷の最大ダメージや門数などはStordと変わっていない。
- 対空
Stordと全く変わっておらず、貧弱な対空火力である。本家同様に対空のONとOFFの切り替えをしよう。
- 機動性
Stordの後期船体と同一。機動性据え置きのままTier7昇格しているため、米駆とまでは言えないが小回りは利く。
- 隠蔽
Stordは発見距離7.0kmだったが、本艦は7.5km(最良隠蔽6.8km)にまで悪化している。本家から見れば悪化しているが、同格の他国艦(主にツリー艦艇)と比較すると大半が7km台なのでそこまで差があるというわけではない。
それでもマッチングする駆逐艦によっては発見距離が1km以上の差が出る場合もあり得るため、相対する敵駆逐艦の発見距離を覚え適切な戦術を取る必要がある。
- 消耗品
本艦はStordと異なりエンジンブーストを搭載していない。
その代わりに駆逐艦としては非常にレアな特殊修理班を搭載している*3。 - 総評
Tier6のStordをTier7相応の火力に強化されている。また、欧駆第1と第2ツリーではなかった発煙装置と修理班の両方を備えており、緊急離脱するための煙幕や多少の失敗をカバーするHPの回復は駆逐初心者には優しく、熟練者ならタフネスに戦う事が出来る。
一方で本艦は隠蔽が良好な敵駆逐艦が相手だと隠蔽差で苦戦する典型的なTier7駆逐艦。欧駆第2ツリーの特徴でもある砲塔旋回の遅さも加味すると敵駆逐艦との遭遇戦ではワンテンポ遅れ気味になりがち。常に「差をどうやって埋めるか」を考えながら行動せねばならない。また、消耗品が2個しか備えていないため長期戦になればなるほど使える手段が乏しくなり苦しくなってくる。序盤でどれだけ有利な展開を築けるかがポイントとなる。
Tier7駆逐艦の扱いに慣れていないのであればオペレーションに特化した船に仕上げるのも十分あり。消耗品の使用回数も気にならない上に終盤まで戦えるタフな性能で戦果を上げられるだろう。
史実
小ネタ
編集用コメント
- テストサーバの性能調整(魚雷、特殊修理班)を反映。 -- 2023-11-03 (金) 15:12:05
- 褒賞の情報から性能調整(主砲、魚雷)を反映。 -- 2023-12-14 (木) 02:08:10
- 消耗品の準備時間と有効時間が逆になっていたのを修正 -- 2023-12-14 (木) 22:19:35
- 消耗品の回数が一つ多かったので訂正 -- 2023-12-25 (月) 23:22:11
- 入手したので解説を記載してみました。 -- 2023-12-20 (水) 02:51:52
- ちょっと修正しました。 -- 2023-12-20 (水) 09:46:11
- 賛辞+1 -- 2023-12-20 (水) 10:05:56
- 解説を加筆更新してみた。ただ全体的には言い回しぐらいで中身に手を入れたのは、抗堪性と消耗品ぐらい。あとStrodへのリンクがワードのたびに出てきたので、少し間引かせていただいた。隠蔽性の悪さはもう少し書いた方が良いかなと思ったけど、ちょっと思いつかんかったのでそのまま。 -- 2023-12-26 (火) 01:50:49
コメント欄
- 耐久が低すぎる。んで強化修理班持ちなのか?個人的経験から言えばこういう短所が長所を打ち消す形でバランス調整してる艦は弱い。門数が多いけど精度が低い肥前とか典型的な例。 -- 2023-09-17 (日) 19:44:55
- 元がT5相当の耐久なのにそのままT7に持ってきたんかい・・・もし手に入れても使いこなせる自信ないわ -- 2023-09-18 (月) 00:03:02
- んん~???何も強みがなくない?この艦の趣旨がわからん.... -- 2023-12-14 (木) 02:58:52
- 隠蔽と魚雷装填速度が悪化する代わりに、魚雷射程が伸びてAP使えるようになって装填も早くなったストルド、って感じ…? あ、消耗品もエンブ失った代わりに特殊修理班もってるのか。これあれだな、本家との比較ならオペレーション(というかPvE)向けに調整された感じするな。 -- 2023-12-14 (木) 03:49:31
- 特徴挙げるなら特殊修理班考慮しなけりゃHPは同格ダントツ最低。ただし修理を最大効率で使えるなら実質HPはZ-31に迫る。隠蔽悪いんでそれでも相当辛いだろうけど -- 2023-12-14 (木) 09:32:41
- 補足:艦長の都合で採用の多いであろう管理スキルや旗補正考慮するなら実質HPは多分同格トップ。全然タフに見えんけど -- 2023-12-14 (木) 09:37:12
- huronのこと忘れないで...まあ煙幕の分こっちのほうが実質耐久出来そうだけど -- 2023-12-14 (木) 22:31:07
- 消耗品の"有効時間"と"準備時間"が逆な気がする。いじれる人いたら直してあげて。 -- 2023-12-14 (木) 10:30:37
- 同じTierで味付け変えたシャルン'43と違ってツリー艦のT6をクラスアップしてT7のプレ艦にした事で色々と無理してるよね。元来調整下手なWoWSの開発がプレイヤーにも納得できるような調整に落とし込めたかは疑問だよね。 -- 2023-12-14 (木) 10:46:43
- 英艦tier6のイカルス(icaus)兵装を欧艦に搭載し、砲装填と魚雷にバフをつけた感じかな?ただ同tierの欧艦と比べると2,3,4番砲が単砲と貧弱になり1射7発が4発なのが悲しい、乗るか乗らないかは未発表の消耗品と魚雷発射角度しだいかな。 -- 2023-12-15 (金) 14:09:53
- 魚雷の威力も無いし装填が早い訳でも無いし、驚異に感じないのは気のせいか? -- 2023-12-15 (金) 15:00:48
- シャルン'43はまあそれなりに使える調整で誰でも貰えるステージで配布してて、T6のツリー艦をT7のプレ艦にして最終20ステージ目の然も課金してないと入手出来ない「ほど」の船か?というと違うようには思う。 -- 2023-12-15 (金) 18:15:37
- エンジンブーストと魚雷装填そのままでもよかったろ…… いくら砲の装填に強化が入ったとはいえ120mmの4門では主砲をメインにできないし、あまり火力出せないしで、乗るのが割と苦行 -- 2023-12-22 (金) 14:48:22
- まだ3戦ぐらいしかしていないが、火力が出しづらい・・・が、ボトムになっても生きていれば回復でしぶとく粘れる。ただ、これを楽しいかと言われると人によって意見は割れると思う。 -- 2023-12-26 (火) 02:01:33
- 隠蔽が悪化したのがだいぶ痛いのが第一印象。回復があるからだいぶ戦えるが確実に先手をもらわれる機会が増えた(特に格下砲駆)。DPMが突出してるわけでもないから逃げれず即死が多い。距離感を理解して戦わないとまず楽しめない船。(距離感を理解しても強いわけではないのがこの船) -- 2024-01-04 (木) 12:42:38
- 魚雷の前方射角が無印stordよりかなり良い。ただ、ゲーム中に魚雷発射管を見るとわかるが前方まで指向できてない。恐らくバグなので、手に入れた兄貴は今のうちに使おう。 -- 2024-01-04 (木) 17:45:09
- 前方まで指向できないから魚雷流した後に魚雷が動くよ。イギリス戦艦第二ツリーの魚雷とかと同じ。 -- 2024-01-04 (木) 19:08:16
- 有識者ありがたや... -- 2024-01-04 (木) 19:40:03
- 前方まで指向できないから魚雷流した後に魚雷が動くよ。イギリス戦艦第二ツリーの魚雷とかと同じ。 -- 2024-01-04 (木) 19:08:16
- 演舞無いの悲しすぎる -- 2024-01-10 (水) 20:28:58
- モク撃ちで戦艦を燃やすのが最適かな。発火率8%と優秀だしこいつの強みそれぐらいしかなさそう -- 2024-02-17 (土) 02:48:26
- 浸水も使うと良いよ せっかく特化で84ノット出る魚雷持ってるんだ -- 2024-02-17 (土) 04:55:10