Tier 4 イギリス 軽戦車 (略称:Cruiser IV / 日本語表記:クルーザー・マークIV)
↑ Cruiser Mk. IV + QF 2-pdr Mk. IX
↑ Cruiser Mk. IVA + QF 40 mm Mk. VI Bofors
スペック(v1.22.0)
車体
耐久値 | 495⇒520 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/14/14 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/20 |
重量(初期/最終)(t) | 14.75/15.09 |
実用出力重量比(hp/t) | 26.17 |
本体価格(Cr) | 141,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称(通常砲) | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 | |
QF 2-pdr Mk. IX | 27.27 | AP APCR HE | 64 121 23 | 45 45 60 | 1,227 | 0.36 | 1.9 ⇒1.7 | 792 990 792 | 240 | 25 1,200 15 | 130 | -15°/+20° | |
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名称(半自動砲) | 連射弾数/間隔(s) | 弾倉交換時間(s) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 弾倉合計攻撃力 | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 弾倉/総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | |
40 mm Pom-Pom | 2/0.5 | 5.5 | AP APCR HE | 49 71 23 | 45 45 60 | 180 | 0.43 | 1.9 | 732 915 732 | 4/360 | 30 800 15 | 160 | |
QF 40 mm Mk. VI Bofors | 2/0.5 | 7 | AP APCR HE | 86 112 23 | 60 60 75 | 240 | 0.43 | 1.9 | 829 1,036 829 | 4/240 | 30 1,200 15 | 470 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Cruiser Mk. IV | 14/12/14 | 42 | 330 | 2,650 |
---|---|---|---|---|
Cruiser Mk. IVA | 30/12/14 | 42 | 340 | 2,650 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Nuffield Liberty Mk. II | 340 | 20 | 383 |
---|---|---|---|
Nuffield Liberty Mk. III | 395 | 20 | 383 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Cruiser Mk. IV | 15 | 35 | 4,500 |
---|---|---|---|
Cruiser Mk. IVA | 17.1 | 38 | 4,500 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 11 | 350 | 40 |
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WS No. 9 | 375 | 40 |
WS No. 19 Mk. I | 400 | 40 |
WS No. 19 Mk. II | 450 | 40 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 15.39% | 3.46% |
移動時 | 11.57% | 2.6% |
派生車両
派生元 | Cruiser Mk. III(LT/3,500) |
---|---|
派生先 | AEC Armoured Car(MT/10,200) / Covenanter(LT/12,300) |
開発ツリー
QF 2-pdr Mk. IX (初期/6,000) | ━ | 40 mm Pom-Pom (1,000/20,000) | ||||
Cruiser Mk. IV (初期/1,460) | ━ | Cruiser Mk. IVA (1,325/3,800) | ━ | QF 40 mm Mk. VI Bofors (1,200/24,000) | ━ | AEC Armoured Car (10,200/415,000) |
WS No. 11 (初期/600) | ━ | WS No. 9 (610/3,600) | ━ | WS No. 19 Mk. I (1,480/15,000) | ━ | WS No. 19 Mk. II (3,600/21,000) |
Nuffield Liberty Mk. II (初期/500) | ━ | Nuffield Liberty Mk. III (1,100/11,500) | ||||
Cruiser Mk. IV (初期/1,340) | ━ | Cruiser Mk. IVA (1,330/3,800) | ━ | Covenanter (12,300/410,000) |
車両に関する変更履歴
v0.9.13 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 車輌Tierを3から4に変更 Cruiser Mk. IVサスペンションの価格を670Crから1,340Crに変更 Cruiser Mk. IVAサスペンションの価格を1,900Crから3,800Crに変更 Cruiser Mk. IVAサスペンションの研究に必要なEXPを330から1,330に変更 Cruiser Mk. IVサスペンションの移動に伴う照準拡散を17%ダウン Cruiser Mk. IVAサスペンションの移動に伴う照準拡散を14%ダウン Cruiser Mk. IVサスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を17%ダウン Cruiser Mk. IVAサスペンションの車体旋回に伴う照準拡散を14%ダウン Cruiser Mk. IV砲塔の視認範囲を320mから330mに変更 Cruiser Mk. IVA砲塔の視認範囲を330mから340mに変更 QF 2-pdr Mk. IXの総弾数を130発から240発に変更 40 mm Pom-Pomの総弾数を200発から360発に変更 QF 40 mm Mk. VI Boforsの総弾数を120発から240発に変更 修理費用を11%アップ 収益性を13%ダウン Cruiser Mk. IVサスペンションのTierをIIからIIIに変更 Cruiser Mk. IVAサスペンションのTierをIIIからIVに変更 車輌の価格を41,000Crから141,000Crに変更 Cruiser Mk. IV砲塔のTierをIIからIIIに変更 Cruiser Mk. IVA砲塔のTierをIIIからIVに変更 Cruiser Mk. IV砲塔の価格を730Crから1,460Crに変更 Cruiser Mk. IVA砲塔の価格を1,900Crから3,800Crに変更 Cruiser Mk. IV砲塔時のHPを210から495に変更 Cruiser Mk. IVA砲塔時のHPを230から520に変更 |
v1.9.1 | QF 40 mm Mk. VI Boforsの着弾分布を0.41mから0.43mに変更 QF 40 mm Mk. VI Boforsの装填時間を6秒から7秒に変更 QF 40 mm Mk. VI Boforsの貫通力(mm)を63/101/23から86/112/23に変更 QF 40 mm Mk. VI Boforsのダメージを50/50/60から60/60/75に変更 |
v1.22.0 | 派生先にAEC Armoured Carを追加 |
解説
- 概要
v0.8.1で追加されたTier4のイギリス軽戦車。
大戦初期、Cruiser Mk. IIIをベースに開発・量産された装甲強化型の巡航戦車である。
v1.9.0でTier3からTier4へ格上げされ、性能の調整を受けた。 - 火力
相変わらず俯角が-15°も確保できるので、ハルダウンを上手く使って被弾を避けたい。
Pom-Pom砲と新型のQF 40 mm Mk. VI Boforsは、2連射で2発装填の砲となっている。自動で連射される2発目はよほど近づかない限り命中しないが、上手く2発とも貫通させることができれば瞬間火力とDPMを両立した優秀な砲となる。
場合によっては2ポンド砲を使った方が安定したダメージを見込めるので好みによって選択しよう。- QF 2-pdr Mk. IX
Cruiser Mk. IIIから引き続き使用することになる2ポンド砲。
精度が0.36と非常に優れており、長距離からでも弱点を狙えるため遠距離戦ならQF 40 mm Mk. VI Boforsよりこちらに分がある。 - 40 mm Pom-Pom
Cuiser IIIから引き継いだ40mm機関砲。精度やリロードが大きく改善されている。
とはいえ貫通力はまったく足りておらず、このTierまで来ると使用できるものではない。 - QF 40 mm Mk. VI Bofors
新規開発の40mm機関砲。搭載には改良砲塔と改良履帯、または改良型装甲材が必須となる。
サックリと説明するなら40 mm Pom-Pomから貫通力・単発火力を強化したモデル。
弾倉ダメージは240と高く、すべて貫通すれば重戦車すらも3弾倉で撃破可能な威力を誇る。
貫通力も軽戦車としては良好で、きちんと当たれば重装甲車輌や格上以外には弾かれにくいが、精度が悪く照準がバラけやすい機関砲という事から全弾がちゃんと命中しない事も多い。
- QF 2-pdr Mk. IX
- 装甲
前身の装甲強化型らしく前面装甲だけは一定の改善を見せたものの、やはり軽戦車らしく装甲は薄め。- 砲塔
前身の後期砲塔から引き続き、側面に4mmの増加装甲を装備している。
初期砲塔は16mmの外側防盾・14mmの内側防盾の二重防盾構造となっているが、わずかに重なっている部分でさえ30mm相応でそれ以外の部位は一律14mmなので無理に使い続けるような代物ではない。
改良砲塔の正面は30mmの一枚板構造。キューポラも全周30mmになっているため弱点ではない。 - 車体
正面装甲だけは厚くなったが、30mmなのは操縦席(中央の箱)前面のみで他は20mmなので過信は禁物。
側背面は前身と変わらず全周14mmと薄い。
- 砲塔
- 機動性
Cruiser Mk. IIIとほぼ変わらないが、旋回性は一応の改善を見せている。 - その他
エンジンやQF 40 mm Mk. VI Bofors以外の砲はそのまま引き継ぐことができる。
視認範囲は平凡であり、隠蔽性もこのTierではやや低め。しかもTier4にもなって移動時に隠蔽率が低下する。他にTier4軽戦車では、重戦車に近いAMX 40しか同じ性質の車輌はおらず、装甲があるわけでもない本車には厳しい足枷となる。
偵察任務をこなすのはかなり厳しいだろう。 - 総論
Tier3からTier4に格上げされ、HP・貫通力・単発火力・照準拡散・視認範囲などが強化された。
他の軽戦車に比べると火力は高いが、やはり移動時隠蔽率の低下は運用上大きな違いとなる。偵察は難しいので、中戦車的に運用して瞬間火力を活かせる場面を多く作っていきたい。
史実
- 概要
巡航戦車 Mk.IV(Tank, Cruiser Mk.IV)は、第二次世界大戦中にイギリス陸軍が使用した巡航戦車である。
巡航戦車 Mk.IIIに増加装甲を施した小改良型で、大戦直前に665両が生産され、主に大戦初期に使用された。
- 開発と生産
1936年から1937年にかけ、イギリスは、アメリカのクリスティー式戦車を元にした巡航戦車 Mk.III(A13)を開発、採用したが、Mk.III は最大装甲厚が14mmと、はなはだ軽装甲であった。
Mk.IIIの量産が開始されて早々の1939年初め、巡航戦車の最大装甲厚を30mmまで高める訓令が出された。
A13試作車を使って試験を行った結果、主要部の装甲増加は速度性能にさほどの影響が出ないことが確認され、この増加装甲型A13 Mk.IIが巡航戦車Mk.IVとして採用された。
装甲が強化されたのは主に砲塔部で、特に側・後面は中空方式に増加装甲が装着された。
このため見かけ上、砲塔は大型化されたが、基本形状は同一である。
カタログデータ上、最高速度等に変化はないが、重量増加の分、機動性は若干低下したものと見られる。
巡航戦車 Mk.IVの開発・採用は、Mk.III量産開始の直後であったため、Mk.IIIは65両と比較的少数生産に終わり、1939年中にはMk.IVの生産が開始され、665両が作られた。
また、Mk.IIIの一部はMk.IV仕様に改修された。
砲塔の同軸機銃は当初はMk.IIIと同じビッカース.303だったが、後にベサ機銃に換えられた。
ベサ機銃搭載型は巡航戦車 Mk.IV Aと呼ばれる。
2ポンド砲の替わりに3.7インチ榴弾砲を搭載した近接支援型、巡航戦車 Mk.IV CSも少数製作された。
また、Mk.IV、Mk.IVAともに、砲塔防盾部にも増加装甲カバーが装着されたものもある。
- 戦歴
巡航戦車 Mk.IV は、巡航戦車 Mk.I~IIIとともにフランスへ送られたイギリス海外派遣軍の第一機甲師団に配備されて、1940年、初陣を迎えた。
残存車両は、その後、北アフリカ戦線でも初期に主力の一角として使用された。
引用元:Wikipedia
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