課金戦車

課金戦車

概要

まずはじめに、特に高Tier課金戦車の場合、初心者やまだこのゲームのシステムなどをよく理解できていない人が課金戦車を購入することは全くおすすめできない。少々言い方がきついが、いわゆる｢課金noob｣と呼ばれ邪魔者扱いされるのが殆どであり、自分のためにもチームのためにも(絶対に)やめておこう。
後述の通り、「使えば絶対に強くなる」という訳ではないため、買いたいと思う課金戦車と同じTierの通常戦車を開発し、なおかつゲームに関する知識を十分に身につけた上で購入することを強くおすすめする。(わからない単語などがあれば、用語・略語を参照)

• 購入・入手
  • 課金やゴールド(課金通貨。イベント等でプレゼントされる場合もあり)でのみ購入可能。プレミアムショップでのみ販売される場合と、ゲーム内でゴールド購入できる場合がある。
    • つまりクレジットでは購入不可。
    • プレミアムショップでしか買えない車輌がイベントでレンタルできることがあり、その時は車輌の研究の所にＧＯＬＤが表示されるが、購入の対象外と表示されていて購入は不可である。
  • 課金戦車はクライアント上やプレミアムショップで常時販売されているものばかりではなく、期間限定で販売される車輌も多い。欲しい期間限定販売車輌がある場合は、公式サイトを随時チェックする必要がある。
  • 自分用だけでなく他人にギフト(贈り物)としてプレゼントすることができる。
  • 既に所有している車輌を購入あるいはギフトで受け取った場合はその価格分のゴールドで支給される。
    パッケージに含まれる乗員、プレミアムアカウントなど車輌以外のアイテムはすべて受け取ることができる。
    参考：WGのFAQ
    • この場合のゴールド変換対象の車輌が割引されて販売されていると、変換後のゴールドも割引後の値段に合わせた額が支給される。（２５％割引の車輌を買うと充当ゴールドも約２５％減る。）
    • 正価で販売されている車輌をクーポン券を使用して購入した場合は、正価分のゴールドが支給される（ゴールドの購入には使用できないクーポンでゴールドを購入できる）。
    • ミッションなどの成功報酬としてプレゼントされることがあるが、そのときはほとんどの場合車輌価格相当のクレジットが支給される（戦車報酬などまったく支給されない場合もあるので注意）。
  • ごく一部の課金戦車は戦友付き男性乗員が手に入る。0周目のスキルとして戦友をパーソナルミッションで入手できる女性乗員と同様に取得済みであるが、1周目の未修得枠が存在しない。
  • プレミアムショップで販売されている時であっても「車輌タブで」「国籍を絞り込んでしまうと表示されず購入できなくなってしまう」車輌がいくつかあるので注意。

    イギリス	AC 1 Sentinel AC 4 Experimental	オーストラリア(イギリスの元植民地で独立後も英連邦の一員である)の戦車。 Centurion Mk. 5/1 RAACもオーストラリア戦車だが他のイギリス戦車と同じ扱い。
    日本	Edelweiss Nameless	戦場のヴァルキュリア(セガから発売されているゲームソフト)コラボの架空戦車。

  • 中には大昔の販売終了で入手不能の戦車・詳細不明の戦車も存在する。*1
  • 稀に課金戦車をトレードイン（下取り）して上位Tierの課金戦車を購入できるイベントがある。
    トレードインは下取りに出す車輌のGold額の半額を購入の補填に充てるというもの。ゲーム内で購入可能な車輌にしか適用されない為、プレミアムショップなどの車輌の購入には利用できない。
  • 同じ車輌であっても、商品によって値段と内容が異なることもある。
     
• 機能・性能
  • 通常戦車と比べてクレジット収入が多く設定されている上に、更に修理代が安く設定されている(半額程度)ので、結果としてクレジットが稼ぎやすくなっている。特に通常戦車(かつスタンダードアカウント)がTier7を境に収支が急激に悪化しTier8では赤字になっていくのに対し、Tier8課金戦車は最も効率よくクレジットを稼げる。
  • 通常戦車と比べて獲得できる経験値が多い。低Tierであるほど経験値ボーナスは大きくなる。

    Tier	経験値倍率		備考
    	取得経験値	搭乗員経験値	通常車輌の経験値比較
    2	1.7倍	1.5倍	Tier6戦車相当
    3	1.6倍		Tier7戦車相当
    4	1.5倍
    5	1.4倍
    6	1.3倍
    7	1.2倍		Tier8戦車相当
    8	1.1倍		Tier9戦車相当
    9	1.05倍		Tier10戦車相当
    10

    ※現在Tier1にはプレミアム車輌は存在しない。
    • 戦闘経験値ボーナスは車輌の平均経験値などの実績には影響しない。
    • 戦闘経験値ボーナスは戦闘結果ウィンドウでは「プレミアム車輌 Tier ボーナス」として別の列に表示される。ただし手に入るのは通常経験値だけでフリー経験値のボーナスは無い。
  • Tier9課金戦車は上記に加え、Tier10車輌と同様に少量のボンズが獲得できる。ただし2023年現在、常時販売されているTier9課金戦車は存在しない。
  • 購入時に既にエリート化されている(開発不要で入手直後から搭乗員訓練の促進モードを選択できる)が、逆に言えばモジュールが一切開発できず固定されているため、開発による性能向上の余地はない。特に、使用率の高い車輌は、多くのプレイヤーに弱点を攻められやすい。
  • 課金車輌は強化されることはあっても弱体化はされたことはない*2。単純な弱体化はもちろん、車種毎の共通の修正も受けていない。*3そのため発売当初はそれほどでも無い性能だった車輌が、年数を経るごとに同格の性能が低下し、結果的に強車輌となっていることもある。*4
    弱体化調整がされた場合はゴールドを返却する(らしい)*5。
  • 当初、課金戦車は基本的に同Tier通常戦車より何かしら(特に攻撃性能)、あるいは全体的に劣るように設定されており、「WoTはPay To Winでは無い」と宣伝されていた。一部車種のコメント欄でも当時の風潮が確認できる。現在でも課金車輌を買えば無条件で勝てるという訳では無いが、2017年ごろ以降に実装された、もしくは性能の調整が行われた車輌に関しては通常車輌と同程度以上の性能を誇るものが多い。特にTier8帯は車種も非常に多いため、課金車輌だけのマッチングも珍しくはない。
    • 強固な装甲と高い火力を持つObject 252U、Škoda T 56及びBZ-176重戦車、高い火力と旋回砲塔を持つRheinmetall Skorpion G駆逐戦車、高い機動力と強力な自動装填装置を持つLorraine 40 t、Progetto M35 mod 46及びBat.-Châtillon Bourrasqueオートローダー/オートリローダー中戦車。これらは高い勝率と使用率を誇る車輌として有名である。
    • こちらは少し特殊だが、leKpz M 41 90 mm GFはv0.9.18後、通常ツリーの軽戦車が軒並みnerfを受ける中、本車は影響を受けず、CWやSHに必須と言われるほどの強戦車となった｡
    • なおTier故にCW、SHには必要ないものの、同様に自走砲nerfを受けず、ずば抜けた火力と貫通力を得た105 leFH18B2や、軽戦車nerfを免れ、性能はそのままに偵察枠廃止による実質的なBattleTier減少を受けた結果、非常に高い攻撃力を持ちながらフランス軽戦車として標準的な隠蔽と機動力を持ったAMX 13 57などの強戦車が存在する。
    • Tier9課金戦車は通常車輌よりも弱く設定されている事が多い。
  • 遭遇戦や強襲戦の解禁は課金戦車では出来ない。該当Tierのツリー車輌の研究・購入が必須(遭遇戦はTier4戦車開発、強襲戦はTier6戦車開発)。
    • なお、パーソナルミッションや各種ミッションのTier条件は満たす。
  • 課金戦車は同じ国・同じ車輌タイプ（車種；軽戦車・重戦車など）の車輌の搭乗員を再訓練せずにペナルティー無しで使いまわせるので、搭乗員の成長に有用*6。ただし再訓練する場合はクレジット戦車と同様、タンクアカデミー以外ではプライマリスキルが減少する。詳しくは搭乗員へ。
  • 車輌によってはランダム戦においてマッチングの優遇措置がとられ、自分より2Tier(車両によっては1Tier)上のTierとは当たらない。(対象車輌は下記の通り、小隊を組んだ場合は適用が除外されて小隊仲間の最高の試合のBattleTierに左右されてマッチングする、試合のBattleTierは隊長かどうかは無関係である)
    • ごく一部の軽戦車(アメリカTier2のT2Lightなど)は逆のマッチング優遇(偵察枠)があったが廃止された。
    • マッチング優遇のある車輌は2014年のWZ-111以降一輌も実装されておらず、今後優遇措置のある車輌が出る可能性は極めて低い。
    • Tier4 Valentine II, Pz.Kpfw. B2 740 (f)
    • Tier5 Churchill III, Matilda IV, T14, Matilda Black Prince, Excelsior, KV-220-2, SU-85I
    • Tier6 TOG II*
    • Tier7 Panther/M10, E 25, AT 15A
    • Tier8 IS-6, FCM 50 t, KV-5, Type 59, T26E4 SuperPershing, 8,8 cm Pak 43 Jagdtiger, T-34-3, 112, WZ-111

「使えば絶対に強くなる」という訳ではないため、実力に見合わない使用はチームのためにも避けよう

• 販売の機を見て購入しておくこと自体は良い。*7ただし、Tierの高いものほど、自分の腕前、装備品、搭乗員、マップや戦法の研究、準備を十二分に整えてから参戦しよう。

ラインナップ

• 名称(戦車の名称)
• 車体装甲厚、砲塔装甲厚　(表記は『前面/側面/後面』、傾斜装甲の採用の有無、赤はもっとも厚い部分)
• 最高速度
• 砲塔、履帯、無線機の性能を表記
  ※課金戦車はモジュール変更不可

• Tier9課金戦車はサービス開始後長らく存在しなかったが、2021年8月27日のStrv Kを皮切りにいくつか実装されている。
• Tier10課金戦車はブラックマーケットやオークションイベントでのクレジット、フリー経験値、ゴールドのいずれかによるオークション方式でしか販売されたことがない。
• 自走砲の課金戦車は他の車種に比べて著しく少なくフランスの105 leFH18B2(Tier5）とイギリスのSexton I(Tier3)しかない。どちらも現在はゲーム内のストアでは販売されていないため、常時入手できる訳ではない。現状では、TS-54が使用できるアメリカ以外の自走砲の乗員を育成したいなら、他の車種の課金戦車で育成した後、自走砲に再訓練するのが一番手っ取り早い。

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