Progetto M35 mod 46

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier8 イタリア 中戦車 (課金戦車) / 略称:Progetto 46 / 日本語表記:35トン級戦車1946年型計画案

  • Progetto M35 mod 46
    Progetto_M35_mod_46-min.PNG
    特別3Dスタイル「サファリ・コラッツァート」

    progetto_m35_mod_46_3d_style.jpg
    1941年までイタリアの管轄下にあった東部アフリカをテーマにしたスタイル。
    カルカノ・モスケットM38ライフルやデビッド・ペデルソリ1886といったイタリア関連の銃器も搭載されている。

  • Mars

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,400
車体装甲厚(mm)60/30/20
最高速度(前/後)(km/h)55/20
重量(t)35
実用出力重量比(hp/t)18.63
本体価格9,900G相当
修理費(Cr)
超信地旋回
ロール支援型中戦車
 

武装

名称連射間隔(s)各装填時間(s)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力弾倉合計攻撃力精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)弾倉/総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
残弾数
Cannone da 90/50 T119E1210.8/8.1/7.2
(計:26.1)
AP
APCR
HE
212
259
45
240
240
320
7200.332.1929
1,250
732
3/45430
4,400
300
1,202-9°/+20°
0/1/2

※俯角は背面-4°

 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Progetto M35 mod. 4680/60/25363907,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
ID36S 6V CA652151,200
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Progetto M35 mod. 4640467,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
R52857067
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒×砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時11.97%2.85%
移動時9.01%2.14%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v1.0.0新規実装
v1.10.0装填時間(s)を12/9/8から10.8/8.1/7.2に変更
装填棒を装備不可に変更

解説(v1.0.0.2)

  • 概要
    v1.0.0.2で追加されたTier8のイタリア課金中戦車
    戦後初期、フランチェスコ・ロッシ将軍の要求に基づいて設計された35トン級戦車の計画案である。
    "Progetto(プロジェット)"とは、イタリア語で「計画」を意味する言葉*1
    本ゲーム初のイタリア戦車かつ自動再装填(オートリローダー)戦車であり、通常ツリーに先駆けて実装された。
     
  • 火力
    • Cannone da 90/50 T119E1
      1セット3発の90mm自動装填砲。
      オートローダーと同じく弾倉を持つが、あちらとは違い弾倉を全部撃ちきらなくてもそのまま一発ずつ装填が始まる独自の仕様。単発砲と自動装填装置を融合させてどちらとしても使える万能性がある。
      ただし、オートローダーとして見ると撃ちきり後の全弾装填までには時間がかかり、
      また、弾倉火力は720とやや物足りない値である。
      しかし、撃ち切り後の隙の少なさは欠点を補って余りある長所となる。
      普段は単発砲と同様の堅実な運用をしつつ、チャンスがあれば連射で大ダメージを狙おう。
      本車の貫通力・精度・照準拡散はオートローダーどころか単発砲として見ても非常に良好で、装甲面からも中・遠距離から撃ち込むスタイルを基本としたい。
      v1.10.0より装填棒が装備不能となったが、課金戦車ゆえに装填棒搭載時と変わらないDPMへ強化された。実質、拡張パーツの第4スロットが追加されたに等しい為、元々優秀だった本車輌にさらに磨きがかかる事になった。
       
      一発ごとのDPM

      ・3発装填完了から

      合計装填
      時間(s)
      合計
      攻撃力
      換算DPM
      1発7.22402,000
      2発15.34801,665
      3発26.17201,435

      ・弾倉0発から(撃ち切り後)

      合計装填
      時間(s)
      合計
      攻撃力
      換算DPM
      1発10.82401,333
      2発18.94801,378
      3発26.17201,435
      単発砲と同様に扱った場合、口径90mmクラスのTier8中戦車としては高めのDPMになるが装填棒が装備不能な為、拡張パーツを含めたDPMはやや低い。
      それでも他のオートリローダー戦車はDPMが低い(重戦車にいたっては悲惨)事を考えると課金戦車である本車輛はオートリローダーとしてはかなり優秀なDPMと言える。
      しかし、2発以上撃ってしまうと一気にDPMが下がり、継続火力としてはTier7以下のダメージ効率となる。
      弾倉の使いどころは間違えないようにしよう。
      また、撃ち切った後は単発砲としても極めて低いDPMとなるため、できる限り3発すべて装填完了した状態で運用したい。
       
  • 装甲
    正面であっても薄い。
    防楯は裏装甲の有無で変わるが、それ以外の部分は格下にも殆ど抜かれてしまうだろう。
    • 砲塔
      お椀型砲塔であるため砲塔側面や頭頂部での強制跳弾が稀に発生するが、狙って弾くことは難しい。防盾も80mmしかないため基本的に貫通されると考えていいだろう。
      ハルダウンの際はあくまで被弾面積を減らすための行動と割り切ろう。
       
    • 車体
      車体正面には傾斜が掛かっているので角度によっては稀に弾くが、砲塔同様にほとんど貫通される。
      側面は本装甲30mmに加えサイドスカート6mm+履帯20mmがあり、HEやHEATを防ぐこともある。
      砲塔とともに基本的にどこを撃たれても貫通するので、後述する機動性を使って撃たれない立ち回りを心がけよう。
       
  • 機動性
    出力重量比、最高速度ともに中戦車としてはかなり優秀。
    さらにマスクデータの履帯の接地抵抗が異常*2に高性能に設定されており、数値上倍近い出力重量比を持つAMX Chasseur de Charsと並ぶほどの機動性を有する。
    旋回性能はやや低いが、これに関してもそこまで気になるほどでは無く、回り込みから裏取りまで十分にこなせる高い機動性を持つ。
     
  • その他
    視認範囲は及第点だが、隠蔽性が中戦車としては少し低め。
    前述のとおり装甲も薄いことから、被発見から即致命傷・被撃破に繋がりかねないため退路の確保等には気を付けたい。
    また問題になることは少ないものの、無線機の通信範囲がやや狭いことも頭に入れておこう。
     
  • 総論
    高い汎用性とそこそこの瞬間火力を併せ持つ貴重な『課金』自動再装填(オートリローダー)戦車。複数発装填可能な車輌の中では随一の扱いやすさも相俟って、全車輌中第5位の使用率を誇る等人気の高い車輌となっている。*3フロントラインで見かけることも多い。
    しかし装甲や耐久、隠蔽率など生存性は並以下なので起伏や障害物が自らの装甲であると割り切り、その優れた機動性と砲俯角を活用し立ち回りでカバーしよう。
    マップや相対する車両性能などへの理解が深ければ深いほど本車のポテンシャルを引き出しやすく、他の車両以上に乗り手の性能が成績に表れやすい車両であると言える。
     

史実

「第二次大戦後に於いては重量が35トンまでの軽量車両のみが新しい戦争に有効である」と信じていたフランチェスコ・ロッシ大将の要求により開発された計画案。このような革新的なデザインは承認されませんでした。 イタリアが1957年6月に始まったドイツ・フランスとの「30t級標準戦車・共同開発計画」に参加した時点で開発が中止されました。最終的にイタリア軍にはレオパルト1のライセンス生産による配備となりました。

情報提供

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使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。


*1 語源・意味は英語のProject (プロジェクト)と同じ
*2 同格の半分以下の抵抗
*3 2019.1~2019.3の戦闘記録より引用