Tier 2 ドイツ 軽戦車 (課金戦車) / 略称: Pz. 38H
鹵獲元のHotchkiss H35とほぼ同じだが、キューポラの上部が切断されている。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 320 |
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車体装甲厚(mm) | 40/40/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 37/16 |
初期重量(t) | 10.57 |
実用出力重量比(hp/t) | 7.1 |
本体価格 | 750G相当 |
修理費(Cr) | 約550 |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
3,7 cm SA 38 L/34 | 26.25 | AP APCR HE | 41 64 18 | 40 40 45 | 1,050 | 0.4 | 1.71 | 705 881 705 | 200 | 14 800 8 | 70 | -8°/+15° |
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砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. 38H 735 (f) | 40/40/40 | 47 | 330 | 1,000 |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Hotchkiss | 75 | 20 | 200 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Pz.Kpfw. 38H 735 (f) | 14.5 | 40 | 3,050 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 8 (f) | 525 | 50 |
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乗員
1 | Commander(Gunner/Radio Operator/Loader) | 2 | Driver |
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拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 14.25% | 4.13% |
移動時 | 10.72% | 3.11% |
車両に関する変更履歴
v0.9.20 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 総弾数を100発から200発に変更 修理費用を50%ダウン HPを160から320に変更 |
解説
- 概要
Tier2のドイツ課金軽戦車。
課金戦車であるが、現在は販売終了している。
フランス軍のHotchkiss H35をドイツ軍が鹵獲して、無線増設等の改修を施した戦車である。
中途半端だったり一点特化型が多い課金戦車の中では、比較的性能に恵まれている。 - 火力
主砲の3,7cm SA 38 L/34は特別に強力な物ではないが、発射レートと照準速度のバランスが良く扱いやすい。
装甲の強さから安定した射撃を行い易い事もあり、結果的に攻撃面でも優れたパフォーマンスを発揮できる。 - 装甲
本車の最大の長所はその装甲の厚さにあり、全周40mmという重装甲を誇る。
特にTier2戦場では非常に堅固な防御力を発揮する。
数両の機関砲装備車相手ならば、囲まれても返り討ちにすることが可能である。
ちなみに、フランス通常戦車のHotchkiss H35と比べると、車体正面のハッチが弱点では無い、モデル形状の違いから車体背面天板を撃たれ難い等の差があり、実際の防御力はこちらの方がかなり高い。 - 機動性
装甲は優秀である反面、機動性には問題を抱えており、エンジン出力の低さが最大の欠点である。
最高速度こそ37km/hと標準的なものの、加速性は非常に劣悪で、平地では最高速度を発揮できない。
履帯の旋回性は良好な数値だが、出力の問題から車体の旋回も優秀とは言えないレベル。
ただし小柄な砲塔の旋回速度は優秀な為、接近戦への適性が低い訳ではない。 - その他
視認範囲330mはこのTierではかなり優秀。隠蔽性も良好であるため先手を打ちやすい。 - 総論
以上の様に、会敵した後の戦闘では強さを発揮するものの、機動性の低さから置いて行かれやすい。
マッチング対象にはBT-2やT2 Light Tankなど快速戦車が含まれている事もあり、主戦場から切り離されてしまうと復帰が大変な為、進攻ルートやマップには注意を払いたい。
尚、本車両は通常通りTier3までの戦場にも投入される。
対Tier3車両においては、装甲こそ互角なものの他の点で不利は否めない。
特に機動性の低さから自走砲や駆逐戦車には分が悪いといえよう。
敵として対峙した場合は集団で囲んで対処すること。
AP弾で攻める場合には、Hotchkiss H35のように弱点(乗員ハッチや、車体背面天板)を狙うという手段が有効ではないため、側面か正面をできるだけ垂直に近い角度で貫通40mmを超える砲弾で撃つ以外の手が無い。
上振れしても貫通力が40mmを超えないような砲弾であれば、砲撃ダメージは一切期待できないので、履帯切りや囮役に徹するしかない。あるいは残りHPが少ないなら全力ラムアタックでのトドメも検討しよう(ラムアタックで倒し損ねると残骸を盾に使われてますます倒しにくくなるため、要注意)。
75mm級の砲であれば、HE弾で乗員への被害を狙うのも作戦の一つ。本車は乗員が2名と少ない為、全乗員を負傷させて撃沈させる可能性もゼロではない。
史実
(Pz.Kpfw.38H 735(f)の車列。ドイツ軍によって追加された砲塔上のハッチは開いているが、車長が体を出しているのは砲塔後部にあるオリジナルのハッチである)
Pz.Kpfw.38H 735(f)とは、鹵獲したフランス陸軍のオチキス H38、H39軽戦車(H35軽戦車のエンジン強化型)に対してドイツ軍が付けた名称である。フランス軍は約1000両のオチキス戦車を生産し、ドイツ軍はそのうち約550両を捕獲、運用した。
ドイツ軍は鹵獲した本車を主に警備任務に従事させた。ドイツ軍で運用するに当たり、キューポラの上部を切欠き、ハッチを取り付ける改造が行われた。ハッチはもともと車長用の座席を兼ねる形で砲塔後部にもあったが、このハッチを使って外部を視察しながら戦闘を行うことは困難であり、キューポラからの視界は極めて限定されたものだったのである。
一部の車両は7.5cm Pak.40を搭載した対戦車自走砲や、強引に10.5cm砲を搭載した火力支援車両(参考)などに改造された。
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