Tier 2 アメリカ 駆逐戦車
↑小さな車体に大きな戦闘室、小さな砲というアンバランスな魅力を持つT18。
スペック(v0.8.4)
車体
耐久値 | 120 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 51/32/25 |
最高速度(前/後)(km/h) | 48/6 |
重量(初期/最終)(t) | 13.21/13.47 |
実用出力重量比(hp/t) | 25.98 |
砲塔旋回速度(°/s) | 44 |
視界範囲(m) | 240 |
本体価格(Cr) | 3,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr/G) | 重量(kg) | 俯仰角 |
37 mm AT Gun M3 | 28.57 | AP APCR HE | 56 78 19 | 40 40 50 | 1143 | 0.4 | 1.5 | 110 | 18 2G 10 | 82 | -5°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
75 mm Howitzer M1A1 | 11.54 | HE HEAT | 38 91 | 175 110 | 1375 (HEAT) | 0.53 | 2.3 | 42 | 56 7G | 138 | |
QF 2-pdr Mk. IX | 24 | AP APCR HE | 64 121 23 | 45 45 60 | 1286 | 0.38 | 1.7 | 80 | 25 3G 19 | 83 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Guiberson T-1020-4 | 245 | 12 | 331 |
---|---|---|---|
Continental W-670 | 262 | 20 | 256 |
Continental R-975-C1 | 350 | 20 | 500 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T18E1 | 14 | 18 | 3,000 |
---|---|---|---|
T18E2 | 15 | 22 | 3,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
SCR 200 | 265 | 40 |
---|---|---|
SCR 210 | 325 | 80 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | Class1 | × | × | × | |||||
Small | × | × | Vertical Coil Springs 1 Class |
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.3874 |
---|---|---|
移動時 | 0.2324 | |
発砲補正 | 0.3252 |
派生車両
派生元 | T1 Cunningham(LT/110) |
---|---|
派生先 | T82(TD/1,050) |
射界
射界 | 左15°/右15° |
---|
開発ツリー
37 mm AT Gun M3 (初期/8,350) | ━ | 75 mm Howitzer M1A1 (660/26,000) | ┳ ┃ | QF 2-pdr Mk. IX (500/17,200) |
SCR 200 (初期/180) | ━ | SCR 210 (330/1,980) | ┃ ┗ | T82 (1,050/30,000) |
Guiberson T-1020-4 (初期/5,000) | ━ | Continental W-670 (310/8,200) | ━ | Continental R-975-C1 (550/10,500) |
T18E1 (初期/270) | ━ | T18E2 (100/580) |
解説
- 概要
v0.6.5で追加されたTier2のアメリカ駆逐戦車。
v0.9.12のアップデートでバランス調整の上でTier3の自走砲T18 HMCへ変更され削除された。
強固な装甲とバラエティに富んだ武装により、駆逐戦車の前衛での運用と武器の特性を覚えるのに十分な性能を持っている。
……とはいえ、アメリカ駆逐戦車ツリーがこの先しばらく後衛向けばかりになるのはご愛嬌である。
- 火力
主砲は駆逐戦車らしく強力なものを使用可能。
最終砲はT18の専用装備なので、さっさと次に行きたい人は75mm Howitzer M1A1で開発を止めても問題はない。
- 75 mm Howitzer M1A1
貫通すればTier2以下の敵を一撃で吹き飛ばす威力を持つ、強力な榴弾砲。
このTierで対戦する戦車は装甲の薄い車両も多く、当たり所が良ければ正面からでもわりと貫通する。
またH35などの重装甲車両や、HPの多いTier3戦車に対しても充分なダメージソースとなる。
ただし弾速が遅いため、遠距離の偏差射撃には慣れが必要。
近距離正面戦闘なら大抵の同格戦車に通常弾で火力勝ちできるが、最終砲装備のT18にはダメージ負けする可能性が高い。
- QF 2-pdr Mk. IX
最終砲は装填速度に優れた初期砲の上位互換で、貫通・攻撃力・精度全てが向上している。
格上のTier3車両にも通用するため、安定してダメージを与えることが出来る。
75 mm Howitzerと違い弾速は速く、どちらかというと遠距離向けと言える。
ただし火力はTier相応にとどまる。
安定してこちらの正面装甲を抜いてくる格上相手との単純ダメージレースは避けたい。
- 装甲
前面装甲はTier2戦車としては破格の51mmを誇り、同格以下の戦車には弱点を狙われない限り鉄壁と呼ぶにふさわしい防御力を発揮する。
特に格下Tier1の戦車の主砲(通常弾)が正面を抜いてダメージを与える事は不可能に近い。
ただし、スペック表にある装甲厚は箱型の戦闘室の数値であり、他はそれよりも薄い上、その自慢の51mm装甲すら貫通力に優れる砲や金弾には抜かれてしまうので過信は禁物である。
上位Tier3戦車ともなると軽戦車の通常砲弾でさえ正面を抜いてくるようになるので、根本的に装甲に頼った戦い方はできなくなる。
- 機動性
エンジンの出力が高く加速に恵まれており、直線では軽戦車にも負けないスピードで進軍できる。
このため開始直後から戦線の展開が容易で、狙撃ポイントへも敵に先んじて移動しやすい。
しかし、旋回性能が今一つで後退速度も遅いため、敵戦車にまとわり付かれると非常に苦しい。
前進しすぎて味方から孤立、ということのないよう細心の注意が必要である。
- 隠蔽率
見た目の印象に反して隠蔽率は比較的高い。
このため、距離を取って茂みに隠れれば発砲するまではそう簡単には見つからない。
隠れる時は車体旋回でうっかり端っこがはみ出さないよう、やや大きめの茂みの利用が望ましい。
- その他
明確な弱点としては旋回性の悪さに加え、視認距離の短さ(240m)が挙げられる。
この数値は全車両中ワースト1(自走砲まで含めて)であり、孤立してしまうと「隠れていない敵にすら一方的に発見されて撃たれ、しかもこちらからは見つけられない」という事態が起こり得る。
また、俯角があまり取れないため、稜線を使ったハルダウンや撃ち下ろしはやや不得手。
背が高く下からの撃ち上げに対する被弾面積が広いため、高所でも高貫通の車両には警戒し、位置取りに注意する必要がある。
エンジンはM3 Stuart系列と共通、無線機は他のアメリカ中戦車・自走砲と共通なので、開発しておくとこれらのルートで多少楽ができる。
ー総論
弱点から、視界の確保できる味方との連携、速度を活かした陣地転換など複数の手筋を常に頭に入れておくべきである。
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史実
1941年11月、M3軽戦車の車台を用いた近接支援車両であるT18の開発が開始された。
この車両はM3軽戦車の砲塔と車体上部を撤去して車体下部を延長した戦闘室を備え、戦闘室右側に75mm Howitzer M1A1をM3中戦車から流用した砲架に搭載していた。
設計完了後に軟鉄製の戦闘室を持つ試作車2両が製作され、アバディーン性能試験場(APG)で試験が行われたが、背の高い戦闘室とフロントヘビーが原因で満足な性能を発揮せず、M5軽戦車に75mm Howitzer M3を搭載するM8自走榴弾砲の制式化が決定した1942年4月に本車の開発は中止された。
参考資料
『British and American tanks of World War Two』Peter Chamberlain, Chris Ellis
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