VK 20.01 (D)

Last-modified: 2020-08-28 (金) 19:17:49

Tier4 ドイツ 中戦車 / VK 20.01 D

VK2001D_Fruh.jpg
↑ VK 20.01 (D) + 5 cm Kw.K. 38 L/42
足回りの違う三号戦車といった印象。

 

VK2001D_Spat.jpg
↑ Pz.Kpfw. III Ausf. M + 5 cm Kw.K. 39 L/60
中空装甲化した大きく分厚い主砲防楯が頼もしい

v0.9.10まで

VK2001_stock.jpg
↑VK 20.01 (D)+5 cm KwK 38 L/42。足回りの違う三号戦車といった印象

 

VK2001_improved.jpg
↑Pz.Kpfw. III Ausf. M+7,5 cm KwK 37 L/24。大きく分厚くなった主砲防楯が頼もしい

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値510⇒540
車体装甲厚(mm)50/40/30
最高速度(前/後)(km/h)50/20
重量(初期/最終)(t)21.9/22.73
実用出力重量比(hp/t)17.60
本体価格(Cr)157,000
修理費(Cr)
超信地旋回
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
5 cm Kw.K. 38 L/4224AP
APCR
HE
60
96
25
70
70
90
1,6800.482.3685
856
685
17530
2,000
18
700-10°/+20°
5 cm Kw.K. 39 L/6024AP
APCR
HE
67
130
25
70
70
90
1,6800.42.3835
1,044
835
13530
2,000
18
700
7,5 cm Kw.K. 37 L/2413.95AP
HEAT
HE
43
87
38
110
110
175
1,5350.552.3385
308
385
9030
2,000
38
780

※改良砲塔は左右125°以降中空装甲が引っ掛かり俯角0°になるため注意

 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VK 20.01 (D)30/30/30443305,100
Pz.Kpfw. III Ausf. M57/30/30443305,400
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 11630020750
2 x Maybach HL 66 P360201,100
Daimler-Benz MB 809400151,100
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VK 20.01 (III)22.5388,000
VK 20.01 (D)25428,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 531050
FuG 741570
FuG 12710150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時15.85%4.37%
移動時11.91%3.29%
 

開発ツリー

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5 cm Kw.K. 38 L/42
(初期/8,570)
5 cm Kw.K. 39 L/60
(350/9,970)
VK 20.01 (D)
(初期/2,500)
Pz.Kpfw. III Ausf. M
(1,175/5,000)
7,5 cm Kw.K. 37 L/24
(800/10,450)
FuG 5
(初期/630)
FuG 7
(1,360/8,160)
FuG 12
(7,200/43,200)
Maybach HL 116
(初期/9,300)
2 x Maybach HL 66 P
(880/12,000)
Daimler-Benz MB 809
(1,400/17,500)
VK 20.01 (III)
(初期/15,000)
VK 20.01 (D)
(1,100/4,600)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.12HDモデル化
v1.9.05 cm Kw.K. 38 L/42の総弾数を100発から175発に変更
5 cm Kw.K. 39 L/60の総弾数を90発から135発に変更
7,5 cm Kw.K. 37 L/24の総弾数を50発から90発に変更
修理費用を35%ダウン
収益性を7%ダウン
VK 20.01 (D)砲塔時のHPを310から510に変更
Pz.Kpfw. III Ausf. M砲塔時のHPを350から540に変更
コレクション車輌に移行

解説

  • 概要
    v0.8.5で追加されたTier4のドイツ中戦車。(コレクション車輌
    Pz. III JPz. IVの後継とするべく、ダイムラー・ベンツ社が開発した20トン級試作戦車である。
     
    Pz.Kpfw. III Ausf. Jとほぼ同じ外見をしているが、若干の機動力や装甲の差異から運用方法はやや異なる。中戦車ツリーの同Tierという事からも、何かと比較対象にされる不憫な車両。
     
  • 火力
    主砲はPz.Kpfw. III Ausf. Jから初期砲と機関砲を抜いたラインナップ。
    殆どの武装を別ルートと共用できる反面、他国と比較して貫通力不足に悩まされる点も共通している。
    最終砲候補は以下の二つ。
    • 5 cm Kw.K. 39 L/60
      同じTierの多くの車両で搭載できる砲。
      ゲーム内では軽戦車が扱える事もあり、性能のバランスはともかく中戦車が扱う砲としては力不足な面が目立つ。特にAP弾の平均貫徹力67mmは同格相手にも不安が残る。
      本砲の真価は課金弾(APCR弾)にあり、倍近くに達する貫徹力はTier5重戦車は勿論、Tier6相手でも弱点を狙えば安定して通用する。
      ただし弾薬費が高く、遠距離では距離減衰により思ったほどの貫通力が得られない事に注意。
      DPMは平均的と言えるが、単発の低さから発射速度が早いため、中戦車らしい足回りを活かして手数で稼いでいきたい。
       
    • 7,5 cm Kw.K. 37 L/24
      AP弾の平均貫徹力が僅か43mmしかなく、HE弾とそれほど差が無いため使い道は皆無。基本的にHE弾での運用がメインになる。
      最大50%ダメージでそこから相手の装甲厚によって威力が下がるが、当たれば(相手の装甲が厚すぎない限り)とりあえずダメージを与えられる。砲精度が0.51mと劣悪で榴弾砲独特の弾道のため移動目標に当てるのはやや難しく、5cm砲と比べて連射も効かない。しかしT-28T67のような強力だが装甲の薄い敵、軽戦車や自走砲に対しては十分ダメージソースとなるだろう。
      また、貫通力は87mmと低めだが確実に110前後のダメージを与えられるHEAT弾の使用も、敵の装甲や弱点を完璧に把握した上では悪くない選択肢である。
       
  • 装甲
    車体は正面が50mm・側面40mm・背面30mmとバランス良く配置されている。しかし、正面でも同格以上には容易く貫通されるレベル。攻撃時など身を晒す時は昼飯の角度を取ったり、障害物を利用するなどして少しでも貫通の可能性を減らそう。
    一方で、改良砲塔正面は20mm+50mmの防盾部で70mm相当で外周の砲塔装甲が重なる部分は+50~57mm、砲塔付け根部分やキューポラも57mmと比較的硬く、俯角も-10°と良好でハルダウンがそれなりに有効。車体さえ隠してしまえば同格の砲は勿論、当たり所が良ければTier5重戦車の砲も弾くことがあり、そこそこ頼りになる。ただし、砲塔装甲が重なる部分はあまり広くはない上にキューポラはかなり大きめに設置されているため、過信は禁物である。強気に出られるのは同格までと考えた方が良い。
     
  • 機動性
    最高速度は50km/hではあるが、最終エンジンでもIII号の440馬力より低い400馬力であり、加速が良いとはいえず中戦車の域を出ない。前車が軽戦車な事もあって余計にギャップを感じるかもしれない。
    一方で砲塔・車体の旋回速度は良好であり、旋回の遅い無砲塔駆逐戦車には積極的にNDKを仕掛けていけるだろう。
    ちなみに最終エンジンはディーゼルエンジンで、消耗品のガソリンが積めない代わりに発火率が低くなっている。
     
  • その他
    通信機はPz.Kpfw. III Ausf. Jと同様で、最終通信機のFuG 12は通信距離710mと優秀。
    これから先も長く使え、重戦車や駆逐戦車の大半にも使い回しが利くためここで開発しておいて損はない。
     
  • 結論
    本車は中戦車の域を出ず、LT寄りの運用もできるPz.Kpfw. III Ausf. Jと比べると尖った部分が無い中戦車らしい戦車となっている。主砲は同格戦車と比べても若干の不満を覚えるが、砲塔正面が厚くハルダウンを中心に中戦車らしく戦えば、それなりの活躍も期待できるだろう。
     

史実

第2次世界大戦の開戦に先立ち、当時の主力戦車であるIII号戦車と火力支援を任務とするIV号戦車を一本化した20t級の後継中戦車の開発過程で、ダイムラー・ベンツ社によって設計された試作戦車。
その後、東部戦線に登場したT-34の出現で戦車開発を取り巻く状況と、要求される性能が大きく変わり、
30t級に設計変更して名称もVK30.01(D)へと変更されて行くことになる。

情報提供

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