昼飯/豚飯について

Last-modified: 2017-08-21 (月) 16:05:04

昼飯/豚飯について

昼飯/豚飯とは、敵に射線に対して角度をつけて対峙することで、避弾経始(通常の装甲よりも厚い箇所を作り出し、砲弾の運動エネルギーを分散させること)の効果を作り出すテクニックです。

 

史実でも戦車の装甲に傾斜をつけることで、垂直の装甲よりも装甲厚が厚くなるように工夫がされました。
しかしながら、WoTでは第一次世界大戦以降、第二次世界大戦前後を中心に世界が構築されているため、必ずしも傾斜のある車両ばかりというわけではありません。(特に低Tierは垂直装甲が多い状態です。)

 
 

注意点

本テクニックは、すでに傾斜装甲のある車両だと、角度によっては逆に垂直になりダメージを受けやすい可能性があります。
特によく使う重戦車などは、予めどの角度を取るべきかを調べておくと良いと思います。
また、遮蔽物の後ろなどで角度を取る場合、車両の長さ×2くらいのスペースがないと、「飛び出しうちをしようとしている仲間車両が邪魔になる&仲間車両からも邪魔になる」ので注意です。
後方スペース・車両の確認をしつつ、うまい立ち回りをしましょう。

 
 

昼飯とは

昼飯とは、正面が硬い車両などで使われるテクニックで、車体を時計の針に見立て、時計の文字盤で12時を起点として、1時もしくは11時の方向に傾けることで、装甲に角度を持たせ、防御効果をあげるテクニックのことです。
なお、平地でも有効ですが、遮蔽物があれば、多くの戦車の弱点である車体下を隠しつつ敵と対峙できるため、さらに有効なテクニックとなるでしょう。
ただし、上述の注意点にあるように、すでに傾斜がついている車両は、自身の車両をしっかり確認してから行う必要があります。

 

計算式としては、実質装甲厚=実際の装甲/cosθ(θは砲弾の入射角)
例は本家Wikiから拝借して記載します。

 

ドイツ/TigerI 100mmの垂直装甲の場合
①45度の傾斜角度を付けた場合、100÷cos45度により、実質装甲厚は141.2mmになります。
 つまり、本来なら100mm以上で抜けるところが、140mm以上でないと抜けなくなる換算です。

 

②さらに同車両が30度の傾斜角度を付けた場合、100÷cos(90度-30度)で100÷cos60度となります。
 cos60は1/2なので、100÷1/2で200mm!実質200mmもの装甲厚になるという計算です。

 

というわけで、垂直装甲であればあるほど単純な計算になるため、角度をつけることは有効です。
傾斜の場合はこれに傾斜角度を入れたうえで、計算しないといけないので注意です。

 
 

豚飯とは

こちらは側面装甲を生かすテクニックです。
側面で弾くのを主体としていますが、履帯の空間装甲も生かせる場合あるので、車両によっては非常に有為なテクニックです。E50などの硬い車両にはオススメです。
ただし、チャーチルなど、履帯裏に弱点のある車両の場合は、履帯をさらしていること自体が危険なので、注意しましょう。

 
 

参考画像

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