隠蔽率/15mルールについて

Last-modified: 2017-09-20 (水) 12:18:43

車輌の発見ポイントとは

 

車輌には8か所の"Visibility Checkpoint"(発見ポイント)が設定されてます。

 

・砲塔付け根
・車体前部
・車体横(真横に2箇所)
・砲塔横(2箇所)
・砲塔天板
・車体後部

 

visipoint.jpg

 

そのどれかが相手の視認範囲に入った場合、車輌発見!となります。
なお、そのポイントをマップ内の茂み、建物などのオブジェクトで隠すことで、視界範囲内でみられない場合があります。

 
 

隠蔽率とは

 

本ゲームには、見つかりやすさ(被発見距離)を表す「隠蔽率」があります。
車両特性にある、「静止中の車輌隠蔽率」「移動中の車輌隠蔽率」というものです。
数字は前の方が未発砲時、後ろの方が発砲時の数値となり、この値が大きければ大きいほど、見つかりにくいという指標になります。
この隠蔽率の関係で、隠蔽率が高い車輌、停止している車輌などは、視界範囲内でも補正がかかり見つけられなかったりします。

 

170920_rule.jpg

 

車輌の隠蔽率を上げるもの

 

車輌自体の隠蔽率を上げる効果として、拡張パーツ(迷彩ネット(Camouflage Net))の装備、乗員スキル(カモフラージュ(Camouflage))の習得、塗装の3つがあります。

 

迷彩ネットの特徴

迷彩ネットは、車輌種別により効果が異なります。

 

駆逐戦車: +15%
軽・中戦車: +10%
重戦車、自走砲: +5%

 

なお、乗員スキルと違い、停止時にしか効果がないため、少しでも動くと取れちゃいます。

 
 

カモフラージュスキルの習得について

乗員のカモスキルは全乗員が習得可能で、習得を開始した時点から効果がありますが、全乗員のスキル値の平均の数式が設定されています。
{(0~100)*0.375}%増加→ゲーム内表示の隠蔽性に換算すると倍の{(0~100)*0.75}%となり、100%の場合は、1.75倍隠蔽率を上げる効果があります。

 

なお、ゲーム中に乗員が戦闘不能になった場合は、その乗員分のスキル値は0として扱われます。
迷彩ネットと異なり、固有の隠蔽率に補正がかかる&移動中も補正がかかるため、もともと隠蔽率の高いLTやTDなどに効果的なスキルです。

 
 

塗装について

ゲーム内ガレージから、車輌に塗装が可能です。
塗装は季節やマップにより、3種類の塗装があり、ランダム戦をやるなら全部付けておいた方が良いです。
塗装効果は、4%の隠蔽率UPなので、非常に有用です。

 

exterior_remove.jpg

 

なお、期限により、ゴールド/クレジットでの購入方法があります。
・無期限 → 車輌のTier×25ゴールド
・30日間 → Tier×10000クレジット
・ 7日間 → Tier×2500クレジット

 
 

オブジェクトによる隠蔽効果について

 

茂みの利用

隠蔽率をさらに上げる効果として、マップ上の茂みを活用することが重要です。
茂みには車輌の発見ポイントを隠す効果があるため、車輌の発見ポイントを理解し、うまく埋まりましょう。
※多少車体が出ていても、車両の発見ポイントが茂みに埋まっている場合、見られません。
 自車輌の形状をしっかり確認し、最適な茂みを選択することも重要です。

 

なお、更に茂みには15mルールというものがあるため、その内容は後述します。

 
 

木や倒木の利用

丘の上や、起伏の部分に木がある場合、「葉っぱ」箇所については茂みと同じ効果があります。
また、v8.2より倒木にも隠蔽効果が追加されることになっています。
ただし、こちらも幹の部分は判定外で、葉っぱの部分が対象となります。
なので、倒す方向をしっかり考慮して、茂みと同じ効果を作れるようにしましょう。

 

※なお、SPGやTDは倒木やオブジェクトの破壊に注目していることが多いため、倒した後は少し下がったりして、安全を確認してから隠蔽を開始した方が良いです。

 
 

その他オブジェクト

建物や稜線など、ちょっとした起伏なども、車輌の形状や活用の仕方によっては隠蔽効果が得られる場合もあります。
車輌の発見ポイントを理解し、うまくハルダウンなどを利用するのも1つですね。

 
 

15mルールについて

 

前置きが長くなりましたが、最も重要な15mルールについて説明します。
茂みや倒木など、隠蔽効果のあるオブジェクトには、そのオブジェクトが視界を遮っている「15m以内の車輌への隠蔽率を上げる」という効果があります。
この効果は発砲時にも適用され、最大で64%もの隠蔽ボーナスが付与されます。

 

170920_rule3.jpg

 

なお、15mルールのポイントは以下の通り。

 

茂みなどが透過しない距離が15m

茂みが薄くなっている場合は、15mルールが適用されていません。
相手が見づらくなりますが、茂みのグラフィックが完全に表示される距離まで下がりましょう。

 

170920_rule1.jpg

 

170920_rule2.jpg

 

茂みがある方角以外に注意

当たり前のことですが、茂みの前方の敵には効果がありますが、左右後方など、茂みがない部分は丸見えです。
純粋に発砲せずに偵察・隠蔽だけしたい場合は、茂みに入ってしまうことをオススメします。

 

170920_rule4.jpg

 

強制発見距離に注意

車輌は高低差やオブジェクトの有無に限らず、50mの距離まで接近されると車輌が発見されます。
これはどれだけ茂みに隠れていても、隠蔽率が高い車輌でも適用される強制ルールです。