Object 704

Last-modified: 2018-01-05 (金) 19:13:35

ussr.obj._704.png

Tier 9 ソビエト連邦 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP1,600
車体装甲厚(mm)120/90/60
最高速度(km/h)37
重量/最大積載量(t)44,65/48,86
本体価格(シルバー)3,660,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
Obj.268
(301,000/6,100,000)
Obj. 704
(176,500/3,660,000)
Object 704B
(89,500/399,290)
Object 704BL
(112,840/461,290)
Object 704M
(49,340/141,290)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Object 704V-11152mm ML-20SM mod. 1944Object 704Object 7041600440
650135
250
86
700
700
910
3.51
2.70
0.46
19--/--/--26390
Object 704BV-2-54IS152 mm BL-10Object 704Object 704
700286
329
90
750
750
950
3.51
2.90
0.38
19--/--/--26390
Object 704MV-2-54IS152mm ML-20SM mod. 1944Object 704Object 704
700135
250
86
700
700
910
3.51
2.70
0.46
19--/--/--26390
Object 704BLV-2-54IS152 mm BL-10Object 704MObject 704
700286
329
90
750
750
950
3.51
2.90
0.38
22--/--/--26390

解説

1945 年にヨシーフ・コティンの監督の下、IS-3 および IS-2 を基礎として開発されました。際立った特徴の 1 つは装甲板のバランスの取れた傾斜角度でした。試験には合格しましたが、部隊配備はされませんでした。

史実

ソ連軍は1943年3月に重自走砲SU-152を開発、ドイツ軍の駆逐戦車のような形態に重榴弾砲を搭載するこの自走砲は成功作となり、以後のソ連軍の自走砲開発に大きな影響を与えました。
このSU-152は、重戦車KV-1Sの車体を利用していましたが、重戦車の生産がIS-2へと移行したのに伴い、IS-2の車体を利用したISU-152へと変更され、ソ連軍の重自走砲として確固たる地位を占めることとなります。
一方、大戦後期には重戦車IS-3の車体を利用した重自走砲の開発も進められ、1945年にヨシフ・コーチン技師の設計の下に試作車が登場したのがオブイェークト704です、オブイェークト704のオブイェークトとは、開発名称を示すもので、間接的に試作車両を意味しています
オブイェークト704は、IS-3の車体を利用しながらも、避弾径始を考慮したデザインが徹底して採り入れられ、車体上部は上に向かって傾斜が付けられたバランスの良いスタイルとなっています。
装甲は、車体前面120mm、側面90mmという厚さで、傾斜した構成により極めて強固な防御力を持っていました。
主砲には、29.6口径の152mm榴弾砲 ML-20SMを装備、 この砲はISU-152とは異なりマズルブレーキを付けない状態で搭載されています。
この152mm榴弾砲 ML-20SMは、分離装薬式により1分間に1~2発という低い発射速度でしたが、大口径砲による弾片効果によりドイツ軍の重戦車を戦闘不能とすることができました。
オブイェークト704は、攻撃力、防御力共にソ連軍の自走砲として最も強力な車両でしたが、このオブイェークト704が完成した頃には戦争自体の趨勢が圧倒的にソ連軍有利となっており、ISU-152などの重自走砲も充分に配備されていたことから、一応、試験には合格していましたが、計画は中止され、量産は見送られています。
資料によりISU-152/1945年型として紹介しているものもあります。

コメント

  • ISU-152の前面装甲は防盾を除いて全く当てにならなかったが、こいつの前面装甲はやや当てになる。貫通200mm以下の砲撃であればある程度安定して弾ける。230mm程度の砲撃も稜線などを使って傾斜をきつくすれば弾き得る。 -- 2014-12-17 (水) 14:53:14