M40/M43

Last-modified: 2017-10-17 (火) 13:07:30

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Tier 8 アメリカ 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体

HP400
車体装甲厚(mm)108/25/13
最高速度(km/h)39
重量/最大積載量(t)36.61/37.0
本体価格(シルバー)2,700,000
修理費(シルバー)

ツリー

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
M53/M55
(200,000/3,550,000)
M40/M43
(116,500/2,700,000)
M40A1
(17,800/45,900)
M43
(42,400/211,000)

パッケージ

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ弾代総弾数発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
M40/M43Wright Continental R-975C1155 mm Gun M1A1M40M40M43400325
400HE
HE
88
90
1,250
1,250
301,120
13G
2.47
6.50
0.72
20--/--/--10380
M40A1Wright Continental R-975C4155 mm Gun M1A1M43M40M43400420
460HE
HE
88
90
1,250
1,250
301,120
13G
2.47
6.50
0.72
22--/--/--10380
M43Ford GAA early203 mm Howitzer M1M43M40M43400750
500HE
AP
HE
102
241
102
1,850
1,450
1,850
161,870
1,765
20G
1.56
7.50
0.86
22--/--/--10380

解説

史実

M40自走榴弾砲は、M12自走砲の後継としてM4A3E8のコンポーネントを流用した車体に、155mmカノン砲M1ロングトムをオープントップ式に搭載したアメリカ陸軍155mm自走榴弾砲の一つで、別名ビッグ・ショットと呼ばれました。

車体最前部に操縦手と副操縦手が座り、両者にM6ペリスコープが装備されています。 エンジンは操縦手・副操縦手席後方の車体前部に移されて、車体後部は砲の操作スペースに当てられており、戦闘室後面の装甲板は後ろに倒して踏み台にすることができました。 車体前面装甲厚は100~50mmもあり、46度の角度で装備されていました。 側面装甲厚は25mmで、上部に行くほど薄くなり、12mmまで減少、車体底部は12~25mmとなっています。

主砲は、155mmM1A1榴弾砲で搭載弾数は20発、M12自走砲の兵装を外したM30弾薬輸送車が随伴する形態をとっていました。発射速度は毎分1発、仰角は45度、旋回角は左右18度ずつで、発射時には車体後部の駐鋤(ちゅうじょ:射撃時の反動で車体を動かない様にする固定装置)を地面に打ち込んで固定します。 観測所からの通信用に、SCR-610・SCR-608B無線機(車体前部右にあり)を搭載しているほか、直接照準には車体に装備したM69Fテレスコープ照準器を使用しました。

1944年7月に試作車T83の初号車が完成し、3両でテストが行われ、1945年5月に制式化されたものの、1945年2~9月に418両が生産されたところで第2次大戦が終結し、そのまま生産終了となってしまいました。
1945年2月末のケルン攻略戦で第991野戦砲兵大隊が使用したのが初陣で、沖縄攻略戦にも使用され、朝鮮戦争にも参加しました。 その後イスラエル軍に供与され、12.7mmM2重機関銃1挺、7.62mmM1919A4機銃1挺を自衛用に装備して第4次中東戦争に参加しています。

155mmM1A1榴弾砲を203mmM1榴弾砲に換装したものが、M43自走榴弾砲として1945年2月に試作車がテストを受け実戦にも投入され、同年後半に24両(48両?)が改造されて朝鮮戦争から本格的に実戦投入されていました。
ちなみに、155mmM1の貫通力は1,000m/120cm、3,000m/100cm、4,000/80cmとなり、203mmM1は1,000/170cm、3,000m140cm、4,000m/120cmだそうです。

コメント

  • 伝統のM4系車体による良好な機動力と隠蔽率、広い射角での扱いやすさを持ちながら、最終砲のパンチ力まで手に入れた強戦車。他国車と比べると、バランスブレイカーじゃないですかね。 (^^; -- 2016-06-11 (土) 13:34:26