Tier 3 ソ連 軽戦車(配布戦車)
スペック
HP | 220 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 20/19/13 |
最高速度(km/h) | 51.6 |
重量/最大積載量(t) | 13.5/14.8 |
実用出力重量比(hp/t) | 37.31 |
本体価格(ゴールド) | 1 |
戦車パッケージ
Raseiniai (1G) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Raseiniai BT-7A | M-17FO | 76 mm KT-28 | BT-7 art. | BT-7 art. | 220 | 71-TK-3 | |||||||
500 | HE AP | 38 37 | 164 110 | 40 | 38 30 | 12.50 2.40 0.60 | 46 | 15/15/13 | 40 | 290 | 300 |
解説
- 概要
Tier3ソ連?プレミアム?軽戦車。
BT-7 artillery自体は未実装、特殊迷彩仕様である『Raseiniai BT-7A』が実装されている。
CS版サービス開始3周年記念で配布された。
マッチング優遇は無い。
- 火力
- 76 mm KT-28
史実砲。
T-28の初期砲でもある76mm榴弾砲。
Tier3の本車が使うにあたって発射速度、照準速度をやや落とし、更に課金弾が除かれている。
自走砲並みの劣悪な精度が特徴的。
APの貫通力がHEに1mm劣っているため、使い道は殆どない。
装甲が薄くても傾斜の強い車輌相手に標準化による貫通を期待して撃ち込むのはありだが、元の搭載数があまり多くないのを考えると、持ち込むのは10発程度にしておいた方が良いだろう。
基本はHEのみを使えば良い。
- 76 mm KT-28
- 装甲
- 車体
BT-7と同じ、つまり強制跳弾以外ではまず弾かない。 - 砲塔
T-28の初期砲塔によく似たものだが装甲厚は減らされ、車体よりも薄くなっている。
- 車体
- 機動性
最高速度こそ52km/hに制限されてしまっているが、高い出力比からくる加速性能の優秀さは据え置きであるため問題ない。
史実
BT-7はソ連陸軍の快速軽戦車として開発されました。 これより先に作られたBT-5はアメリカから輸入したクリスティ戦車を元にしたもので、履帯を外せばタイヤで走行できる装輪式戦車として使用できました。
スペイン内乱の戦訓を取り入れ、BT-5の車体を強化したものでしたが、あくまでもT-34、KV-1誕生までの繋ぎだったとも言われています。
被弾時に車内をリベットが飛んで乗員が負傷するのを防ぐため、装甲を溶接式(技術は戦前にドイツから導入したもの)とし、加えて傾斜装甲を取り入れて防御力を向上させました。
また、エンジンを換装して航続距離の延伸を行っていました。 1935年からハリコフ機関車工場で生産に入り、計5,433両が生産され、ノモンハン事件、ポーランド侵攻、冬戦争、継続戦争に投入されていました。
BT-7Aは火力支援型で、M1909山砲を車載用に改造した16.5口径76.2mm短砲身砲M1909/30(50発)を装備したもので、副武装は砲塔後部のボールマウント式7.62mmDT機銃。1938年までに150両が生産されていました。
長砲身型も試作されたのですが、量産には至らなかったとされています。
サブネームの元になったラシェイニャイは、リトアニアの地名でドゥビーサ川沿に伸びる同名街道戦いが、後の有名な街道上の怪物の舞台になった場所となり、たった1両のKV-2がドイツの第6装甲師団が率いる35(t)軽戦車40両などを相手に一晩押し留めたと言う逸話で知られるようになりました。 ゲーム中の勲章にもラシェイニャイ英雄勲章があります。
この戦いには、上記の場所以外でも、KV-2の他にT-28やKV-1、BT-5、そして本車を含むBT-7シリーズ等が参加、獅子奮迅の活躍をしていることからラシェイニャイの英雄とも言われる事があります。
その事から、本車にラシェイニャイのサブネームが付いたと推測されます。
コメント
- アプデ3.5で新物理アルゴリズムが採用された結果、サスペンションの能力に拠って(車重も係わってきますが)走行中車体にバタつきが多くなっているので、橋の上や崖端では操縦ミスが命取り(落下爆散、入水自爆)に成りかねないですね。 -- 2017-02-20 (月) 12:25:49