Somua S35

Last-modified: 2017-02-20 (月) 21:57:34

F44_Somua_S35.png

Tier3 フランス 中戦車

公式紹介ページ

スペック

HP230
車体装甲厚(mm)47/40/35
最高速度(km/h)45
重量/最大積載量(t)19.74/20.2
本体価格(シルバー)42,000

パッケージ

Somua S40
(2,170/24,500)
SARL 42
(3,230/155,000)
Somua S35
(初期/42,000)
AC4
(265/3,250)
AMC 1935 S
(1,755/16,800)
AC5
(1,755/23,000)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Somua S35Somua V847 mm SA34S35APX 1CE230300
190AP
APCR
HE
25
46
24
50
50
62
11810
2G
13
25.00
1.5
0.41
3542/42/4240320
AC4Somua V847 mm SA35S35APX 1CE230360
190AP
APCR
HE
45
79
24
55
55
70
11820
3G
13
23.08
1.4
0.39
3542/42/4240320
AMC 1935 SHispano-Suiza V847 mm SA35S40ARL 2C250455
219AP
APCR
HE
45
79
24
55
55
70
11820
3G
13
24.0
1.3
0.38
3840/40/6042330
AC5Somua V8
version définitive
47 mm SA35S40ARL 2C250710
230AP
APCR
HE
45
79
24
55
55
70
11820
3G
13
24.0
1.3
0.38
3840/40/6042330
Somua S40Somua V8
version définitive
47 mm SA37S40ARL 2C250710
230AP
APCR
HE
66
98
24
55
55
70
6920
3G
13
20.69
1.7
0.38
3840/40/6042330

解説

  • 概要
    Tier3フランス中戦車
    同格中戦車の中では優秀な装甲と機動性を兼ね備えた、知る人ぞ知るフランスの傑作戦車。
  • 火力
    低Tierフランス戦車で多用されている47mm砲、SA37を装備すればTier3相応の火力が手に入る。
    ただ、一発のダメージはあまり大きくはないので、手数でカバーしていく形となる。
  • 装甲
    車体正面装甲は47mm、側面でも40mmあり、小さめの車体は避弾経始に優れ、防御に優れている。
    同格の機関銃であれば容易に弾くので強気に出るのも悪くない。
     
    初期砲塔の正面は丸みを帯びた46mmの防盾の裏の大部分に装甲があり、数値以上の防御力を発揮する。
    改良砲塔は装甲が少し薄く、全体的にも角張ったフォルムになるが、代わりに砲塔背面の装甲が60mmもある。
    射撃を控え、頭出し偵察する場面がある場合には、後頭部を向けて出るのもいいかもしれない。
     
    車体・砲塔共にTier3としては全体的に重装甲で、傾斜を帯びている事もあり機銃程度なら怖くはない。
    しかし、同Tier車両の戦車砲は通常弾でも貫通力が50mm以上のものが多いため油断は禁物である。
    昼飯や豚飯、ハルダウンを使わないと、簡単に貫通されるだろう。
  • 機動性
    230馬力の高出力エンジンを搭載できるが、それでもってしても平地では35km/h程度しか出ない。
    それでも同TierのD2AMX 38より遥かに高速で、少なくとも最前線に着くのが遅れる心配はないだろう。
    また、鈍重そうな見た目の割に旋回速度は意外に速く、NDKや機動戦に対し十分に対応可能である。
    速度を稼ぎたいのであれば、換気扇を装備したり、ガソリンや濃いコーヒーを装備すると良い。
  • 総論
    厚い装甲とそこそこの機動力を持ち、主砲も並程度の性能はあるので、
    低Tierフランス車両に馴染みのあるプレイヤーには扱いやすいものであるだろう。
    新規プレイヤーにとっても、他の仏車に比べ乗りやすいので、フランスツリー入門には丁度良いだろう。
     

史実

1936年~1940年にフランスで生産された戦車の一つに騎兵戦車(カテゴリーは中戦車)ソミュア S35(制式名称はAMC1935S)があります。
1934年6月26日に陸軍より新たな騎兵戦車の生産の通達を受けたシュナイダー社の子会社で、サン・カンにあるソミュア(SOMUA)社が製作しました。
最大装甲厚47mm。主砲にルノーB1と同じ4.7cm SA 35 L/34を武装し、仮想敵であるソ連軽戦車BT-7、ドイツ中戦車III号戦車を撃破し得る火力と、それらの砲弾に耐えるだけの装甲を備えていました。
第二次世界大戦開戦前には430両が騎兵科の装甲部隊である竜騎兵連隊などに配備されていたのですが、1940年5月より開始されたドイツによるフランス侵攻(フランスの戦い)で6月21日、フィリップ・ペタンを首班とするフランス政府はドイツに休戦を申し込み、フランスは降伏しました。
ソミュア S35はドイツ軍によって297両が鹵獲され、Pz.Kpfw. 35-S 739(f)の名前を与えられました。主に軍の訓練や国内警備や対パルチザンなどの第二戦線での実戦に使用されましたが、大戦末期には戦車不足により最前線に投入されていたそうです。
使用していた主な部隊に、第7SS義勇山岳師団プリンツ・オイゲン戦車大隊が対パルチザン戦にPz.Kpfw. B2 740 (f)を7両、Pz.Kpfw. 35-S 739(f)が15両配備の2個中隊で運用していました。

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