Barbarian Onslaught: the Secret of Steel

Last-modified: 2020-05-10 (日) 22:45:30

概要

Barbarian Onslaught: the Secret of Steel
https://www.newgrounds.com/portal/view/498326
作者:Alexander "Gurt" Siigur
(作者newgroundsアカウント:https://gurt.newgrounds.com/
公開日:2009/1/5
プラットフォーム:Flash

 

野蛮な戦士の主人公が「鋼の秘密」を求め、剣と筋肉を頼りに魔境を蹂躙冒険するベルトスクロール型アクションゲーム。
ステージ攻略では様々な技で敵の群れを雑にちぎっては投げる爽快さが、ボス戦ではいかに攻撃のチャンスを見出し倒すかという攻略要素が楽しめる。

  • 残酷描写多数。注意。
    コミカルにデフォルメされてはいるが流血・斬首・内臓飛散といった表現が終始飛び交う。
 

元ネタは冒険小説「英雄コナン」および、これを基に映画化された「コナン・ザ・グレート」と思われる。
映画の方はアーノルド・シュワルツェネッガーの出世作として有名。こちらも結構血生臭い。
なお女っ気は本ゲームには皆無なので期待しないこと。

 

ゲームのルール

基本的な操作方法
左右キー移動
上キージャンプ
Spaceキー攻撃/鍔迫り合い/樽を持ち上げる・投げる等
Eキーヘルプ画面のオン/オフ
Escキーメニュー画面のオン/オフ
マウス左クリック決定/ステージ画面に入る
マウスドラッグ全体マップ画面の移動・ヘルプ画面の上下
ジャンプ中は左右への制動が全くできないので注意すること。
 またその場でジャンプキーだけを押した場合でも、主人公はわずかに前へと跳ぶ。
 
ゲームの流れ
ゲームは全体マップ画面とステージ画面で構成されている。
プレイヤーの現在地はカラスの群れで表現される。マップ上の二重丸マークがステージ。
ここにカーソルを合わせてクリックすると、その位置までカラスの群れが移動。着いたところで改めて二重丸をクリックするとステージが始まる。
●出現済みのステージであれば、どのステージをクリックしてもそこまで一気に移動できる。

ステージ内では一定の地点に着くごとにスクロールが停止する。現れる敵を全滅させるとスクロールが再開され、先へ進めるようになる。
終点の敵を一掃するとステージクリアとなり、次のステージがマップ上に出現する。
データのセーブはステージ画面から全体マップ画面へ戻るごとに、毎回自動で行われる。
三重丸はステージの最後にボス戦があるステージ。道中の敵の数もそれまでより多い。
 ボス戦まで到達できた場合、ゲームオーバーになっても次回はそこから再開できる(「PLAY FROM BOSS」を選択)。
ライフゲージ
敵の攻撃を受けると画面左上の赤いライフゲージが減る。ゲージが無くなるとゲームオーバー
ライフゲージは道中にある木箱を壊すと出てくるを取ると回復できる。
肉はゲージが満タンの1/4回復する小と、全回復する大がある。大はボス戦前でのみ登場する。
●穴や底なし崖に落ちると即ゲームオーバーとなる。敵も落ちると即死する。
 
怒りゲージ
敵を攻撃してダメージを与えたり、主人公がダメージを受けると画面左上の黄色い怒りゲージが溜まっていく。
満タンになると体が赤く発光。この間は怒りゲージを全て消費し、敵の状態を問わずフィニッシュムーブを出せるようになる。
また火薬の入った樽も赤く発色し、見た目で判別できるようになる(ともに後述)。
●怒りゲージはしばらくの間、ダメージを与えない・受けないでいると徐々に減少する。
 
状態変化(のけぞり/気絶/転倒)
強力な攻撃や連続攻撃を受けた敵および主人公は、後ろへのけぞる・立ったまま気絶する・その場に倒れ込むといったリアクションを取ることがある。
これらの状態変化を起こしている間は移動もガードも行えず、完全に無防備な状態になる。
転倒中も特に無敵状態などにもならず、あらゆる攻撃で追撃し放題となる。主人公も同じなので注意すること。

主人公はこれらの状態変化を起こした敵に対し、特殊な攻撃を行える。次項で解説。
 

攻撃操作解説

主人公は多種多様なムーブで敵を惨殺することができる。

弱攻撃 (地上でSpaceキーを短く押す)
剣を軽く振って切りつける。威力は低く間合いも狭いが、出が速く連続で繰り出せる。
敵の反応はほとんどが軽くのけぞるだけで、連続で当て続けてやっとたまに気絶するといった程度。ガードもされる。
(これらは弱攻撃のみの特徴。他の剣攻撃はいずれも高い確率で様々な状態変化が発生し、ガードも無視できる)
それでもガードの行えない敵を一方的に削り倒したり、行える敵も防戦に追い込み牽制することが可能。崖から押し出す用途にも役立つ。
強攻撃 (地上でSpaceキーを長く押す)
剣を大きく振りかぶって叩き斬る。隙が大きいが威力は弱攻撃の2倍、リーチも長い。
ワンテンポ遅れて攻撃するため、ちょうど敵の攻撃とぶつかって鍔迫り合いに持ち込まれることも多い。
相手に届くギリギリの距離から連発するのが上手な使い方。上方向に強く、穴を飛び越えてきた敵の撃墜にも使いやすい。
ジャンプ斬り (空中での降下中にSpaceキーを押す)
自重を乗せた一撃を放つ。ジャンプの上昇中は出せない点に注意すること。
攻撃を出すまでの落下距離が長いほど威力が増す。高さ次第ではArcherやSwordmanも一撃で倒せる。
攻撃後はそのまま相手に密着できるので、つかんだりフィニッシュムーブでの追撃も行いやすい。
ダッシュ斬り (地上での移動中にSpaceキーを長く押す)
前方を斬り払いつつ立ち止まる。特に助走などは不要で、左右キーを押しながらSpaceキーだけで出せる。
これも敵に接近しながら出せるので、のけぞった敵を即つかむなど他の攻撃に繋げるのが容易。威力は強攻撃よりわずかに弱い。
なぜか作中のヘルプには載っていない攻撃でもある。
つかむ/盾にする (のけぞり/気絶中の敵に密着)
グロッキーな敵の首をつかんで吊り上げる。
この間は主人公はその場から動けなくなるが、左右に向きを変えることは可能。

この状態で正面から何らかの攻撃を受けると、つかんでいる敵を盾にしてこれを防げる。
盾にされた敵は大ダメージを受ける(普通の敵は即死)が、死んだ敵はすぐ手放してしまう(無防備になる)ので注意。
背後から攻撃されると盾にはできずダメージを受け、つかんでいた敵も手放してしまう。いずれも敵が大勢いる状況ではおすすめしない。

またこの状態では、つかんでいる敵に対し頭突き投げ飛ばしを行える。
つかみ状態で下キーを押すと、即座につかんだ敵を放り出しフリーハンドになれる。何もせずに長時間経過した際も敵を投げ捨てる。
頭突き (つかみ中にSpaceキーを短く押す)
つかんでいる敵を頭突きで攻撃する。威力大。
3回行うか途中で敵のライフが尽きると、前へ軽く投げ捨てる。
前方の敵にぶつけて転倒させることも可能。ただし少しでも距離が離れると届かない。
投げ (つかみ中にSpaceキーを長く押す)
つかんでいる敵を前方へ大きく放り投げる。
与えるダメージは小さいが、ぶつかった敵を全て将棋倒しにできる。投げられた敵本人も再転倒する。
投げのアクション中は無敵状態になる。至近距離の敵には当たらない点に注意。
蹴り (転倒/気絶/低所にいる敵のそばでSpaceキーを短く押す)
敵を蹴飛ばす。威力は弱攻撃以下だが、蹴られた敵は軽く吹き飛ばされたあと再び転倒する。
主人公が坂や段差の上など、敵より高い位置にいる時に使用可能。気絶や転倒している敵に対しては位置関係を問わずいつでも行える。
フィニッシュムーブ (気絶/転倒中の敵のそばでSpaceキーを長く押す)
敵にとどめを刺す。相手や距離によって斬首・串刺し・一刀両断・ボディプレスなどアクションが異なるが効果は一緒。
攻撃中は無敵状態で、普通の敵なら一撃で倒せるほどの威力を持つ。
ユニークエネミー(後述)相手だと即死まではしないことが多いが、それでも相応の大ダメージを与えられる。

通常は気絶や転倒など動けない状態の敵にのみ仕掛けられる。
ただし怒りゲージが満タンの時は動ける状態の敵にも可能。近付いてSpaceキーを長押しで通常通り発動する。
発動後は怒りゲージは空になる(気絶/転倒中の敵に行った場合を除く)。

その他の操作解説

ガード
地上で何の攻撃も出していない間、主人公は正面からの弱攻撃をある程度剣で受けて防御できる(ガード)。
ガードすればダメージを完全に防げるが、そのまま受け続けていると敵もガード不能な強攻撃(Swordmanのジャンプ斬りなど)に切り替えてくる。
またあまりに大勢の敵から一度に攻撃を受けると、さばき切れずダメージを受ける。背後からの攻撃もガードできない。
過信せずすぐさま反撃なり逃げるなりを行いたい。
鍔迫り合い
主人公の剣と敵の武器が同時にぶつかり合うと鍔迫り合いが発生する。
鍔迫り合い中はSpaceキーを連打して相手と押し合う。一定時間内に充分な連打数に達すれば勝ち、達しなければ負け。
主人公が勝つと敵が大きくのけぞり隙を作れると共に、主人公の怒りゲージが満タンになる。
敵が勝つと主人公が気絶し逆に無防備な状態になる。
●勝利に必要な連打数は敵によって異なる。強敵ほど連打が必要。
鍔迫り合いの最中は双方とも無敵状態。他の敵も動きが止まる。
 決着が着いた瞬間に無敵も解除され、敵も攻撃を再開する。状況によっては勝っても深追いせず、一度間合いを取り直すのが安全。
樽を持ち上げる/投げる
ステージ内にある樽に近付き、Spaceキーを短く押すと持ち上げることができる。
この間はその場から動けなくなるが、左右に向きを変えることは可能。
持ち上げている間にSpaceキーを短く押すか、攻撃を受けると樽を手放しその場に落とす。

Spaceキーを長押しすると樽を前方へ放り投げる。
敵にぶつけるとダメージと共に、確実に気絶状態にできる(すでに気絶中の敵は転倒)。
●樽は攻撃して割ることができる(弱攻撃で3回、強攻撃なら2回で割れる)。
 吹き飛ばされた敵や主人公が樽に突っ込むと、一撃で樽が割れると共にぶつかった者に追加ダメージを与える。
●樽は敵も主人公目掛けてぶつけてくる。
 敵の場合は武器や蹴りで樽を叩いて飛ばしてくる。すでに樽が何度か攻撃済みで、もろくなっているとその場で割れてしまうこともある。
樽が割れた際、ごくまれに中からSkeletonが出現することがある。

たまに普通の樽の中に火薬樽が混じっている。投げつけるなどして割れると爆発し、周囲の敵を吹き飛ばす。
普通の敵はまず即死(爆心から離れた敵は生き残る場合がある)。ユニークモンスターにも相当量のダメージを与えられる。
主人公も爆風を浴びるとある程度のダメージを受ける。
●普通の樽と火薬樽は通常は全く同じ外見。見た目では区別がつかない。
 怒りゲージが満タンの間は火薬樽が赤く発光し、普通の樽と見分けることができる。
 

状態変化の補足

  • 状態変化中の敵に攻撃を加えると、状態の持続時間をわずかだが延長できる。
    例えば大きくのけぞった敵に素早く近付き、細かく前進しながらの弱攻撃の連打で一方的に斬り続けられる。
  • 空中でダメージを受けると後ろへのけぞりながら落下し、墜落時に追加でダメージを受けつつ転倒する。
    地上から少しでも浮いていれば撃墜ダメージが発生する。主人公も同じなので注意。
    • 主人公の場合はジャンプの降下中に背後から攻撃を受けた場合と、上昇中に攻撃を受けた場合(方向問わず)に落下・転倒する。
      降下中に正面から攻撃を受けた場合はダメージを受けつつもそのまま無事着地できることが多い。
    • 敵の場合はどのタイミングで攻撃を受けた場合も必ず転倒する(一部のユニークモンスターを除く)。
      ジャンプ中にダメージを受けた際、受けた攻撃によって墜落地点が変わる。
      • 主人公の剣攻撃の場合は高確率で、跳び乗る・跳び移る予定だった地点に落ちる(ジャンプ自体は成功する。転倒は発生)。
        樽や他の敵を投げ飛ばして当てた場合は、高い確率で真下へ落下する(穴なら即死)。
    • 墜落地点に敵がいると落下し始めてからの高度に応じ、その敵が衝撃でのけぞったり吹き飛んで倒れたりする。
  • 吹き飛んだ敵が他の敵にぶつかると、その敵も転倒する。
    (投げ飛ばした敵・蹴飛ばした敵・頭突きを終えて投げ捨てた敵・ジャンプ中に主人公が叩き落として上から落ちてきた敵・空中で矢を受けて落下した主人公etc...)
  • 敵と密着した状態で主人公が前へジャンプしたり、他の敵にフィニッシュムーブを行ったりすると密着中の敵が怯んで軽くのけぞる。わずかだが動きを抑制できる。
    ジャンプで上昇中の敵に向かって主人公もジャンプし、押し出すように密着するとその敵を落下させることも可能。
 

敵キャラ

ライフは弱攻撃1発分をライフ1とした値。

Swordman ライフ6
剣と盾を持った敵。最初に戦う。
主人公に近寄って剣で弱攻撃の2連発を繰り出す。主人公が4回弱攻撃をガードすると強攻撃で崩しにくる。
こちらの弱攻撃も盾でガード可能。ただし3回ガードするごとに一時的にガード不能状態になり、弱攻撃も通るようになる(一度弱攻撃を当てると元に戻る)。

最もありふれた敵だがライフは低いということはなく、ガードでそれなりに粘りもする。
強攻撃などガード不能な攻撃も上手に使って片付けたい。
Archer ライフ5
弓矢を持った敵。基本的には移動はせず、その場から矢を撃ち続ける。
矢が全く届かない距離まで主人公が離れた時に限り、画面外でこっそり接近してくる。
狙いはあまり正確ではないが、こちらが動き回っているとしっかり当たることが多い。

矢はガード不能。剣で切り払うことは可能だが、それを悠長にやっている暇はあまりない。
矢を受けるたびにのけぞって動きを止められる上、背後からだとその方向へいちいち振り向いてしまう。特に乱戦時には非常に邪魔になりがち。
真っ先に倒してしまいたい。ライフはSwordmanよりも若干低く、ガードもしない。
Spearman ライフ5
槍を持った敵。主人公に気付くとガード不能の突進をしてくる。
槍のリーチも強攻撃より微妙に短い程度と長く、真っ向勝負は分が悪い。Archerと同様、乱戦中に突っ込んでこられると面倒な相手。
至近距離では蹴りも使用。主人公の蹴りとは違い、転倒ではなくのけぞりを誘発する。

攻略法としては相手が突進する前に間合いを測って跳びかかり、ジャンプ斬りで先制しそのまま倒し切る。
背を向けて突進をぎりぎりまで引き付けた後ジャンプでかわし、真下を通過した直後の後頭部に同じくジャンプ斬り。
壁や崖を背にして突進をジャンプでかわし、立ち止まった隙を狙う……などの方法で対処するとよい。
ライフがやや低め、ガードを行えないなどの点はArcherと同じ。
Skeleton ライフ8
骸骨の戦士。Swordmanの上位互換。
弱攻撃を連発し受けに回ると強攻撃、盾でガードと動きは全く一緒。ただこちらの方が若干ライフや攻撃力が高い。

画面の左右からやってくるだけでなく、土の中から突然這い出して現れることもある。
ごくまれだが、割れた(普通の)樽の中から出てくることもある。奇襲に注意。
Chaos Knight ライフ10(剣)15(棍棒)
黒っぽい体をした、大柄な鬼か悪魔のような姿の敵。
SwordmanやSkeletonのさらなる上位互換。大剣を持ったタイプと、棍棒と盾を持ったタイプの二種類がいる。
後者はライフが前者の1.5倍。しかも主人公が2回弱攻撃をガードしただけで強攻撃に切り替えてくる。

このレベルになるとライフや攻撃力の高さはもちろん、攻撃頻度も明確に増加。鍔迫り合いにも簡単には負けない。
もっともこれらが頻出し出す頃には効率の良い倒し方もマスターできているはず。
カラス
敵キャラではないがここで解説。
何の変哲もないカラス。敵の死骸に群がってついばんだりするだけで、主人公にも敵にも全く無害。
剣で斬ることは可能だが、特に意味はない。カラスを斬っただけの音を聴いて敵に攻撃が当たっていると勘違いしないよう注意。
 

ユニークモンスター

一部のステージでは上記の敵の色違いである(体が大きい場合も)、ユニークモンスターが出没する。

 

これらの多くはフィニッシュムーブや火薬樽の直撃、つかんで盾にされた時のダメージに耐えるだけのライフを持つ。
さらに何らかの独自の特徴を持つ・状態変化からの立ち直りが早い・主人公の攻撃では状態変化が起きにくいといった点が異なる。

  • 遭遇時にはユニークモンスターのライフの残量が画面右上に表示される。
  • 状態変化への耐性はユニークモンスターごとの個体差が大きい。序盤のユニークモンスターは普通の敵と同じような頻度で気絶などが起こる。
  • 主人公自身による直接の攻撃では転びにくいが、他の敵を投げつけられたりすると確実に転倒する。
    樽をぶつけられると気絶し、フィニッシュムーブに耐えた時も大きくのけぞる。崖などに落ちると即死する。
 

攻略

立ち回り

  • いかに効率よく敵を処理していけるかがゲーム全体を通したポイントとなる。
    無闇に弱攻撃を連打しているだけではSwordmanさえ楽には倒せない。状況に応じて様々な技を駆使し、確実かつ短時間でストレスのない戦闘を心掛けたい。
    怒りゲージは温存せず積極的に使っていく。わざわざ溜めておくメリットはあまりない(強いて言えば、ユニークモンスターとの戦闘が近い時くらい)。
    • 迫ってくる敵の目前に降り立てるよう、距離を測って跳びかかりジャンプ斬り。
      敵がのけぞったらすかさずつかんで頭突き3回、気絶か転倒ならフィニッシュムーブで仕留める。
    • 坂や階段、段差の上で待ち伏せする。敵が寄ってきたら手早く蹴り倒してフィニッシュムーブ。
    • 穴の手前や高台で待ち構え、飛び越えてきた着地直前を狙って攻撃。必ず転倒するのでそのままフィニッシュムーブか、1~2回蹴って穴に落とす。
    • 大群に対してはダッシュ斬りから強攻撃の連打。敵に近付き過ぎたら間合いを少し離し、ダッシュ斬りからの繰り返し。
      多くの敵を同時に斬ると怒りゲージも多く溜まるので、どんどんフィニッシュムーブを使って数を減らす。
       
  • ゲームオーバーの要因としては、大勢の敵に詰め寄られて(または囲まれて)一瞬のうちに袋叩きにされて死ぬか、崖を飛び越えようとした際に攻撃を受けて落下死の2つが主に挙げられる。
    • 集団を相手にする際は間合いに細心の注意を払う。常に最小限の距離を保つよう心掛けたい。
      追い詰められたら歩きではなく、ジャンプで反対側へ逃げる。着地点にも敵がいる時はジャンプ斬りで先制攻撃。
      左右から敵に迫られた時も、まずは片側を跳び越え挟み撃ちを避ける。一方にまとめてしまえば対処しやすい。
    • 穴に落ちる例で起きがちなのは、空中で矢を受けたせいでジャンプに失敗、穴に落とされてしまう例。
      跳び越える際は周囲のArcherの動向に気を付けたい。万全を期すなら一旦大きく後退し、Archerの方から穴を越えてもらう手もある。
    • 大群を背にして穴を跳び越えようとした時も、離陸と同時に背後から斬られジャンプに失敗することがままある。
      同様にジャンプしようとした瞬間に敵の攻撃でのけぞって不発、しかし矢印キーは押し続けていたため自ら穴へ――という例も多い。
      多少でも距離を空けてから跳べばこれらの事故は減らすことができる。
       
  • ユニークモンスターはまず周囲の敵を片付け、なるべく一対一の状況を作ってから戦いたい。
    中盤以降は状態変化に強いユニークモンスターばかりになるが、先述のように必ず変化を起こせる攻撃もある。
    これらを活用すると倒しやすい。起伏の激しい地形もジャンプ中の隙を突くのに役立つ。
    際立った特徴のない敵なら、基本通りに遠間からの強攻撃やダッシュ斬りの繰り返しで勝てる場合もある。
 

ステージ攻略

The Foothills(小さな丘)

ユニークモンスター:Gozmogg
 黒っぽい大柄なSwordman。見た目は強そうだが動きは普通のSwordmanよりむしろ遅く、のけぞりなどの状態変化も普通に発生する。
 ライフが多い以外はどうということはない。

The Dark Plains(暗闇平野)

The Nameless Woods(名もなき森)

ユニークモンスター:Ossum the Destroyer
 色もサイズも普通のChaos Knight。動作は本来のChaos Knightよりもこれまた遅い。
 やはり状態変化も普通に発生する。ここまではまだ雑魚。

 

クリアするとThe Dead MinesLakebridgeの2ヶ所へ行けるようになる。
もっとも西の湖(Marching Lake:行軍の湖)の橋が落とされてしまうため、Lakebridgeは現状ではクリアしても先へは行けない(クリアすること自体は無駄にはならない)。
まずはThe Dead Mines方面を攻略する必要がある。
ちなみに湖の北にはPreasantshire(喜びの街)という場所がある。

The Dead Mines(廃坑道)

ユニークモンスター:Slavemaster Scramblebone
 黄色いSkeleton。全体的に動きが素早い上、主人公が2回ガードしただけで強攻撃を繰り出してくる。

Goblin Head Pass(ゴブリン峠)

MT.Dam(ダムの山)

ユニークモンスター:Osvold the Swift
 大柄で青いArcher。ハイペースで文字通り矢継ぎ早に連射してくる。

 

ボス:The Dam Keeper
 棍棒を持った巨人のボス。
 主人公が一番下の地面にいる時は棍棒を振り上げて殴り、左の一段高い位置にいる時は瓦礫を投げつけてくる。
 弱点は顔。棍棒攻撃を誘って左の高台へ避けた後、すかさず元の位置に跳び降りる。
 すると振り下ろした棍棒の上に乗れるので、これを踏み台に顔めがけてジャンプ斬りを繰り出そう。
 5回当てると勝利。3回目で敵の体が赤くなり棍棒を振る速度が早まるが、大した違いはない。

 

クリアすると湖の中にA Bloody Swampが出現。Lakebridgeがクリア済みならここへ進めるようになる。
また湖の北の地名がA Miserable Slough(悲惨な泥濘)に変わる。合掌。

Lakebridge(湖の橋)

ユニークモンスター:Grimhug'k
 緑色のSpearman。普通のSpearmanよりも気持ち素早く動き回れる。
 ここまでは普通にのけぞりや気絶が有効。

A Bloody Swamp(血染めの沼)

ボス:Zoggot
 沼から頭だけを出したタコ状のボス。弱点はこの頭だが、近付くと触手ではるか手前へ放り投げられる。
 同時に沼から別の触手が出現、一定周期で弱攻撃を行ってくる。最初は1本だけだが二度目からは主人公を取り囲むように2本同時に現れ、前後から交互に攻撃してくる。
 まず一方を弱攻撃3回で切断した後、すぐさまもう一方の側に振り向けば攻撃をガードできる。受けたら反撃に転じよう。
 両方切り落としてさらに触手が現れた場合は、それらを全滅させるまでその場で応戦すること。無視して先を急ごうとすると手前に放り投げられ、最初からやり直しになる。
 頭部までたどり着けたら何らかの攻撃を当てると、また一番手前まで投げ戻される。これを繰り返し、3回頭を攻撃すると勝利となる。

The Bloody Hills(鮮血の丘)

Granny's Glen(グラニーの山峡)

スタート地点の少し先に、手前にUPGRADE↓という看板の立てられた崖がある。
このゲームには主人公の成長システムのようなものは一切ない。だまされて飛び降りないよう注意。

 

ユニークモンスター:Krull
 真っ赤で巨大なSwordman。ここから状態変化に強いユニークモンスターばかりになる。
 空中で(降下中に)攻撃を当てても平然と着地することが多く、たまに転んでもすぐ立ち直られてしまう。
 巨体ゆえリーチも長い上に、弱攻撃でも受けるとのけぞりや気絶が頻発する。Gozmoggと違い動きも特に鈍くはない。

 

ボス:Granny Summercamp
 ほうきに乗った魔女。戦闘中は両端で紫色の炎が燃えている。
 主人公が入ると高速でライフがゼロまで減少する。敵の攻撃で吹き飛ばされてこの中に突っ込まないよう気を付けること。

 

 ボス自身の攻撃は突進→Skeleton召喚→火炎瓶の繰り返し。
 突進は画面中央付近で待ち構え、接近に合わせて弱攻撃か強攻撃で応戦する。どちらでもダメージ量は同じなので当てやすい方を選ぼう。
 3回突進するか途中で主人公の攻撃を受けると一旦飛び去り、左右の炎の中からSkeletonが2回(計4体)飛び出してくる。ボスの次の攻撃が来るまでに一掃したい。
 Skeletonの発生が止んでから一定時間後、再びボスが出現。上空を横切りながら火炎瓶を主人公目掛けて投げてくる。
 火炎瓶は着弾時に火柱を起こし、触れた主人公を吹き飛ばす(瓶自体は触れても無害)。火炎瓶を3セット投げ終わると突進に戻る。

 

 3回ダメージを与えると勝利だが、ライフが減るごとに突進の速度が上がりタイミングを合わせにくくなる。
 他にも1回ダメージを与えると火炎瓶が1個から2個に増量。2ダメージ後は4個に増えるほか、Skeletonも3回(計6体)発生するようになる。
 特に火炎瓶が避けにくくなる。あまり早く逃げ始めるとかえって追い詰められるので、1個目の投下を確認したところで反対側へ逃げるとよい。
 この時ボスが背後から来た場合は歩いて逃げるだけでいいが、対面方向から来た時は1個目をジャンプでかわしながらすれ違う。
 後はいかに突進に対抗できるかに尽きる。

The Highlands(山岳地帯)

Dragonsnout Mauntain(竜の鼻先)

ユニークモンスター:Frix the Objectionable
 オレンジ色の大柄なArcher。一度に3本もの矢を広範囲に散らしてくる。

 

ボス:Princess Vicious
 斧を持った女戦士。近距離ではこの斧を直接叩き付け、遠距離では地面に衝撃波を走らせてくる。
 主人公が正面から近付いたり攻撃しようとすると、斧で主人公をすくい上げたのち衝撃波で追撃してくる。
 倒すにはボスの隙を突くこと。まずボスに正面から近付き、間合いが詰まったらジャンプでボスの背後へ移動。
 ボスは振り向いて斧攻撃を行うので、すかさず再び背後へと跳び越え斧を空振りさせる。この間に攻撃を加えよう。
 素早く動けば強攻撃2回と弱攻撃1回くらいは当てられるが、のんびりし過ぎるとすくい上げ→衝撃波を食らうので程々に。

 

クリアするとGranny's Glenから分岐する形で、The Passへのルートが開く。

The Pass(山道)

ユニークモンスター:Grommba
 茶色のSpearman。Grimhug'kがさらに高速化された形。
 猛スピードで駆け回り、通り過ぎると急ブレーキから反転してすぐさま再突進に移る。
 弱攻撃を連発しようにも途中で抜け出して反撃してくることが多い。ジャンプを一切行わず、段差を跳び越えようとしないのも特徴。

The Tundra(凍原地帯)

The Fields of Khelvin(零下の高原)

ユニークモンスター:Master Blaster
 黄緑色のSkeleton。普段の剣攻撃とは別に、定期的にGranny Summercampのものと同じ火炎瓶を投げてくる。
 弱攻撃のラッシュを受けている合間にも投げられるのでハメが通用しにくい。

The Maw of Chaos(混沌の大口)

ボス:Phantom Clone
 主人公の影のような姿のボス。性質としてはユニークモンスターに近い。
 攻撃も剣による弱攻撃や強攻撃、ジャンプ斬り、つかんで頭突きなど主人公と同じものを行う。
 フィニッシュムーブは有効だが、ある程度のダメージとのけぞりを与えるに留まる。これ以外の状態変化はほぼ発生しない。
 楽に倒すならこちらが離れた間合いから跳びかかると相手もジャンプするので、その頭めがけてジャンプ斬り。
 この繰り返しだけで勝てる。怒りゲージが溜まったらフィニッシュムーブからつかんで頭突きもよい。

 

 ボスを倒した後も戦闘は続行。左右の端から大量のSkeletonが押し寄せてくる。
 左端の小階段の右に立って強攻撃を連打すれば、囲まれる前に左から来る分を全て倒せる(途中で手を休めないこと)。
 片方からの包囲が無くなればもう片方も容易に一掃できる。

The Mauntains of Madness(狂気の山脈)

ユニークモンスター:Uggvald
 ピンク色のSwordman。サイズは普通。
 弱攻撃は一切行わず、強攻撃だけでゴリ押ししてくる。手数は少ないが気絶などが頻発し、さらなる攻撃をもらいやすい。

The Gorge of Death(死の峡谷)

ユニークモンスター:The High Warload
 青黒い色のChaos Knight(剣)。体も気持ち大きめ。
 接近戦に特化しており、弱攻撃でも状態変化が頻発する。こちらが2回ガードすると強攻撃を使用。

 

The High Warloadを倒した先に、手前にDo Not Jumpという看板の立てられた崖がある。
その通りにすると見事に馬鹿を見る。ちゃんと目一杯跳ぶこと。

 

ボス:Hedgehog from Hell
 どこかで見たようなスピンダッシュをする黒いハリネズミ。
 足場の端から端までを突進。振り返る際に主人公がいたら弾き飛ばし、また突進……をひたすら繰り返す。
 攻撃のチャンスは突進の直後。ここでもボスに背を向けて待機し突進を後ろ向きにジャンプで回避、そのままボスの背後に迫って攻撃する。
 あまり近付き過ぎると弾き飛ばす方向が狂い、崖に向かって投げ出される恐れがあるので注意したい。
 ダメージを受けると針の雨を降らせてくるが、これは地面に映る影を見て間に入ればよい。5回攻撃を与えれば勝利。

The Plateau of Entropy(無秩序の高台)

ユニークモンスター:Necrodeath the Fallen
 さらに色黒で大柄なChaos Knight(棍棒)。動きは鈍いが周期的にSkeletonを召喚する。
 常に物量が補充・確保されるため、下手に近付き過ぎるといつの間にか囲まれて袋叩きにされたりする。

 

ボス:AGGR'RAXRAZOK'OMGZOGKHK, Duke of Hell
 ラスボス。名前が読めない
 多くの手順を踏まないとダメージを与えられず、失敗すると大ダメージまたは即死という場面も多い。

 

 始めはバリアで身を守りつつ、手下をけしかけてくる。全滅させるとバリアが消えボスに近付けるようになる。
 ボスも鎖鉄球で攻撃してくるので、地面の影で位置を確認しその都度立ち止まってやり過ごす。
 距離が縮まると炎を吐いてくるが、壇の前の白い岩のそばが安全地帯になっている。止んだら壇に上がり強攻撃。
 ボスも受け止め鍔迫り合いになるのでこれに勝ち、すかさず顔にジャンプ斬りを仕掛けよう。これでやっとダメージが入る。

 

 ボスにダメージを与えるごとに、手下の内容と鉄球が落ちてくるタイミングが変化する。
 3回ダメージを与えると勝利。感動のしようがないエンディングを迎えられる。
 このゲームのエンディングは1つだけである。探さないこと。

 

おまけステージ

Barbarian Stronghold(蛮人の要塞)

エンディングを見た後に、The Foothillsのそばにこっそり現れている隠しステージ。
ここは無限に現れる敵と戦い続け、主人公がやられるまでに倒した敵の数を競うサバイバルステージとなっている。

 

ハイスコアは随時更新され、画面左上に表示される。
特に撃破数が120体を超える辺りからはArcherやSpearmanらも含めた全ての敵が出現し、難易度が一気に上がる。

Barbarian Laboratry(蛮人の研究所)

Barbarian Strongholdでのハイスコアが100体(?)に達すると出現する、第二の隠しステージ。いわゆるデバッグルーム。
ここではShiftキーを押している間、様々な現象を自由に起こすことができる。
画面左上に表示されるコマンド群を参照し、数字キーを押すとそれが実行される。
(Rキーを押すと手前のコマンド群に戻る)

 
1:物体生成1:敵生成1:Swordmanを生成
2:Archerを生成
3:Spearmanを生成
4:Skeletonを生成
5:Chaos Knight(剣)を生成
6:Chaos Knight(棍棒)を生成
7:ランダムなユニークモンスターを生成
8:カラスを生成
2:樽生成1:普通の樽を生成
2:火薬樽を生成
3:いずれかの樽を生成
 
2:コマンド実行1:主人公のライフ全回復
2:怒りゲージ満タン
3:全ての樽と矢を破壊
4:全ての敵が気絶
5:全ての敵が死亡
7:雷鳴エフェクト(脚注)
9:ステージクリア(マップ画面に戻る)
 
3:BGM試聴1:Dayspring(一般ステージ1)
2:Noontide(一般ステージ2)
3:Evenfall(ボス戦ステージ)
4:The Path of Iron(ボス戦)
5:The Secret of Steel(ラスボス戦)
6:Haven(全体マップ画面)
7:Iron Will(タイトル画面)
 
  • Shiftキーを押している間はゲームが一時停止する。
  • 敵生成と樽生成、コマンド実行はショートカットキーが用意されている。
    敵生成はCtrlキーと数字キーを押しながらマウスの左クリック、樽生成はAltキーと数字キーを押しながらマウスの左クリック。
    コマンド実行は数字キーだけを単独で押しても行われる。
    • コマンド実行の6と8は欠番になっている(?)。
      7はショートカットキーを利用しないと作動しない(Shiftキーでは不可)。
 

不具合

  • 鍔迫り合いの決着が一瞬にして付くことがある。この場合は必ず主人公の勝利となる。
  • ユニークモンスターに頭突きなど剣以外の攻撃を仕掛け、倒し切れなかった際、ライフゲージにダメージが反映されない。
    この場合は何らかの剣攻撃を当ててダメージを与えると、正しい残りライフが改めて表示される。
  • ラスボス戦でBGMが二重に流れることがある。
 

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