アナザーマインド

《人名/あ行》

『宇宙の果て』

• 出発してしばらく経った頃から、ピンク色のケモノのレペモッチョネに付きまとい始める。レペモッチョネはアナザーマインドを知らないが、アナザーマインドはレペモッチョネを知っている。自分の記憶のないレペモッチョネについて、アナザーマインドは心の中まで知って話しかけてくる。
• この世界の自然現象を知らないレペモッチョネにとって、「いつも天気」と思っていれば天気だが、「たまに雨が降る」と思えば雨が降ると思うと、「妄想はやめろ」とアナザーマインドは罵る。広いこの世にもしも果てがあるなら見たいと思えば、【宇宙の果て】に何があると妄想してもそれは妄想という。
• アナザーマインドは自分自身のもう一つの人格であると知りながら、レペモッチョネは彼と対話を続ける。物語中、レペモッチョネを取り巻いていくキューブ?にまつわる利害や因縁に、アナザーマインドだけが関係ない。アナザーマインドはレペモッチョネのあり余る想像力を知っているし、その力のもたらす結果を憶えている。レペモッチョネの力に期待や希望を抱く者たちが現われ、彼を利用し支配する者の手に落ちても、アナザーマインドはくり返し現れ、「想像しろ」と語る。

『地球塔調査書』より プロフィール

『ポーンさんがやった果てのヘレン』

• 精霊術士の技「ドッペルゲンガー」の進化形態。さらに進化してトリプルマインドになる。ポレン10より登場。