シューター(Splatoon)

Last-modified: 2024-03-17 (日) 11:12:22

登録日:2023-01-03 (火) 13:59:21
更新日:2024-03-17 (日) 11:12:22
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Tag: Splatoon Splatoon2 Splatoon3 Splatoonブキ解説項目 アサルトライフル シューター 水鉄砲




シューターとは、『Splatoonシリーズ』に登場するブキ系統の一種。


概要

一般的なシューティングゲーム(FPS?等)で言うところのアサルトライフル・サブマシンガンに類するカテゴリで、火力低めのインク弾を連射するタイプのブキ。
チャージャーローラーに並ぶスプラトゥーン三大元祖ブキの一角を担う。

インクを塗って陣取りをするスプラトゥーンシリーズの全ブキ系統の中で最もベーシックなブキで、初代のE3発表時に一番最初に御披露目されたのもこのカテゴリ。
スプラトゥーンの基礎中の基礎が全て詰まっており、誰しもが一度は必ず手に持ち、お世話になる。
属するブキの数は全カテゴリで最も多く、ブキごとに発射レート、射程、集弾率、単発火力など各種性能に多様な違いがあり、「シューターの亜種」といえるブキ種さえ複数存在している。

機動性や威力、レートといった性能が比較的バランス良く纏まっており、塗りとキルをオールラウンドにこなせる。
勝手が分からない内はマーチングファイアで無謀に突撃したり、エイムが合わなくて返り討ちといった壁に当たるだろうが、練習を重ねて行けば十分に成長を促してくれる。


性質

一部を除き、ボタン押しっぱなしでフルオート射撃するのが特徴。
他作品の銃とは違いマガジンは無いので、インク残量が有る限り撃ち続けられる。逐一振りを挟むフデやローラー、射撃ごとにチャージを要するチャージャーやスピナー等と比べても、その総合的な塗り性能は頭一つ抜けている。

インク弾の単発火力はやや控え目だが、その断続的な射撃とレートにより、しっかり命中させれば素早く敵を倒せる攻撃力を有する。
大抵のシューターは射程がやや短いのが弱点だが、移動と射撃を素早く切り替えながら戦える機動力を持つため、こちらの射程圏内に接近する技量があれば問題にならず、その他にカテゴリ特有の突出した弱点が見られないのがウリ。

壁塗りも素早く行えるため、ステージの地形を利用して他のブキ以上に縦横無尽に動き回り、自由度の高い遊撃戦を敢行できる。

その他にも、直進する実弾ではなく、放物線を描いて飛び、自由落下するインク弾の特性を利用した『曲射』により、サブウェポン等に頼らずとも障害物越しでの攻撃や高台の上面への炙り出しが行えるのが特徴。

曲射自体はローラー、マニューバースロッシャーなどでも可能だが、シューターのそれは止めどなく弾を飛ばし続け、かつ(種類にもよるが)中距離以上の射程を有する恩恵でそれなりに高い障害物をも飛び越え、さらにチャージを挟まないため瞬時に戦法を切り替えられる特性を持つ。

一般的なシューティングと違い、敵は自分と同じ高さ、或いは自分より下に居るのに、上から弾が降ってくるという特異な状況を能動的・継続的に行える強みをもっているのだ。

とはいえ完全に無敵というわけでもなく、

  • 連射が速い=射程が短い(or集弾性が低い)
  • 射程が長い=連射が遅くて当てにくい
  • 単発威力が高い=連射性能や集弾性が低い(弾持ちが悪い)

という一長一短の性質をそれぞれ与えられており、その明確な弱点を突かれると脆い。
また、一撃でキルを取れる超火力なシューターは存在しないため、潜伏キル1確のローラーや、こちらの射程を上回るロングレンジで撃ち抜いてくるチャージャーなど、単純な撃ち合いでは対応しにくい相手も居る。

加えて『距離減衰』の概念も存在し、一定の距離を飛翔すると威力が低下していく仕様も漏れなくシューターにも適用される。本項などに記載されている『確定数(◯確)』の表示は、あくまでも有効射程圏内で当てた時に倒せる弾の数ということは覚えておこう。

それらの不利な状況を機動力とプレイヤー側の経験と機転で上手くカバーすることで、初めてオールラウンダーとして活躍出来るブキである。


種類

ブキカテゴリの中で最も種類が多く、性能も多種多様であり敷居が広い。
おそらく自分の感覚や手に馴染むものが必ず見つかるであろうレベル。一つ一つを試合で試していくのは時間が掛かるかもしれないので、試し撃ちなども活用しよう。

ちなみに初代スプラトゥーンではブラスターもこのカテゴリに入っていた。*1
初代モンハンで太刀が大剣扱いだったように、黎明期ならではの仕様である。

なお、公式の定義として短射程・長射程という分類は存在しないが、ここでは便宜上の目安として区分を行い記載する。


短射程シューター

スプラシューター?

PVで一番最初にお披露目された水鉄砲のようなブキで、愛称は"スシ"。イカのお寿司だろうか?

標準的だが高めのレートと確定3発の威力に中距離以下の射程と、全てにおいて並の性能。言い換えればバランスが良く尖り偏った部分が無いので、自分のバトルでの傾向を見極める上ではかなり有用なブキ。
わかばシューターを卒業したらまずコレでしばらく戦い、自分に出来ることを探していこう。
突出したものがないバランス型のブキだが、言い換えれば「不足が少ない」ということでもある。
他のブキの強みに知識や経験、技術で対抗できるウデマエ上級者が持てば、苦手な局面がほぼ存在しない万能ブキにもなり得る可能性すら秘めている。

他の短射程ほどでは無いが少々ブレが発生するので、射程の端に行くほど当たりにくくなるが、それ即ち広く塗りやすいということでもある。
サブとスペシャルを上手く合わせて回転させていこう。

これとは別にヒーローシューターレプリカやオクタシューターレプリカなどのブキもあるが、見た目以外はスプラシューター系ブキとほぼ同一性能*2
水鉄砲みたいなスプラシューターよりヒーローシューターとかP90モドキの方が好みという人はヒーローモードをクリアしてゲットしよう。ただし1ではamiiboを読み込まないと入手できない。

製造メーカーはスプライカ。
マイナーチェンジにはスプラシューターコラボ(スシコラ)、ワサビ(スシワサ)、ベッチュー(スシべ)等がある。


わかばシューター?

全てのシリーズで全てのプレイヤーが一番最初にチュートリアルで手渡されるシューター。百均の水鉄砲のような外見で、通称わかば。
誰しもが町までの一本道で風船を追ってインクを撒き散らしたことだろう。

性能はスプラシューターの火力、射程と集弾率を切り詰め、連射速度とインク効率を増やした塗り向けブキ。
自分の近場の地面をムラなくスラスラと塗り染められる、スプラトゥーンの基本をそのまま成した一品。

反面、威力は4確に低下しており、発射レートが高いとはいえ、射程の都合でかなり接近しないとメインではキルが取れない。
対してインク容量と消費効率は高いので、サブウェポンを使用してもメイン分のインクを確保しやすい。

また、シリーズ通して必ずスプラッシュボムと防御系のスペシャルが積まれるため、咄嗟の状況で数秒の延命やゴリ押しが出来たり、ボムの使い方を把握しやすかったりと、そういう面でも『初心者』に向いている。

ややダサい見た目から初心者でも結構な確率でスシに移ったりするが、そのオモチャみたいな外見に反して意外と侮れない性能を秘めている。経験者であればチュートリアルすぐの強制初陣でも10キル以上を叩き出すことも。

「スプラ」と付いていないが、ブキメーカーはスプライカ。
亜種はもみじシューターとおちばシューター。葉っぱの種類が変わるのか……。


シャープマーカー

射撃精度を重視したシューター。略称はシャプマ、またはシャーカー。
集弾率が極限まで高められており、いくら連射しても一切ブレがない。『2』以降はジャンプ中だろうとブレが0になった。
スシと比較すると威力は控え目かつ射程も若干短いが、連射速度は勝っている。ざっくり言えば行儀が良くなったわかばシューターと言ったところか。

そのレートに比して塗り性能も高く、直線状に塗るので直線移動ルートの確保もしやすい。
撃ち合い中でも相手を正確に狙えば当たるブキと言えるが、裏を返せば狙いが逸れた敵を弾ブレで運良く倒すといったことは見込めない。
弾ブレがある種のエイム補助になり、自陣を広げやすい利点にもなるスプラトゥーンにおいては異色といえば異色。良くも悪くも正確なエイムが必要なブキ。

製造メーカーはツカサ電器。一切インクがブレないペン先は職人たちの手作業がなせる逸品だとか。
亜種はシャープマーカーネオ、通称「シマネ」。島根て。
元ネタは諸説あるが、極細ペンの先っぽではないかと言われている。


ボールドマーカー

シャープマーカーの銃口に漏斗型の部品を取り付けた亜種。
集弾率と射程を投げ捨て、至近距離でのキル性能を極限まで高めた完全近距離特化のシューター。
特に射程は全シューター中ワースト一位だが、近づきさえすれば3確火力と超速レートで一瞬で相手を屠ることが可能な脳筋プレイヤー御用達のブキ。

わかばシューターを超える塗り能力を悪用活用した雷神ステップなる変態テクニックにより、圧倒的な機動力を生み出すことができる。

製造メーカーはシャープマーカーと同じツカサ電器。
亜種はボールドマーカーネオ、ボールドマーカー7。通称は「ボルネオ」「ボルシチ」。
詳細は個別項目へ。


N-ZAP85

ハンドガンを模した軽量シューター。元ネタは北米版ファミコンの周辺機器、NES Zapper。何だかんだ一番ブキっぽい。

ダメージはわかば並と低いが、連射速度、イカヒト両方での移動速度が速く、スピードをイカした戦いを生業とする軽量級シューター。
高速戦闘に向いた機動力とレートを備えるものの、威力やインク効率が劣るので、撃ち合いではそのスピードで翻弄しつつ相手の弾を避けて撃ち込む必要がある。

製造メーカーは何と任天堂。人類崩壊後も人々……いや魚介類を楽しませているようだ。
亜種にN-ZAP89、N-ZAP83があり、カラーリングからそれぞれ黒ザップ/赤ザップ/ファミザップの愛称を持つ。


.52ガロン

グレネードランチャーをモチーフにした高威力シューター。マガジン部分をウォーターサーバーのボトルに置き換えたアレンジがイカす。
立ち位置はむしろ一般的なシューティングでいうマグナムに近く、僅か2発でイカタコを仕留める高火力がウリ。名前も単発52ダメージな事に由来している。
火力と引き換えで機動力は低く、連射速度はプライムより遅いなど足回りは重め。銃口を相手に押し付けるように運用しよう。

真正面での撃ち合いや不意打ちではとことん強いため、前線で暴れたいプレイヤーからは高い人気を持つ。
ただし、撃ち続けた場合にかなりブレが増加し、その威力に比して消費も多めなので、持久戦は苦手。ギアパワーで回転率を補ってあげよう。
伝統的に無印はスプラッシュシールドで撃ち合いの強さを、亜種の.52ガロンデコはカーリングボム等の自走するボムを備えて敵陣への切り込みの速さを補っている。

製造メーカーはペトロ。
亜種は前述のデコと.52ガロンベッチュー。
デコは表面にキラッキラのラインストーンが散りばめられている。かわいい。


プロモデラーMG

プラモデル塗装?用エアブラシをそのままサイズアップしたブキ。MGとマイナーチェンジ版のRG、PGはそれぞれ『銀モデ』『金モデ』『銅モデ』の愛称で呼ばれる。
トップクラスの連射速度とワーストクラスの集弾率を有しており、わかばシューターの塗り性能を極限まで高めたようなシューター。
塗り性能は全ブキ中最高レベルで、ジャイロを左右にブンブンと振るだけでも満遍なく塗れるほど。

その代償として弾一発のダメージがわかば未満の確定5発と威力が低く、性能の9割を塗りに振り分けたような特化仕様。
集弾率の低さは塗りに有用だが、逆に言えば対面戦での安定性に欠けており、ほとんどまっすぐ飛ばないために実質的な交戦可能距離はボールドマーカー以下である。

一応、持ち前の連射速度を押しつけることで近づきさえ出来ればキルが取れなくもない。
塗りを徹底し、下手に真正面からキルしようとせず逃げる過程で回り込む形になったりして、ついで感覚でインクを浴びせていたらキルブキで血気盛んになるよりキルが稼げていた、なんてことも起こりうる立ち回りの大切さを教えてくれるブキ。

製造メーカーは我らがブキチのカンブリアームズ。


L3リールガン

巻き取りホースがモデルの特殊シューター。
所謂バースト射撃を行うブキで、射撃ボタンを押すごとに3連射ショットを放つ。
セミオートのため都度ボタンを押さなければ撃てないが、高精度かつ塗りも強力。

キルに2バースト必要という癖のある攻撃性能と引き換えに、非常に高水準な機動力と下記の長射程シューター群に1歩劣る程度の射程の長さを持つ。
ただし弾1発の威力は非常に低いため、ワントリガー分をしっかり当てなければ相手を倒しづらい。

製造メーカーはスクイックリンαでお馴染み、オルカ。
亜種はL3リールガンD。


長射程シューター

プライムシューター

スプラシューターを再設計し、連射速度の若干の低下と引き換えに、中距離へも届く射程と高い精度を両立させたシューター。
射出圧力を強めた影響か、ダメージと弾速は少し増したがインクの消費も激しくなってしまった。メイン効率アップのギアパワーで補ってあげよう。
レートは低いがブレが少なく高精度、有効射程内での威力は3確なので、立ち回りでレートを補って命中させれば一方的に近い撃ち合いが展開出来る。

『1』『2』では攻撃力を上げるギアを付けることで、実質2発で敵をキルできる「擬似確」が存在した。

製造メーカーはスプライカ。
亜種はプライムシューターコラボ、ベリー、ベッチュー。通称「プラコラ」「プラベリ」「プラベツ」ベツて。
こちらも水鉄砲モチーフだと思われるが、中々スタイリッシュでかっこいい見た目をしている。大きい水鉄砲はやはり子供心を掴むのだ。


スペースシューター?

『3』で初登場した、スプラシューターの機構を改善することで射程が伸びたモデル。光線銃のような外見。

それなりに長い射程がある割に燃費が良く、塗り性能の高さとN-ZAP並みの速さのヒト速が特徴。
他方、問題なのは攻撃性能の貧弱さ。弾の拡散率自体はスプラシューターと同等だが、射程が伸びた分ばらつきやすくなっており、正確に狙うのが難しい。
そんな低い精度でありながら威力は驚異の5確。1対1の状況でもメインのみで戦うのは苦しいため、無理に一人で撃ち合おうとせず、サブスペを織り交ぜて味方のサポートを中心に動くのが主な運用法となる。

製造メーカーはスプライカ。亜種にはスペースシューターコラボがある。
詳細は個別項目参照。


ジェットスイーパー

高いポンプ圧で遠くに弾を飛ばす機構を備えるシューター。高圧洗浄機がモデル。
その射程はシューター系の中で最長であり、14式竹筒銃?を上回りクーゲルシュライバー?の長射程モードにも迫る。さすがは高圧。
一方で射程以外の性能、特に塗りとレートはかなり犠牲になっているため、狙いが良くても弾の間をすり抜けて避けられがち。
オマケに確定4発なので当てても倒し切れないことがままある上、プライム同様にインクの燃費も悪い。

その影響で接近戦は苦手とするため、射程差を維持して一方的な攻撃をしたいところ。
プレイヤー側の勘と経験で補正して戦うか、いっそ割り切って援護射撃を主とするサポートや漁夫の利目的で担ぐのもアリ。
何気にブラスター同様に弾が味方を貫通する仕様であり、味方の位置を気にしなくて済むので援護射撃は楽な部類。

プライムやデュアルを上回る射程と、ある程度の機動力も欲しい、或いはチャージャー等の長射程特化ブキを沈めに行きたいプレイヤーには誂え向きか。

製造メーカーは高火力や長射程に定評のあるハイドロ。亜種はジェットスイーパーカスタム。


デュアルスイーパー

ジェットスイーパーの威力と射程を落とし、銃口を二門に分割して連射速度を向上させたモデル。
威力は低下したとはいえ確定数は据え置きで、射程はプライムシューターや.96ガロンと同じ*3

ジェットスイーパーよりは扱いやすくはあるものの火力面で.96に劣っており、射撃精度もプライムより低い。
サブスペも無印がスプラッシュボムとスーパーセンサー、デュアルスイーパーカスタムがジャンプビーコンとメガホンレーザーと、決して弱くはないが特別強いとは言えない構成だった。

製造メーカーは勿論ハイドロ。
ただしシューターとして存在するのは『初代』のみ。『2』からは真ん中を折られてマニューバーに生まれ変わるという異色の転生経歴をもつ、ある意味レアなブキ。
同じコンセプトのブキとしては、今ではスペースシューターがその立ち位置にいる。


.96ガロン

.52ガロンのバレルを延長し射程を長くしたタイプ。『3』では先端が濾過装置のような見た目になっている。
さすがに96ダメではないが威力も若干向上しており、遠距離戦で圧倒的な強さを誇る……と言いたいところだが、機動力や連射速度は.52ガロンからさらに悪化している。
精度も相変わらずなため、大きな弾ブレを制しつつ相手を仕留める技術が求められる。ブレの少ない撃ち始めを意識した最低限の手数で仕留めたいところ。

『1』から一貫して無印にはスプリンクラーが付いており、塗り返しとスペシャルゲージの溜めに優れる。
マイチェン版の.96ガロンデコはスプラッシュシールドを備えて対面性能を強化。『1』の初期にはダイオウイカとのシナジーもあって環境トップブキに君臨していた時代もある。

製造メーカーは勿論ペトロ。
.52ガロンと合わせると「ゴツギャル」「黒ギャル」と読めたりする。
亜種のデコは相変わらずラインストーンが散りばめられている。


H3リールガン?

リールガンのヘビー級モデルで、L3リールガンから連射力と機動力を犠牲にし、攻撃性能と射程を向上させた。外見もL3リールガンの発射口を伸ばしたもの。

全弾命中させれば1バーストで相手を倒せる*4驚異的な瞬間火力を持つが、連射速度が低い上にトリガーを引くたびに0.5秒ほどの硬直が発生するというバランスもへったくれもない超極端な性能をしている。
そしてブレの少なさの裏返しであるプレイヤーへのAIMその他の要求技術の高さから、かなりの使用難度をもつ魔のシューター。

製造メーカーはL3と同じオルカ。
亜種はL3リールガンD、チェリー。特に『1』のチェリーはスプラッシュシールドにバリアという防御特化構成で、大会での活躍もあり上級者の間で人気を博した。

詳細は個別項目参照。


ボトルガイザー

『2』から登場。あろうことかシャンパンボトルをそのままシューターにしたブキ。

撃ち始めは『ポン』と栓を抜いた音と共に全くブレずに遠距離を攻撃でき、かつ弾速が速い弾を出し、後は溢れた泡のように短射程・低精度の弾を吹き出すという変わったシューター。
ボタン連打(タップ撃ち)をすることで初弾のみを撃つことができるため、キルと塗りを細かく使い分けることが可能。
初弾はプライムを越える射程と3確の威力で、使いこなすことができれば非常に強力。

距離可変機構を持ちカタログスペックは非常に高いスピナーのクーゲルシュライバーと同じく、仮に簡単に使いこなせればこれだけでいいじゃんとなってしまうが、そうではない。
「なんでもできる」ということは「なにもできない」ということでもある。
広い対応範囲は時にどっちつかずになってしまい器用貧乏にもなりやすく、初弾から拡散に切り替わる時には一瞬の無防備な隙が出来る。
加えて初弾の精度が高いということはエイム力も相応に求められるため、パーティーグッズみたいな見た目に反して要求スキルは鬼のように高い。

製造メーカーはエッソ。
亜種はボトルガイザーフォイル。『2』ではスプラッシュボムとバブルランチャーが付いており、即割バブルというテクニックが出来ることも相まって非常に攻撃的なブキとなっている。



追記・修正はインク弾を撃ちまくりながらお願いします。


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*1 現在でも任天堂公式の紹介映像などでその名残が確認できる。
*2 細かい違いとしてオクタシューターレプリカは発射音が微妙に異なる。
*3 なお、プライムは初代のアップデートでほんの僅かに射程が伸びている。
*4 加えて2以降ではかっこいい効果音も鳴る。