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説明
- 「ミダスの娘達」と呼ばれる、霊廟を管理する巫女の当代。
- ミダスの娘達は代々、ミダス王のもつ「慰み卿」の称号とともに、黄金化能力の原種であるミダスタッチを継承する。
- 初代の巫女は、女体化したミダス王その人と語られるが定かではない。
- 魔王からの信頼が厚く、現世との外交を担う。富と快楽で有力者を堕落させ、現世の情勢が迷宮に都合良く歪むよう仕向けている。
- 同じ原種の能力をもつテオドラ、ブリガンテとは関係が深く、二人の突飛な行動をよくたしなめている。
- 正確は冷静かつ真面目だが、やや抜けているところがある。
- 気むずかしい魔人達に気に入られている理由は、ドジっ子由来の愛嬌が一因。
- 人間を迷宮への供物と考えており、その存在に憐れみを感じるものの容赦はない。
- ミダスの娘達は、現実世界から招き寄せた適合者を調整して誕生する。イネスが抱く哀愁は、人間であった頃のそれに由来している。
外見
- モデル:リリス
- フォルム:標準
- 身長160センチ弱。バストはB。褐色の肌。
- 空色の瞳は伏し目がち。プラチナブロンドのツインテール。頭には大きな獣耳をもつ。
- 装束は白色半透明のカラシリス、サンダル、黄金の装飾品。
能力
- 戦闘スタイル 近距離5:中距離3:遠距離2
- イネスとミナデスによる、館主級二人の連携を圧倒的な強みとする。
- ミダスタッチは接触能力を超越しており、相手の攻撃すら黄金に変え無力化しつつ、近づくだけで黄金化を促すレベル。
- ミナデスの被害は黄金像となってからが本番であり、仲間を見捨てる苦渋の選択を強いられることに。
ミダスタッチ(快楽)
- 黄金化の起源とされる、触れたもの全てを黄金に変える接触能力。
- 近距離用。手指が触れることで発動し、対象へと極めて強烈な快感をもたらす。
- 黄金化はイネスが可能と認識したものに適用される。魔力や現象に対しても有効。
王冠(快楽)
- ミダスタッチの第二能力。周囲に黄金化の力場を形成する。
- 取得にはミダスタッチの完全制御が必要。代々の巫女でも使用者は少ない。
- 範囲はイネスを中心とする直径3メートルの球形。持続時間は任意。
- 胸前で左右の手のひらを合わせることで発動。発動中は頭に金の王冠を戴く。
- 生物無生物を問わず、力場に触れたものを数秒ほどで黄金に作り換える。人間に対しては、全身を撫でまわすような快感とともに十数秒で黄金化させる。
- 力場は移動可能で、イネスの動きに追従する。
王笏(快楽/状態異常)
- ミダスタッチの第三能力。ミダスタッチの魔力を、指先から黄金の電撃として放つ。
- 王冠と同様にミダスタッチの完全制御を前提とする。代々の巫女でも使用者は数人で、それぞれ発現形態を異とする。
- 通常射程は10メートル。収束することで射程は延長される。
- 強力なプレジャーボルト。ミダスタッチとは質が異なり、状態異常をともなう。
- 特筆すべきは精密性。十指それぞれが別対象を狙うのはもちろん、軌道制御による多角的攻撃を得意とする。
- 状態異常は「悩殺」。衝動は「被挿入」。
- 膣内を犯されることへの抗いがたい衝動を植え付ける。他者がいればねだり、叶わなければ所持品や自らの指を用いる。
- 多くの場合、「供物作成」の下準備となる。
禁爪(補助)
- 両手の爪に施す、魔力で生みだされた黄金のマニキュア。
- 施すことで、爪一枚がそれぞれがミダスタッチを封印する力を得る。
- 封印は段階的で、十指すべてに施すことで完全にミダスタッチを封印する。
- 解放は任意。一枚解除するだけでミダスタッチが使用可能となる。以降は解除した枚数に応じて性能を取り戻す。
獣耳(補助)
- 巫女がミダスタッチとともに継承する呪い。
- 人の耳の代わりに、獣の耳を宿す。形状は巫女ごとに異なるが、いずれも強化された聴覚を得る。
魔人ミナデス(補助)
- イネスの従者。歴代「ミダスの娘達」の魂の集合体とされる極めて強大な魔人。
- 建前上は従者だが、実際の主従はミナデスが主人。
- 巫女の庇護者であり、巫女からは「大王様」と呼ばれ崇拝されている。
- 迷宮に招かれた霊体系外来種を統率する立場にある。
- 完全霊体のスピリット。召喚機はランプ。
- 見た目は身長200センチ越えの美女。太腿から先は煙で、召喚機の口へとつながっている。
- 能力の本質は「黄金を授けること」。詳細は後述へ。
黄金幻想(催淫/状態異常/特殊効果)
- ミナデスの能力の一つ。認識を完全に支配する強力な幻惑。
- 射程は10メートル。吐息によって金粒の煙を吹きつけ、対象を包みこむことで発動する。
- 状態異常は「幻惑」。幻惑内容は「ミダスタッチ体験」。
- 幻の中では、対象の両手にミダスタッチが発現する。
- 状況は、黄金一色の宮中に敷かれたハーレムの只中。ハーレムの美女達はミナデスの犠牲者で、対象へと恍惚の表情で群がってくる。
- 否応なく触れてしまい、ミダスタッチが発動。次々と絶頂し黄金像に変わるハーレムの様子と、黄金像が発する魔力によって、対象の催淫が加速する。
- 最終的には、催淫に耐えきれず、自分自身をミダスタッチで黄金像へと変えてしまう結末を迎える。
- 幻の中では、対象の両手にミダスタッチが発現する。
- 特殊効果は「ミダスタッチ感染」。
- 幻とシンクロし、現実でもミダスタッチが発現する。
- 対象が幻の中で果てる頃には、現実でもミダスタッチによって同様の結末を迎える。
- また黄金像に触れた者にも、ミダスタッチが発現する。
供物変化(補助)
- ミナデスの能力の一つ。黄金ディルドを介し、使用した犠牲者を様々に加工する。
- 黄金ディルドは、ミナデスの視界内の任意地点に出現する。
- 黄金ディルドの基本形状は、30センチほどの張形。
- 女性が手に取ると、欲望に応じて最適な形状へと変化する。中には固定型や双頭型なども。
- 対象が悩殺されている場合、衝動「被挿入」によってなすすべなく手に取ることに。
- 黄金ディルドで生まれた黄金像は強力な魔力を帯び、加工することで凶悪な呪物に作り換えられる。
- 「供物」の意味は、加工品をミナデスが好んで蒐集したことに由来する。
- 詳細は特記へ。
特記
ミダスディルド
- 供物変化でできあがる呪物の一つ。
- 対象が黄金ディルドで黄金化した際、その魂を黄金ディルドに移し替える。
- ミナデスの力で黄金ディルドは黄金像から分離され、ミナデスの手元に戻る。その際、引きずり出された犠牲者の魂が、悶えながらディルドに吸収される様が見れる。
- 魂を吸収した黄金ディルドは、30センチほどに縮小した直立自慰姿の犠牲者の全身を象った形状に変化する。本体先端は犠牲者の頭となり、足裏には柄が融合している。
- ミダスディルドを使用して黄金化した犠牲者は、彫像化解除を行えず、「ミダスタッチ感染」の効果が付与される。
黄金ランプ
- 供物変化でできあがる呪物の一つ。
- 黄金ディルドで黄金化した犠牲者を、ランプに作り換える。
- 形は、黄金でできた水差し状のオイルランプ。蓋は、縮小された犠牲者の黄金像と一体化している。
- ランプの所有者は、ミナデスと契約を交わし、一つだけ願いを叶えることができる。
- しかし内容はミナデスに都合良く曲解され、ほとんどの場合、大人数が黄金化する淫らな惨事を迎えることとなる。
- そのため願いによっては、容易に災害級能力の引き金となる。
災害級黄金化能力
- 黄金ランプによる願いの具現化。黄金幻想を広域展開し、ミダスタッチの大感染を引き起こす。
エピソード
メモ
- なし
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