CCA_507 ◆Bm82Mk3J2Y氏_第3話

Last-modified: 2007-11-18 (日) 19:27:43

C・E73 某日 

 

ザフトのGを退けたロンド・ベルは月面都市「フォン・ブラウン」に入港、補給を受けていた。
しかし、クレーターの異常を感知したオーブ軍第2宇宙艦隊所属のアーク・エンジェル、元・ザフト籍の軍艦「エターナル」がMSを調査に向かわせてきた。
フォン・ブラウンを攻撃されるにはいかないロンド・ベルはGMⅢとジェガンを迎撃に向かわせる。
―ロンド・ベルとオーブ。両者を結び付ける因縁が始まろうとしていた。

 
 

―第3話「Ζ・刻を超えて」―

 
 

「俺とジュドーはジェガンで出ろと?」
医務室の艦内電話で連絡を受けたアムロは機体の状況を聞くなり、疑問の声を出した。
「はい。一応チューンアップを施していますので、大尉の反応速度にも着いて行けるはずです。
 ガンダムタイプは整備が完了していないので使えないと整備班から報告が来ています」
「了解した。敵の数は?」
「2機のGタイプです。」
「ガンダムタイプ?この間の奴とは違うのか?」
「翼を持つ白い機体と、指揮官機とおぼしき赤いガンダムです」
「迎撃に出たGMⅢ隊の状況はどうか?」
「交戦に入っています」
「はたしてどのくらい持つか・・・」
ガンダムタイプを旧式のGMⅢで足止めできるのか。アムロはそれを案じていた。
しかし、そんなアムロの予想とは裏腹にGMⅢは奮戦していたのであった。

 
 

―フォン・ブラウン近くの空域

 

「くっ・・・なんだ、こいつら動きがいい!!連合にこんな部隊が!?」
インフィスト・ジャスティスのコックピットで、アスラン・ザラは呻いていた。
未確認のMS部隊・・・外観から言って連合の機体だろうか。
その部隊に自分は苦戦を強いられている。
彼らから言ってまったく予想外の出来事だった。

 

「落ちろ!!」
ミーティアの射撃武装で追い散らそうと、照準を定める。
異変はこの時起こった。目標をロックオンできずにシステムがエラーを起こしたのだ。
「なっ!?ロックが効かない!?そんな馬鹿な!」
アスランは驚き、目を白黒させた。
フリーダムとジャスティスの攻撃戦術の中核を成す「マルチロックオンシステム」。それがまったく機能しない。
これは開発段階で想定された「広域殲滅」の運用法を封じられたことを意味する。

 

何故、ロックオンできないのか。その原因はミノフスキー粒子にあった。
この粒子はレーダーを撹乱し、電子機器にも影響を及ぼす効果を持っている。
かつてのジオンはこの粒子とMSで連邦軍を一時は降伏寸前にまで追い詰めた。
その効果はC・Eの世界でも充分に発揮されているのである。
「キラ、聞こえるか、キラ!・・・くっ、通信機も駄目か・・・」

 

原因不明の計器やシステムの異常は2人の連携を完全に断った。
通信が出来なければ援護の機体も呼べない、キラがどうなっているのか確認もできない。
そのことがアスランを焦らせた。
そんな彼の隙を突くかのように、GMⅢの一機が腰からビーム・サーベルを引きぬいて斬りかかった。
その斬りかかるスピードは信じられないほど速く、GMⅢのサーベルがミーティアの左の砲身を切り裂く。
続いて、別の機体の肩についているミサイルポッドの弾丸が命中した。
ジャスティス本体はPS装甲に助けられたが、ミーティアは完全に破壊された。
これでアスランは知った。

 

―敵のパイロット達の腕前は相当な物だ。まさかコーディネーターか・・・?

 

敵のパイロットはエクステンデッドでは無い。それだけは分かった。
エクステンデッドならガムシャラな動きをとるはずである。
それがどうだ。目の前の敵の動きや戦術は実に洗練されている。

 

―コーディネーターか、エース級のナチュラルで構成されたエース部隊なのか?それしか考えられない・・・!!

 

しかし、アスランの予想は事実とは異なっていた。
実は目の前の部隊は別にエース部隊でもなんでもない。
ベテランパイロットが乗っている。
ただそれだけのことであった。
GMⅢの部隊はアスランを足止めすべく巧みに弾幕を貼って、ジャスティスを幾度も牽制する。
「いいか貴様ら、アムロ大尉とジュドーが来るまでなんとしても持たせろ!やられたら給料が減ると思え!」
「ヘイヘイ、分かってますよ!奴にこのGMⅢがガンダムmk-Ⅱより性能が上だってところを思い知らせてやります!!」

 
 

GMⅢとフリーダム、ジャスティスの戦闘はGMⅢの優勢で進んでいた。
ミノフスキー粒子散布下での戦闘が当たり前になっているU・Cと違って、ジャマーがあるとは言え、C・Eではレーダーを使った「イージスシステム」が未だ現役で運用されている。
そんなところにミノフスキー粒子が散布されたらどうなるか。
C・E勢は目隠しをされたようなものだ。
単純な「経験」の差がものを言っている。ただそれだけの事である。

 

動力源の問題さえ除けば、機体自体の総合性能は互角だといっていい。
しかしGMⅢは量産機ゆえ、単純な攻撃力はガンダムタイプには遠く及ばない。
それでもC・EのMSに対しては攻撃力で絶対的な優位を持っている。
たとえVPS装甲であろうと、核融合炉を持つMSの火器のビームなら、当たればほぼ一撃で破壊可能なのだから。
「このGMⅢのパワーをなめるなよ、ガンダム!!」
GMⅢの3機が息の合った連携でライフルを一斉に放つ。
そのビームはC・Eのいかなるビーム兵器より遥かに高威力・高速な光の矢となってジャスティスを襲った。
アスランはジャスティスのスラスターを吹かし、ビームをなんとか回避した。
しかし、背中のファントム01の右の主翼の殆どが融解してしまったが。
「なっ!?かすめただけで!?なんで威力なんだ!!」
彼は驚きと感嘆の入り混じった声を出していた。

 

―このMSの武器はなんて高威力なんだ!

 

キラが1機を戦闘不能にはしたが、自分が相手取った残りの3機はなんとも手ごわい。
単機で複数の相手を相手取る事は覚悟していた。
だがこれほどてこずったのは初めてのことだった。しかも量産機相手に。
「強い…これほどの腕のパイロットが連合にいたとはな…」
しかし、アスランは一瞬で冷静さを取り戻した。
それは激しい戦いを生き残ってきた元・ザフトのエースパイロットである故ものであった。
彼の瞳に、鋭い光が宿った。

 

―彼の相棒のキラ・ヤマトはGMⅢの一機を戦闘不能にし、フォン・ブラウンに肉薄していた。

 

「あれは…街?」
クレーターを視認する。そこには、地上やコロニーとなんら変わらない都市そのものの光景があった。
キラは己が目を疑った。

 

―これほどの都市をいつの間に…?

 

キラはさらに高度を下げ、都市の様子を確認しようとする。その時、ビームがフリーダムをかすめた。
「うあっ!?二機?あ、あれはウィンダム…いや、また新型か!」
フリーダムを攻撃したMSはダガー系列の機体に見えた。
違うのは頭部にバルカンポッドらしき物がついているのと連合系MSにありがちなストライカーパックを装備していないところだろう。
そのMSはジェガンだった。

 

ジェガンのコックピットにはアムロとジュドーが乗っていた。
「新型とはいえ…GM系列でガンダムとやるなんて…ツイテないなあ。せめて百式改を使いたいよ、まったく…」
「文句を言うな。ジェガンはオリジナルの百式より性能はいいんだ。それにMSの戦力は性能だけで決まるわけじゃない。
パイロットの技量なども合わさって初めて決まる。それにジェガンは今までのGMとは一味違うぞ」
「それはそうだけど…」
「ガンダムを使いたいって言うその気持ちはよくわかる。俺も正直言うとホワイトゼータを使いたかった」
「ホワイトゼータって、格納庫で整備を受けてたあの白色のゼータのこと?」
「ああ。俺がティターンズとの戦争の時に使ってた奴で、アナハイムが送ってきた物の1つだ。
 アレを使おうと考えたが、まだ整備中でな。お喋りはここまでだ、さあ、行くぞ!」
「了解!」
ジュドーはスロットルを押し込んだ。
「まずはやってみるか!」
まずはジュドーが牽制も兼ねて、ライフルを放った。キラはこれに反応し、すぐさまレールガンで反撃する。

 

―これで!!

 

彼の攻撃を避けられる腕を持つパイロットは今の地球連合正規軍にはまず存在しない。また核動力のMSの攻撃に耐えられる通常装甲も無い。
彼の今までの経験からすれば、大抵のMSはこの一撃で戦闘力を失うのだが、この場合は違った。
なんと敵はレールガンを避けきっただけでなく、さらに反撃を返してきたのだ。予想外であった。
「なっ!?…うわっ!」
ジェガンのシールドミサイルの至近弾の爆発がフリーダムを襲う。その爆発でフリーダムのバランスが崩れる。
その隙を見逃さず、アムロが格闘戦に持ち込んだ。
「このジェガンの運動性ならやれるはずだ!」
アムロは正面きってフリーダムをシールドで殴り、そのままミサイルをフリーダムのメインカメラ目掛けて発射した。
フリーダムは後ろ向きに仰け反り姿勢を崩した物の、なんとか回避した。

 

―つ、強い!でも、出来れば殺したくない!

 

キラは歯軋りした。死ぬわけにはいかない。しかし、自分は殺したくもないのだ。
それは奢りなのかもしれない。しかし、キラはその信念を捨てることだけはしたくなかった。

 

「この感じ…、何だ?」
「敵意が薄い…?」
キラの心を読み取ったアムロたちは疑問を抱いていた。敵と言う割には,敵意がそれほど感じられないのだ。
「シャアやハマーンのように憎悪に満ち溢れた物では・・・な・・・い?」
キラは戦いには消極的であり、彼自身は「戦いを終わらせる」という名目で戦闘に参加している。
実際の行為がほとんど「無差別テロ」に等しい行為であるとしても、だ。
まして、彼はアムロたちのように明確な「目的」な「意思」を持って戦っているわけではない。
それが彼を、地球連合・ザフトの両軍をして「戦いを増長させる存在」と言わしめている所以であった。

 

2人は確実にストライク・フリーダムにダメージを与えていった。
しかし、彼らの技量を持っていても無傷とは行かなかった。
ジュドーのジェガンは肩をえぐられ、下半身に追加装備されたグレネードパックの片方を失っている。
またストライク・フリーダムも予想外の強さに、レールガンや二丁のライフルのうちの片方などを喪失していた。
「くっ、なんであなた達は僕たちの邪魔をするんです!?」
「邪魔だって?そっちから攻めてきたんでしょうが!」
「僕たちは調べに来ただけだ!そこをどいてくれ!」
「調べに来ただって!?ガンダムで?冗談はよしてくれ!」
ジュドーはキラと口論をしつつも一瞬の隙も見せなかった。

 

キラは、目の前の敵パイロット達が今までの敵とは違う動きをすることに焦りを覚え始めていた。
ハイマット・フルバーストを用いて攻撃しても、全ての火器の攻撃をまるで予知したかのように回避されてしまう。
相手は腕が立つとはいえ、量産機である。
量産機相手にここまで苦戦したのはフリーダム系統の機体に乗ってからは皆無だった。
なんとか損傷を与えたもの、自分のほうはろくに攻撃を当てられない始末だ。
せめてドラグーンが使えたら。キラは久しぶりに自分の腕の未熟さを歯がゆく思った。

 
 
 

そんなキラとは対照的に、アスランはあれから押し返し、GMⅢの猛攻を退け、さらに直援についていたクラップ級2隻の対空砲火を突破し、フォン・ブラウンに侵入していた。
ラー・カイラムの戦闘ブリッジは、その対応に忙殺されていた。

 

―ラー・カイラム 戦闘艦橋

 

「紅いG、フォン・ブラウンの領空に侵入しました!!」
「なんだと!GMⅢ隊はどうした!?」
「頑張っていますが、やはり数が足りません!!」
「迎撃用意!」
ドックに繋留されているラー・カイラムの対空砲が始動する。
護衛についているスタークジェガンもラー・カイラムの上に乗り反撃の準備をした。

 

「主砲の安全装置を解除しろ!直援のスタークジェガン隊はドックの前面に展開!ガンダムmk-Ⅲをいつでも出せるように整備を急がせろ!!」
ブライトは次々に指示を飛ばした。
ドックに係留された状態でMSに攻撃されたら、艦が撃沈されるのは明らかだからだ。
ラー・カイラムは現時点での連邦軍最強の戦艦と言える。
昔の大艦巨砲主義の観念でいえば、C・Eの艦船ではラー・カイラムの撃沈は極めて難しいのである。
しかし、それでも戦艦が機動戦力に弱いのには変わりない。

 

「今攻撃されたら、終わりだぞ…!発進急がせろ!」
ブライトは焦っていた。
しかし、その時すでにインフィスト・ジャスティスはラー・カイラムが駐留しているドックの5キロ手前にまで猛接近していた。

 

ラー・カイラムの医務室はフル稼働状態であった。
戦闘で撃退されたGMⅢのパイロット達が運びこまれてきたからだ。
これで第2次ネオ・ジオン戦争からの負傷者と足すと、ロンド・ベルのパイロットの大多数が負傷したことになる。
ロンド・ベルは戦闘可能なパイロットのほとんどを喪失し、戦闘継続さえ危うい状態となってしまったことは誰の目にも明らかであった。
「機体はあっても、パイロットがいない」。
ロンド・ベルはまさにこの状況に陥っているのである。
医師たちは重病患者の治療に専念するため、比較的軽傷の者は処置を受けたあと、緊急的に配置についていた。
ある者は対空砲座、またある者は医師達の手助けといった具合である。
そんな中、ルナマリアは一人医務室で考えていた。
なんだか、目が覚めたような気がしていた。

 

―私は、何か夢でも見ていたのかもしれない。

 

恋に恋をし、よく考えもせず掲げられた大義を正義と信じ、妹に対する悲しみのあまり、仮初めの恋に溺れ・・・。
感情に流されるだけのがむしゃらだった自分。
なんであんなにも幼かったのだろう。

 

―私は、どうすれば、いい?

 

わかっているような気がした。しかし、あと一歩の所で掴みきれない。
そんな感触。
そんな時、ある会話がルナマリアの耳に届いた。
「ー・・・いいから出させてくれ!この程度のケガで!機体があってもパイロットが足りないんだろ!?」
「駄目だ!歩けもしない癖に!今お前が出ても的になるだけだ!」
「くっ・・・」

 

―パイロットが、足りない?

 

立てる。自分は歩ける。
ケガだって彼に比べたら軽度のものだ。
何をすべきか、やっと、分かった。

 
 
 

「格納庫はどこ?」
負傷したパイロット達の会話を聞く限り、接近中のMSはフリーダムとジャスティスに間違いない。
「この艦を沈めるわけにはいかない・・・!私はやっとわかったような気がするのよ!」
ルナは怪我をしていることも、自分が捕虜であることを完全に忘れていた。
女はザフトのパイロットスーツではなく、地球連邦軍のパイロットスーツを着た。
その理由は「過去の自分」との決別をするためであった。
思慕と憎しみのまざった自分のアスランへの想い。
そして裏切った妹への悲しみと嫉妬。
その全てに決着をつけなくてはならない。
彼女は格納庫に着くと、既に出撃準備が整っていたガンダムMk―Ⅲに乗り込んだ。
―ヴォンッ!
ガンダムmk―Ⅲの双眼が輝き、動力源の核融合炉がまるで心臓が脈打つように稼動を始める。
「な、何よこのパワー・・・インパルスなんて比べ物にもならない・・・。凄いわ。それなのに扱いやすい・・・」
機体のOSに表示されるパワーゲインはインパルスのそれよりも優に30倍以上の出力を示している。
それでいて自分の知るどのMSよりも動かしやすい。

 
 

「MSF-007・・・『ガンダムmk-Ⅲ』・・・?これがこの機体の名前?」

 
 

操縦桿を握る。確かな感触。
「おい、mk-Ⅲが動いてるぞ」
「そんな馬鹿な、誰が動かしている!?」
整備兵達の驚きをよそにルナマリアはラー・カイラムのカタパルトに通じるハッチをmk―Ⅲの左手で開け、機体をカタパルトに接続させた。
無論、ブリッジもこの状況を知らない訳ではなかった。
「艦長、mk-Ⅲが動いています!!」
「何だと!!誰が動かしている!?」
「待ってください・・・。ほ、捕虜です!捕虜がmk―Ⅲに乗っているようです!」
「なにい!?」
「発進体勢に入っています。これでは止められません!」
mk-Ⅲは発進体勢に入っている。今更止めようとしても無駄だ。
それにこのままでは艦が沈む事もありえる。
ここでブライトはある判断を下した。
「人手不足だ、捕虜でもかまわん!!出せ!!」
「艦長!!しかし捕虜ですよ?敵機と合流するかもしれません!」
副艦長がブライトに再考を促すべく進言するが、ブライトの下した決断は覆る事は無かった。
「オペレータ、繋いでくれ」
「はっ!」

 
 
 

「・・・要はあの2機を拿捕、もしくは撃退ってことですね?」
「そうだ。出来れば鹵獲してほしい。ガンダムタイプを鹵獲すれば詳細なデータが得られるからな」
「・・・了解。ただし上手くできるか保障しませんが」
「かまわん、コックピットのある胴体部が残っていればこちらでデータバンクを解析できる」

 

―そうよね。単純に敵を倒す事だけを考えてちゃ、勝てる戦争も勝てないわよね・・・。

 

「・・・ひとつ、聞いてもいいでしょうか」
「何だ?」
「ブライト艦長・・・でしたっけ。どうして捕虜の私を信用してくれるんですか」
「・・・人を見る目はあるつもりだ。それに君の事はアムロから聞いている。・・・迷っているんだろう?」
「いいえ」
ルナマリアは真っ直ぐな視線でブライトを見た。
「いいえ。もう・・・迷ってはいません。やっと・・・分かったような気がするんです」
「そうか」
ブライトはふと懐かしさを覚えた。
昔、どこかで見たような真っ直ぐな瞳だった。
あれはいつかのアムロだったか、カミーユだったか・・・。

 

「よし、発進してくれ」
彼女は信頼できる。ブライトは確信を抱いた。
「了解。・・・ルナマリア・ホーク、ガンダムmk-Ⅲ行きます!!」
彼女は叫んだ。
そして「ザフトの人間」としての自分と決別するために、自分の無くした「戦う理由」を取り戻すために。
それは毅然とした響きを持っていた。

 
 

―彼女の「地球連邦軍の軍人」としての戦いが今幕を開けた―

 
 
 

ルナマリアはガンダムmk―Ⅲで出撃。
現れた「エターナル」から響くラクス・クラインの言葉。
一方、ルー達は無人島で過去の知られざるMSとそのパイロットに出会う。
そのパイロットからルー達は驚くべき事実を知らされることになる・・・。

 

次回、「サイレント・ヴォイス」