基本情報 
- イデア名:
Shannui - 身分:人間? 第三王女(推定。この国を統べる王の三人目の娘と記述されている)
全弾で共通して連続攻撃してくる王女様。
無印では猛威を奮ったが、混成環境だと対策カードが増えてきている。
Adventureでの出演では、イデアでありながらボルテージを有するという非常に稀有な例となった。
第4弾までのイデアの中で、公式データとしては唯一3データを持つ。そのどれもが苛烈極まりない。
(が、自身を省みない為、攻撃は非常に通りやすい)
傍から見れば悲劇の王女だが、Traditionの記述からは己の目的の為にそれらを利用したとある。
自分の美学を貫き通す意思の強さに加え、武術の技量、シナリオの誘導など、芸術家肌も持ち合わせる文武両道と言えるかもしれない。
Adventureでのプレイヤーへの反応は、王女らしい育ちの良さが伺える。
ゲームデザイナーのポーン氏の作品「プロバビリティ・シー」に、同名の登場人物が存在する。
収録弾 
- Blade Rondo(無印)
- No.02 舞踏剣
- 悲恋と誇りに情熱を捧げ、恋敵を守るために屍山血河を踊った王女の物語。
- IDEA.02 悲恋の王女 シャンヌイ
- 「ひるがえす。回る閃く閃く刎ねる」
- No.02 舞踏剣
- Blade Rondo -Night Theater-
- Blade Rondo -Grim Garden-
- No.42 絢爛剣
- 一夜限りの昇華のために、生涯に渡って節制と鍛錬に努めた絢爛の王女の物語。
- IDEA.29 散華の王女 シャンヌイ
「省みない。回って――閃いて――首を落とす!」
- No.42 絢爛剣
- その他
- Blade Rondo Adventure
鮮血の舞姫 シャンヌイ(第1章 対戦相手)
- 「どうやら迷い込んできた客人のようですね。黙って観ていてはくれませんか?
だめですか。構いませんよ。
あなたを殺すのは本意でありませんが、共に踊るならいっそ苛烈に。
不本意に与えられた人生の幕、ここで下ろせるならそれもまた好し」
- 「どうやら迷い込んできた客人のようですね。黙って観ていてはくれませんか?
- Blade Rondo Adventure
Tradition 
No.02 舞踏剣(シャンヌイ)
イデアになるものに多いことだが、シャンヌイもまた周囲には理解しがたい性向を持っていた。その夢想的な王女は己の美を完成させるために国も人生も利用した。彼女が伯爵の息子に情熱的な恋を捧げ、しかし親友にこれを譲り、しかも命を賭けて二人を守ったのは、少数の主役で悲劇を完成させるためであった。怒れる父王が親友に差し向けた刺客たちを双刀で切り裂いて、血しぶきは計ったように円を描く。
No.42 絢爛剣(シャンヌイ)
シャンヌイが周囲に申し訳なく思うのは、自分の存在そのものだ。生まれくるべきではなかったとまでは言わないが、今ここでなくても良かったのではないか。とにかくそりが合わない。自分で獲得したのではなく前世代から恵まれたに過ぎない有形無形の資産を頑なに守ろうとするあらゆる人々の習癖は、彼女の目にはとても奇妙に映った。生まれた土地に文句を言っても仕方がないが、彼らの生き方を真似する気には到底なれない。シャンヌイにしてみれば、世界から与えられたものは世界へと返すほかはない。彼女の剣は、なにかを手放すときにこそ冴え渡る。