Tradition/ソルフリート&ファゴラントス

Last-modified: 2022-07-13 (水) 15:40:11

基本情報

  • イデア名:Solfried(ソルフリート) & Fago(ファゴ)-Lantos(ラントス)
  • 身分:騎士・竜王

ソルフリートは、ゼフェルとライバル関係にある騎士。ゼフェルからは善良でありたがる竜王を信仰する使徒という印象を持たれていた。

 

ファゴラントスは、ファゴラントス山脈に眠っていた竜王。ザ・テンペストによる封印を理不尽なものと解釈しており、怒りを抱いている。
ソルフリートを操れるような描写が見て取れるが、詳細は不明。

収録弾

Tradition

No.72 凍りつくハウル(ソルフリート&ファゴラントス)

 

無論のこと、この地の民の意志はファゴラントスの制御下にある。表面上素朴な土着信仰として偽装されるそれは民の意識に深く根を張っていた。抗おうとも思えないほど強固に。 樹氷の下で雌伏を強いられて己の復権だけを望む竜王は、小人たちの仲間割れやおおよその趨勢は理解している。理解できなかったのは、かれの復活が妨げられた原因だ。悪夢から目覚めるだけの歳月が経ち、存分に溜まったものを吐き出してまず自身の生理から満足させようという試みは、理不尽に阻害されることとなった。前触れもなく現れた、ただ一人の小人の力にねじ伏せられたのだ。大質量の樹氷に封じられ、以来ファゴラントスは心を動かすことしかできない。あの異常個体は何だったのか。正体の知れぬものに対する激しい怒りが、時折ソルフリートの顔を歪ませて凶行に及ばせる。