基本情報
- イデア名:Lagrange
- 身分:人間?
移動劇団の劇団長。ドールと会話をするのが日課。
それは彼自身の腹話術ということなので、魔法が使える可能性は低い。
シェオルとある程度対等に話せる立場にあるようだが、シェオルの策謀についてどの程度加担していたかは不明。
ただ、劇団に依存していたことは他のキャラクターのTraditionからも推測できる。
収録弾
Tradition
No.24 指揮剣(ラグランジュ)
ラグランジュはいつも最初に夕食を終えて席を立ち、劇場の保管庫にいそいそ赴く。箱に眠るドールたちを一人ずつうやうやしく取り出し、糸で動かしながら恋や政治について語り合うのだ。ドールたちは対話を心待ちにしている。話す時間が少ないと不平まで言う。結局それは彼自信の腹話術であるのだが、操られていることと心があることは矛盾しないと思う。人格を尊重しなければ魂が宿らないのはドールも人間も同じなのだ。
ある日、彼は劇場を統べる女神からドールに構う時間を半分にするよう言いつけられる。彼が女神に抗議すると、その不満は女神による腹話術に過ぎないと言われて困惑する。