ノッチ曲線や割と詳細な車輌の資料が載ってるかもしれない本一覧
基本的に国会図書館にあることを確認済み。(一部欠号などはあり)
国会図書館サーチ http://iss.ndl.go.jp/
2012/3/30 鉄道車輛資料DB Wiki版を開設しました。
File not found: "tet_sample.jpg" at page "車輌の資料"[添付]
画像は電気車の科学の物ですが、基本的にどれも同じような書き方です。基本的には鉄道会社や車両会社の人が記事を書いていますが、車両によっては対談形式になっている物もあります。
国会図書館デジタル化資料プリントアウト時の注意
デジタル化資料は写真撮影された物で調整されていないため、そのままプリントすると悲惨なことになる
下記のように設定するとほぼ直接コピーしたのと変らない程度の見栄えとなる
例:http://yfrog.com/es27542232j
・ページ指定した後に詳細ボタン押していらない部分をトリミング
↓
・白黒に変換して画質手動でガンマ0.5、コントラスト5に設定
※写真だと強すぎるかもしれないから調整が必要
資料一覧
電気車の科学(電気車研究会)
1948年~1994年にかけて鉄道ピクトリアルを出している電気車研究会が出していた主に鉄道職員向けの鉄道雑誌。
国会図書館デジタル化資料:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2385513
「○○鉄道○○系の概要」というタイトルで載っている
J-GLOBALでタイトル検索が可能 有料で複写サービスあり(¥847~2720+枚数) http://jglobal.jst.go.jp/search.php?q=S0261A&t=2&d=1
車両技術(日本鉄道車両工業会)
1953年から発行。半年ごとに発行される会員向けの鉄道工業情報誌。
国会図書館デジタル化資料:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3381162
個人会員あり(入会5000円、年2万円)
個別の車両に関する記事があるのは概ね1970年代以降
2012年4月11日より国会図書館内でデジタルデータにて利用可能に。
20100系文庫に目次リストあり http://homepage3.nifty.com/jindou/tecs_next.htm
公式サイト http://www.tetsushako.or.jp/
鉄道車両と技術(レールアンドテック出版)
1995年から発行。予約購読制の鉄道技術紙。
神保町の書泉グランデに最新号及びバックナンバーの在庫あり
関連サイト http://railtechpub.takagi-ryo.ac/
電車(交友社)
1955年~1997年にかけて発行されていた乗務員・車両検修職員向けの雑誌。
国会図書館デジタル化資料:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2384549?tocOpened=1
電気車の科学よりもやや国鉄・JRに特化した構成
国会図書館所蔵は1987年11月以降(所蔵分は全てデジタル化済み)
鉄道博物館・交通科学博物館の図書館ならばそれ以前も所蔵あり(閲覧のみ)
電気鉄道(鉄道電化協会)
1947年~1987年にかけて発行されていた電気系職員向けの雑誌。
国会図書館デジタル化資料:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2384051
地上設備に関する話題が中心で車両に関する記事は時折掲載される程度
1980年代に限っては車両紹介記事が掲載される頻度がやや高めになっている
最新交直流電車・直流用新形電車教本
それぞれ1965年・1970年発行。現業や教育向けのいわゆる電車の教科書。
この2冊については「交友社鉄道図書館」で会員登録(月¥262)すれば閲覧可能。(最新交直流電車については現在途中公開)
http://www.railforum.jp/koyusha/
直流用新形電車教本(交友社)
直流電車研究会編。平成5年初版発行。
上記の「直流用新形電車教本」とは別のもので、表紙は緑色。
電車運転士育成用の教本で、基本的な車両の構造の他、205系電車の構造について詳細に記載されている。
205系の力行ノッチ曲線や、各種回路図も掲載。
205系に関しては同社刊・電車研究会編の205・211系直流電車でもかなりの部分をカバーしている
鉄道技術研究所速報(国鉄鉄道技術研究所)
昭和58年(内部向けはそれ以前から)からJR移行までの間、国鉄鉄道技研(現鉄道総研)が発行していた研究報告書。
研究には新型車両が登場した際の性能試験も含まれるので、この時期に登場した車両の詳細な現車試験データが掲載されており挙動設定の参考になる。
昭和58年以降は国会図書館に蔵書あり(昭和60年前半に大幅な欠落あり)
各号の内容はこちら
昭和58年以前も鉄道技術研究報告(同)に概要版が掲載されていることがあり、国会図書館で閲覧可能(デジタル化済み)
鉄道工場
1948-1987 レールウェイ・システム・リサーチ刊行
国会図書館デジタル化資料:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2385400
車両の資料を入手できる箇所
国立国会図書館
原則満18歳以上でないと利用できない。上記の「資料一覧」に掲載されている資料のほとんどを閲覧・複写することが可能。遠隔地に住んでおり現地からに行くのが難しい方は遠隔複写サービスを利用するのも手。
都立図書館(多摩図書館)
国会図書館と違い年齢制限はなく、また東京都以外の在住者でも利用することが可能。資料のデジタル化が進んだ国会図書館と違い、直接原本を閲覧・複写することができる。電気者の科学だけはやたら蔵書が充実しており、昭和47年以降は全巻そろっている。なお、国会図書館のデジタル化資料の閲覧ページでは外部からでも記事タイトルまでは閲覧できるので、ここでお目当ての記事のある巻数を予め調べてメモしてから行くと効率がよいだろう。