いざ、参ります

Last-modified: 2023-07-15 (土) 19:27:02
作曲者U-ske feat.棗いつき
難易度EASY3ノーツ数341
NORMAL5556
HARD7702
EXTRA10897
BPM188
演奏時間1:43

太鼓の達人楽曲公募2022落選曲。
「Phigros」収録の8日後に収録されている。
2023年は1月の19日には「Lanota」にも収録された。
2023年1月21日には「TAKUMI³」に「VEZZELiX」と共に第2回公募収録の大トリを務めて収録された。
「Twidora」にも収録されている。

攻略

EASY:
 間隔の短い同士のノーツ(8分)を叩けるようになろう。
NORMAL:
 NORMALながら16分があるのはChainBeeTではもはや常識である。8分をしっかり叩けるようにすることと、16分でBADを出さないように意識しよう。
HARD:
 NORMALの正統強化版。上のNORMAL譜面の攻略に書かれていることに加えて、同時押しが混じった8分を処理できるかが重要となる。
EXTRA:Ver.5九段2曲目。
 同時押しの混じった16分や少し長めの16分がよく出てくる。特に、トリルについてはタイミングがずれるとBADハマりを起こすため、一定のリズムを意識しよう。また、ノーツに混じったスライドが難しいため、スライド部分を特に意識しよう。

EXTRA譜面の解説

EXTRA譜面の解説
◼︎譜面構成
イントロ→Aメロ→サビ1→間奏→サビ2

◼︎解説
・イントロ
 イントロの部分は「16分交互の最後の部分に同時押しが混ざっているところ」や「非交互の16分」が難しい。中でも難しいところが「最後が同時押しになっている16分3連」が間髪入れずに連続で配置されているところである。この部分は「同時押しを叩くタイミングが合わせづらい」ことや「実質片手で16分を捌かないといけない部分がある」こと、さらには、「そもそもとして16分同士の横の幅が狭いことが実際に叩く際に譜面が見辛くなっている」ことが相まって難しくなっている。極めつきは「タイミングがずれやすい配置」を息を整える猶予を与えずに再び同じような配置を捌かせることが大きな難所の要因となっている。

・Aメロ(難関)
 「凜とした」と喋り出すとAメロの始まりである。Aメロで注意すべき部分は「最後が同時押しになっている16分3連」と「ノーツを捌いている間に出てくるスライド」、そして「サビ直前の規則交互16分」である。ちなみに1箇所24分があるので、そこにも少し注意したいところである。

・最後が同時押しになっている16分3連
 まず、「最後が同時押しになっている16分3連」に関してはイントロにあった部分と比べるとかなりマシになっているが、16分同士の横の幅が広がったことで、指が追いつきにくくなっていることには注意。

・ノーツを捌いている間に出てくるスライド
 次に、「ノーツを捌いている間に出てくるスライド」に関してだが、まず利き手の方は8分を捌かないといけない。これだけならば比較的簡単かもしれないが、それだけで終わらせてくれないのがEXTRA譜面である。この8分を利き手で捌いている一方で逆手側は規則的に配置されたスライドを捌かないといけない。こちらは普通に捌こうとするとBADをポロポロ出しかねない。しかも、スライドに意識がいくと、かえって利き手側の8分のリズムが崩れかねない。そこで逆手側は次の2つの方法のどちらかで処理することでこれらの問題を緩和して優位に進めることができる。

1.逆手2本指でスライド処理
 こちらは今後LV.11以上の高難易度において、ノーツを処理している間にスライドが出てきた時(これを「ノーツ混じりスライド」という)に使いこなせるとBADが出にくくなり安定するため、習得しておきたいところである。さて、実際にこの譜面で「逆手1本指のみでスライド処理をする」ことと、「逆手2本指でスライド処理をする」ことをそれぞれ試してみればわかるのだが、前者の場合だとスライドを線のようにやや厳密に処理をしないとBADがあっさりと出てしまう。その一方で、後者の場合は指1本分の判定幅が2倍になったと考えると「処理しやすくなった」と考えやすくなり、BADも出しにくくなる。さらに、1本指の時とは別に2本指の時だとスライドに対して動かす幅も小さく済む。すると、スライドに意識を割く量が自ずと減り、8分のノーツのリズムに意識が裂きやすくなる。これが逆手2本指でスライド処理することの最大のメリットである。なお、「片手2本指でスライド処理をする」ことのデメリット*1もあり、慣れていないうちは状況によって「片手1本指でスライド処理をする」と使い分ける*2のだが、今回の譜面ではそのデメリットは意識しなくて良いため、逆手1本指ではなく、逆手2本指で処理をしよう。

2.逆手3本指でスライドの部分を固定
 こちらは画面の大きいタブレットで特に有効になる。今回はスライドが3レーン固定で対応しているため、3本指で固定すればスライドの方には完全に意識が裂かなくなり、8分ノーツの処理のみに意識できるようになる。そうなるとこの難所地帯は難所どころかむしろ稼ぎの地帯になる。一応スマホ勢でもできるのだが、指が窮屈になる。

・サビ直前の規則交互16分
 「サビ直前の規則交互16分」はノーツを叩く際のノーツの判定はばとそれに対応する指とがずれやすくなっていることがBADを出しやすくなっている要因である。また、しれっと最初に同時押しも混ぜられているため、タイミングもずれやすい。この「サビ直前の規則交互16分」に関しては慣れの要素が非常に強いので、何度もやって、比較的安定させるぐらいまでには持っていこう。

・サビ1
 サビ1では16分に混ざった同時押しとトリルがやや厄介ではあるが、特に際立った難所はない。この部分ではゲージを稼ぐことに尽力しよう。ただし、8分の同時押しでは体力が消耗しやすいことには頭の片隅にでも置いておこう。

・間奏(難関)
 サビ1が終わると間奏に入るのだが、この譜面で一番難しいのはこの部分である。この間奏地帯の難所は、「16分からの8分同時押し」「24分4連の連続」「最後が同時押しになっている16分5連」である。

・16分からの8分同時押し
 これは1箇所にしか現れないが、「16分同士の横の幅が狭い」ことや「16分の後の同時押しは叩くタイミングがずれやすい」こと、そして16分の後の同時押しで叩くタイミングがずれると「一定間隔の8分同時押し」でも叩くタイミングが必然的にずれる。ことが難しくなっている。実際、16分の後の同時押しで叩くタイミングがずれて、片方がBADになるとその後の8分同時押しでも片方は必然的にBADを作り出すため、この部分に関しては特に叩くタイミングを理解しておきたいところである。

・24分4連の連続
 譜面のインパクト性で言えばこの部分が一番ある。まず、24分自体が指が追いつきにくいものであるのに、それを「同じレーンに配置させない」ことと、「息を整える時間を与えずに連続で24分を捌かせる」ことがこの部分が難しい要素となっている。また、一度でも24分を叩くタイミングがずれると、この部分も後の24分を叩くタイミングに影響されやすいため要注意。さらに、体力が急激に削れる部分であることも押さえておこう。なお、その後の少し長めの16分も24分の直後にやってくることもあり、比較的難しいため注意。

・最後が同時押しになっている16分5連
 この部分は、計3回現れる上に全て同じ形をしているが、乱打が長くなるほど難しいように「最後が同時押しになっている16分3連」よりも「最後が同時押しになっている16分5連」の方が難しい配置をしている。とはいえ、今回はまだイントロにある「最後が同時押しになっている16分3連」の方が難しい。しかし、こちらは24分も捌き、体力が削れた状態で捌かないといけないため、指がもつれないように普段から地力を上げておこう。

・サビ2
 サビ2でもサビ1と同様に特に際立った難所はない…のだが、サビ1の時とは違って体力が削れた状態でこの地帯を捌かないといけない。そのため、指が持つれるということが起きやすいことに注意。

◼︎総評
 全体を通してみるとノンストップ譜面であり、後半になればなるほど体力が削れた状態で捌かないといけないため、一定の体力が求められる。特に、16分に混ざった同時押しや8分同時押し、さらに24分はBADが出しやすい配置である上に、体力が急激に削れる部分であるためこれらの配置には最大限の対策を成そう。

歌詞

退けど進めど茨の道
ならば行くのみ いざ、参ります

一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、百、千
立ちはだかるは八百万 しからば

凛とした花のように
理想を心に抱いて立ち
迷い憂いも糧にして
日出る高み 登り詰めてみせましょう

咲き誇れ 刹那の煌めきも その身を委ねて
鋭い棘 秘めた花びらで 傷を負わぬように
舞い踊れ 風に揺れる木々も 深く根を張らし
果てまで逃げること許すまじ

進め 進め 進め

ー休題ー

咲き誇れ 流れゆく歳月 やがて枯れるまで
儚くおぼろげな花びらに 願わくば夢を
舞い踊れ ただ見苦しくとも かぎりなく足掻け
何も思うことなかれ
進め 進め 進め
咲かせ 咲かせ 咲かせ

試聴

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コメント


*1 スライドの近くにノーツが配置されている時に「片手2本指でスライド処理をする」と、熟練でない限りノーツで叩けずにBADを出しやすい。また、「片手2本指でスライド処理をする」ことは、認識難になる場合も多く、習得中はこれが大きな弊害となりやすい。
*2 慣れると、ほとんどの「ノーツ混じりスライド」はスライドの部分を片手2本指で処理した方が安定します。