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Last-modified: 2022-08-21 (日) 00:57:02
作曲者DJ.m@9!c Prince
難易度EASY5ノーツ数718
NORMAL7869
HARD91032
EXTRA101378
EXTRA+111706
BPM193
演奏時間

英大文字の代用が多く読みづらいが、読み方は「キリバリオーバースクラップノート」であると思われる。
ちなみにO(オー)の代用として用いられている2文字で、ファイと読むのは前者だけである。数学で集合を習ったなら後者もファイと読むのではと思われるかもしれないが、こちらはギリシャ語ではなくノルウェー語の文字なので発音としては「エ」に近いのである。

攻略

EASY:
 8分を処理する部分があるが、8分自体が叩きにくかったり、8分の中に同時押しが混じっていたりする。また、リズムの取りづらい6分の中に12分がある。EASY譜面に12分があるのであれば、それはもう簡単ではない
NORMAL:
 EASY譜面の強化版。8分の中に16分が混じっていたり、6分の中に12分が混じっていたりする。8分主体にしても6分主体にしても全体を通してリズム難になっているため注意をしよう。
HARD:
 全体を通してみると16分が猛威を奮っている譜面である。中盤までが16分がたくさん出てきて難しいためいかにしてその地帯を攻略できるかが肝となるであろう。
EXTRA:
 まず同時押し混じり16分が出てくるが、同時押しの多い部分において特に猛威を振るう。またその後に出てくるノーツ混じりスライドではどのように処理すればいいかで最初は迷うであろう。ここではスライドの部分を片手二本指として処理をすると安定しやすくなる。中盤の12分ではややリズムが取りづらい。またその後にある同時押し混じり16分&8分同時押しでは8分同時押しの出てくる割合が多く、体力を消耗しやすい。終盤も中盤までとは言わないものののなかなかの物量を誇り気が抜けない。全体を通してみると高度な体力やリズム力が試される譜面である。
EXTRA+:Ver.3皆伝4曲目
 Ver.3皆伝の問題児。Lv.11として見ても難しい方であるが、それ以上に問題なのはVer.3皆伝にある4譜面の中でも異次元の難易度を誇っていることである。そのためVer.3皆伝キラーとして立ちはだかっている。

EXTRA+譜面の解説

EXTRA+譜面の解説
◎譜面構成

小節配置
1~18序盤
19~268分主体逆手軸同時押し混じり
27~348分主体順手軸同時押し混じり16分
35~52同時押し主体
53~61多重スライド混じり16分
62~70同時押し混じり8分を基盤とした配置
71~87総合配置
88~95逆手軸同時押し混じり
96~104順手軸寄り同時押し混じり
105~120終盤
121ウイニングラン

小節は全てBPM193の4拍子です。


◎解説

NORMALモード=通常ゲージ、HARDモード=HARDゲージ、段位認定モード=段位ゲージ

・序盤は(スライド&8分同時押し)混じり16分である。この時点で相当な難易度を誇っているが譜面全体で見ると完全に稼ぎである。ここで叩けないと言うことがないようにしよう。

・24分が終わって一瞬ノーツがなくなったら地獄の始まりである。8分主体(でかつ)逆手(の方の)軸(ありの)同時押し混じりが登場する。ここは8分の同時押しを基盤として16分が混じっていたり、スライドが混じっていたりするがどのタイミングでスライドを取るか、どのタイミングでノーツを的確に処理できるかで非常に難しい。この地帯の最も恐ろしいところは逆手側にある特定の1レーンにおいて8分間隔でノーツが出てくる(この部分は片手のみで叩くための1レーンで成り立っているため軸という)ためこの部分は逆手の指で処理を行うが、そのレーンにおいて16分やスライドが混じっていたりする。この時点でBADハマりを起こしやすい配置が出来上がっているのだが、それを処理しながら順手の指は8分主体で16分やスライドを処理しなければならない(1レーンのみで処理する片手に対して残りの数レーンはもう片方の手のみで処理しなければならない。このような配置を軸配置といい、精度が非常に崩れやすい厄介な配置である)。そのためこの順手で処理するレーンでのノーツの処理に意識が裂き、かえって逆手のリズムが崩れてBADハマりを起こしやすくなる。しかも逆手で処理するレーンにある16分とそれ以外にある16分では処理をするタイミングが違うためなおさら処理をしにくい。ここにある配置全体としてみると譜面が非常に見づらくなっており、一気に難易度が上がっている。とどめに3拍子としてこの地帯のリズムは成り立っているため、これらのことが相まってBADハマりを起こしやすい配置が完成されている。挑戦段階においてこの地帯でBADハマりを起こすのは宿命と言えるであろう。段位ゲージ、HARDゲージで挑む際にはスライドを大量に取り逃すとゲージが一気に減りかねないため特に注意。

・その後休憩なしで8分主体(でかつ)順手(の方の)軸(ありの)同時押し混じり16分があるが今度は順手の指がある特定の1レーンのみで8分が出てくる。基本的には逆手の指で16分混じり8分を処理することになるが、場合によってはその16分の一部は順手で処理したほうが楽である。この部分も左右のリズムを完璧に把握していないと順手で処理するレーンでBADハマりを起こしかねない。特にこちらは逆手の指で処理するレーン数が多いためこちらで意識を一気に持っていかれやすくなっている。そのような状態になると順手でリズムが崩れやすくなり、よりBADハマりを起こしやすくなっている。しかも、この部分も3拍子として譜面は成り立っているため余計に難易度が上がっている。段位認定に挑戦する人はこの地帯で落ちる可能性もあるため注意。序盤の部分からこの地帯までの対策だが、現状では傾向がこの譜面と似ている譜面が少ないため直接的に対策できる譜面が少ない。しかし、Lv.10のHARD埋めや(S+の)スコア埋めを行うことで、着実に実力が上達し、この譜面に太刀打ちしやすくなる。また、Roar In Eternity(EXTRA+)の軸同時押し主体8分はこの譜面の練習になるためそちらでも対策を施すといいだろう。

・その後にある同時押し主体では16分同時押しや16分混じり同時押し、さらにはスライド混じりがあるがこの部分は譜面全体としてみると完全に稼ぎの部類である。どのゲージで挑むにしてもBADを出さないようにしっかりゲージを稼ごう。

・一瞬の空白の後、多重スライド混じり16分ではスライドの部分でものすごく重なっている部分が6回もあり、この部分で大量に取りこぼすとゲージが一気に減りかねない。特にHARDゲージやゲージが無くなりそうな状況である段位ゲージでは致命的になりかねない為、何がなんでもここでスライドを落とさないようにしよう。また、ノーツ部分にも12分で構成されており、片手で12分を処理しなければならない部分や同時押し12分、さらには(同時押し&単体ノーツ)16分があり、こちらも相当な難易度を誇る。これらが合わさって成り立っている配置であるためどのタイミングでノーツを的確に処理できるか、スライドを確実に取りこぼさないようにするかの切り替えが最も重要になってくる。

・一瞬の空白の後(体力回復は見込めない)、同時押し混じり8分を基盤とした配置が出てくる。ここにはスライドが混じっていたり、16分が混じっていたりする。さらに16分の中でも縦連になっていたりしている箇所があるが譜面全体としてみると稼ぎの部類である。とはいえ、体力や集中力が消耗した状態で入るこの地帯では決して簡単とはいえず、また油断もできない。特に段位認定に挑んでいる挑戦者は3曲目までの体力や集中力の消耗が顕著に現れるため余計にBADを出しやすくなっている。通常ゲージで挑んでいる人もこの辺りから体力がない状況での勝負になるため腹を括ろう。

・その後、総合力を試されるあらゆる配置(総合配置)が出てくる。ここでも同時押し混じり8分を基盤として16分や(多重)スライドが混じっている。特に16分が同時押しで出てくるところにはリズム、体力に注意したいところである。この部分は段位ゲージで挑んでいる人だけでなく、HARDゲージで挑んでいる人にも注意をしたい難関ポイントである。また、ノーツの後に出てくるスライドやノーツ混じりスライドには処理の仕方がわからずに一気にゲージが削れる人が多い。ここでは、まずスライドの処理するための指の動かし方を事前に把握しておき、その上でそのスライドの部分において片手二本指(もう片方の手はノーツ処理で手が回りスライドの処理に追えない)で処理をするか、あるいは片手一本指で処理をするかを考えたいところである。具体的に言うと、ノーツ混じりのスライドにおいて多重スライドは片手一本指でも処理できるが、横に動かすスライドは片手二本指の方が安定しやすくなる。段位認定で挑戦している人はここで落ちることも珍しくないため気を抜かずに行こう。

・一瞬の空白の後(ここでも回復は見込めない)、逆手(の方の)軸寄り(の)同時押し混じりがある。ここでは、逆手側のある特定の1レーンに縦連が押し寄せるため、逆手は大抵その1レーンのみを処理することになる(つまり、他のレーンはほぼ全部順手で処理をすることになる)。この部分で精度が崩れやすく、BADハマりを出しやすい。また逆手のある1レーンの近くに出てくるスライドに関して言えば片手の指一本の指で処理すると安定しやすくなる。一方の順手の方はスライド混じりの8分が基本として出てくる。やや簡単であるとはいえ、逆手の方の縦連が異様なほど難しいため、順手で処理をするレーンをおろそかにしやすくBADを出しやすくなる羽目となっている。

・曲が転調した後、順手(の方の)軸寄りの同時押し混じりを処理することになるため、先ほどの逆手軸同時押し混じりを処理していた順手と逆手の役割が入れ替わる。こちらの順手の方は処理するレーンが複数あるため厳密には軸配置ではないが、こちらも縦連やスライドが押し寄せる。しかもスライドの方にはやや激しい配置が1箇所あり、この部分は順手のみで処理をする羽目になっている。この部分に関しても片手二本指で処理できると安定しやすくなる。一方の逆手の方はスライドの動かし方が順手の方よりもさらに激しくなっているものがいくつかあったり、多重スライドがあったりする。逆手の方に意識を割くとかえって順手の方のリズムがおろそかになり、巻き込みを食らってBADハマりを起こしやすくなるため、逆手のリズムもしっかり把握しておくこと。この逆手軸同時押し混じりもまとめてみるとリズムが崩れやすい配置となっている。この部分も非常に難しいが、乗り越えれば大きな難所はないため、段位に挑戦している人はこの部分まで踏ん張ること。

・一瞬の空白の後、スライドや16分、同時押しの混じった配置が出てくる(この部分はまとめて終盤としてある)が譜面全体として見てみるとこの部分は完全に稼ぎの部類である。ただし、16分が階段に並んでいる部分に関してはやや難しい配置であるため注意。その後はウイニングラン。


◎総評
 とにかくリズムの取りづらい軸配置、休憩がなく体力が常に消耗するノンストップ配置、取り逃すと一瞬でゲージが減りかねない多重スライド、指が追いつきにくい縦連、軸配置の近くにも出てくるスライドなど、厄介な配置だらけであり、総合力を試される譜面である。これまでどれだけの譜面で総合力をつけてきたかが試される。片手のみで処理をするスライドの部分は多重スライドでない限り、片手で一本指のみを使うよりも二本指のほうが安定しやすくなる。ただし、ノーツがスライドの近くにあると慣れないうちは巻き込みを食らってBADを起こりやすくなるため、慣れていないうちは解説で「片手二本指で処理したほうが安定する」と書かれているところも片手一本指でいいだろう。

試聴

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