Pure-Elf(ピュアーエルフ)について

はるか太古にさかえた誇り高き種族。性質は封権的。
(主要都市/アイウーズ領バスヴ森林、ウルフズノーマッドブルネルフォレスト、
キングレオランド領ハムウッド、
エベロン地方エルデンリーチ)
ステータス
耐久力-2、敏捷+2
- 特技「精神抵抗」 (精神操作されない)
- 特技「マジックセンス」を最初から持っている。
- 特技「魔力の血」(冒険中1度、フリー。このターン魔法のダメージダイスが最大値を出す)
- 言語/共通語、エルフ語
文化
寿命
| 平均寿命200歳。 | 外見を人間換算する場合のレート…x0.6 |
5歳程度までは人間と同じスピードで成長する。
外見の変化は80歳で止まる。
不老の術
エルフの男性と女性がぴったりくっついて片時も離れない場合は老化が止まり、寿命が尽きるまで年齢が進まない。エルフの里の首長はあまり外に出ず、伴侶とずっと寄り添って過ごすため、何歳であってもそのパートナーとともに美しい姿である。ちなみにハーフエルフにこの老化停止能力はない。
また里の外に出ると片時も離れないというのは難しいため、この能力を持続するのはたいへんに難しい。具体的には5時間離れると効果が切れて加齢が始まり、3日つなぎつづけていなければ効果を蘇らせることができない。
繁殖

植物を始祖とするエルフの交尾はお互いのおしべとめしべを交接させることでおこなわれる。男性のエルフはおしべを持ち、女性のエルフはめしべを喉に持っていて、お互いに口を密着させ、男性が女性の口の中におしべを侵入して喉奥の生殖孔の奥のめしべに受粉させる。これにより腹部の胚珠(人間でいう子宮)で胎児が形成され、股の出産口から排出される。図は交尾をするエルフの男女とエルフ女性の断面図。
胚珠の中で胎児は種子に包まれており、母体の水分や栄養を使って成長する。事故などにより妊娠中の母体が死亡してもその死骸を栄養として用いることができ、また種子自体が露出しても地面に埋没して成長を続けることができる。したがって、受粉さえ成功すれば両親はどうなっても子供を残すことができるといえる。ただし種子自体はやわらかな殻に包まれており、過剰に腹部を強打したり、母体死亡後に種子に攻撃を加えれば破壊することは容易い。
植物であるためほとんどの動物と交わることはできず、それゆえこそ異種混血のはびこる昨今にもピュア・エルフ(純粋なエルフ)が残っている理由であるが、例外的にヒューマンだけは生殖液をあびためしべが反応し、またおしべから排出される生殖液によって受精する。胚珠に胎児が生み出されるということがわかっている。もう片方の持つ遺伝子情報をほとんど持たないまま、片方の情報だけで生み出されてしまうため、エルフが持っているほとんどの能力は失ってしまうものの、子供は長い耳と寿命を持って生まれてくる。
エルフたちの主張では本当に純粋なエルフ(トゥルーエルフ)はヒューマンと交わっても子を孕むことはないが、かつて神の怒りを買った祖先が絶滅の危機に瀕したとき、先祖たちは当時奴隷だった(と伝わっているらしい)ヒューマンを種馬や苗床として利用すべく、自らの体にヒューマンと交わるための呪いをかけたのだ、としている。真実かの根拠はないが、現在の歴史の中でヒューマンと交わって子を孕まない、不妊でないエルフは確認されていない。
また近縁種であるオークとも交わることができるが、ヒューマンとの交わりと同じく禁忌とされている。
Harf-Elf(ハーフエルフ)について
人間とエルフの混血。エルフからは嫌われている。 (主要都市/大陸全域)
ステータス
初期獲得スキルポイント+3
- 特技「魔力の血」(冒険中1度、フリー。このターン魔法のダメージダイスが最大値を出す)
- 言語/共通語、エルフ語
寿命
| 平均寿命100歳。 | 外見を人間換算する場合のレート…x0.8 |
繁殖
Quarter-Elf(クォーターエルフ)について
※プレイヤーは選択不可
ファーヨンディ王国王族の血筋を示す。
はるか太古に混じりない純粋なピュアエルフがたった一度だけオークと交わったことを帳消しにするため、
その子孫が混じりのないピュアエルフとだけ子孫を残し続けたという血筋。
したがって彼らにはオークの血はほとんど流れておらず、エルフとほとんど変わらない。
純粋なピュアエルフの判断が難しくなった近代では内縁での婚姻だけが許されている。
クォーターとは単純な四分半という意味ではなく、不完全な存在であるという象徴である。
繁殖
しきたりとして内縁から婚約者を選ばなければならない。