文化と言語

Last-modified: 2011-06-06 (月) 12:11:35

共通語

 フラネス全域で使われている言語。
発音は日本語、表記は英語。ただしロードシップ諸島のみ表記が特殊な文字になっている。

たとえば「Hello! My name is Ken!」と表記されていたとする。
フラネス人はこれを読むとき「こんにちわ!ぼくのなまえはケンです!」と発音する。
あるいは「おいっす!ケンと呼んでくれ!」と意訳するかもしれない。
このように英語で書かれたものを脳内で自動変換しているのが共通語である。


単純な日本語表記というものは設定上存在しないことになっているが、あいまいのままにしておく。
(キャラクターが日本語で落書きした場合の不都合について考えないように。)
しかし、設定上フラネスに日本語表記というものは存在しない。
ロードシップ諸島は発音に沿った日本語のひらがな表記に近いものだが、似て非なるもので互換性はない。

※補足:共通語圏の人たちはフューチャリングで文字を読めるよう脳が発達しているので、らくがきが日本語であっても英語であっても、文字の形から「まあだいたいこういう意味か」的な部分を推察できて読めてしまうし、ついそういう感性で書いてしまうこともある。

エルフ語

別名『神の言語』*1
エルフ語は視覚言語であり、視線や顔の向きで感情と内容を伝え、言葉がそれを補足する。
したがって視覚を失った者はエルフ語を聞くことができず、
眼球を失ったり目が開かない者と糸目の者はエルフ語を話すことができない。

視線という非常にあいまいなものを使った言語ですが、きちんと定義・統一されているので
各地のエルフたちはそれぞれ完全なエルフ語で意思疎通ができ、地方性がない。
最初の神が降りた時点で言葉が完成していたからと主張しています。

オーク語

別名『神の言語』*2
ハーフリング語に近いが、主語述語を省略せずすべて発声するという文化がある。
いちいち「おれ」「それ」「もり」「とった」「にく」「ひつじ」「たべる」のように沢山の単語を用いる。
話の前後関係から察することはタブーとされており、この原義において発言していないことはなかったこととして扱われる。これはオーク語の発祥時にお互いの挙げ足取りが流行ったこともあるが、古代オークたちにとって相手の感情や深い部分を察するのは時間のムダだと考えられていたので、相手が喋った以上のことに対応する必要は皆無という姿勢が影響している。

またすべての事柄を声だけで補うことができないため、声の代わりとして指の動きを用いる単語も多い。
暗殺や潜入活動で使えそうな言葉は意図的に指を用いた単語にされている。
地球的に言うならば口で喋りながら野球のサインも使うみたいな感じです。

ハーフリング語

フラネスの歴史の中で最も古いとされており、妖精語とも呼ばれる。*3
その由来はいわゆる妖精であるフォウにも通じるということ(おそらくフォウの発祥時代がハーフリングと近いということなのだろう)
古代ハーフリングはかなり原始的な生活をしていたので、それに応じて単純な言語である。
現代のハーフリング語はそれに改良が加えられているが、共通語の表現力には勝らない。

バーバリアン語

 フロストバーバリアンにいるバーバリアンたちは共通言語を用いるが、狩りや戦闘においてはバーバリアンにしかわからない暗号を用いる。

古代ドラゴンボーン語(古竜語)

ハーフリング語よりもさらに古い時代*4にドラゴンボーンたちが使った言語。
だが現代の彼らは自らの祖先にまったく興味がないので現在は使われていない。
なぜかコボルトはこの言葉を使うことができる。
何千年と生きた古いドラゴンにはこの言葉が通じる。

アンプレイアブル種族の言語

   テラザーン語 → 世界観設定/種族・モンスター・動物/クモ


*1 彼らの主神コアロンラレシアンの言葉とされている。
*2 彼らの主神グルームシュの言葉とされている。
*3 実は共通語の次に新しいのだが。
*4 ミスタラの人はこの時代のことをまったくしらないが、具体的に言うならばハーフリングが生まれる前、エルフやオークが生まれ、コアロンラレシアンとグルームシュが争った古代神格の時代である