敵味方問わずすべての魔法生物を腐敗させ、精神を破壊しようと試みます
| Unraveling | |||
| 領域 | 使用 | 宝石 | |
| Enchantment Lv8 | 戦闘/水陸両用 | 6 | |
| 主属性 | 副属性 | 効果量 | 効果発生数 |
| - | - | - | |
| 射程距離 | 効果範囲 | 精度補正 | 疲労 |
| - | 666 | - | 600 |
| 特殊 | 魔法生物にのみ作用 抵抗可能 | ||
ゲーム内説明文
The caster unravels the enchantments that bind magic beings together. All magic beings on the battlefield, including your own, start to fall apart and dissolve. Mages may lose their minds and spell casting abilities.
和訳
術者は、魔法生物を縛る魔法を解呪します。自軍のものを含め、戦場に居るすべての魔法生物は崩壊・溶解していきます。魔術師は正気を失い、魔法を使う能力を失うかもしれません。
解説
戦場に居る魔法生物すべてに抵抗可能なDecay効果を、また魔法生物以外を含めたすべてのユニットに抵抗容易なFeeble Mindedの戦傷付加を行う全体攻撃魔法。強力ではあるが扱いにくい。
魔法生物へのDecayは、メインの効果にも関わらずやや地味。なにしろ魔法生物は全体的に寿命が長いため、Decayが一度効いたぐらいでは老齢にすらならずに終わってしまうことが多いのである。魔法抵抗が低い人工物の類なら成功率は悪くないが、実質的な影響はほとんどないままに終わりやすい。
一方、Feeble Mindedの付加は凶悪。戦闘技能と魔法抵抗を低下させる他、指揮官なら指揮能力を激減させ、魔術師なら魔法技能を根こそぎ奪い去る。抵抗容易なので成功率は高くないが、治療手段を持たない国から見ると非常に恐ろしい効果と言える。
どのように使うにしても、味方にまで効果があるのが問題になりやすい。魔法生物への効果は魔法生物を出さなければ済むが、Feeble Mindedのほうはそうもいかない。とくに成功率を高めようとして抵抗貫通ボーナスを稼いでしまうと、自分自身を含めて味方までもが危険に晒される。少なくとも、Antimagicぐらいは先に使っておいたほうが良い。
もっとも、有能なHealerを擁する国にとってはFeeble Mindedは致命的なものではない。星魔法を得意とし、優れたHealerも持つArcoscephaleあたりではわりと気軽に使えるだろう。
また一度増えた年齢は戦闘後も戻ることは無く、Decayは戦闘終了後も一定ラウンド分までは処理を継続する性質を持つ。よって最低限の構成で侵攻して発動、即撤退を繰り返すと最終的にはどんな魔法生物でも破壊することができる。奇策の域は出ないものの、上手くいけば正面対決で勝てそうにない相手を弱体化させられるかもしれない。