概要
AVS-36はソビエト連邦が最初に開発した自動小銃である。赤軍に採用されている。
ソ連軍で使用可能な半自動小銃で、15発の弾倉と選択でオート射撃が選べるのが特徴。最上位クラスの歩兵用バトルライフルとなっている。
使用可能キャンペーン
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
〇 | - | 〇 | - | - |
距離毎ダメージ減衰率
項目 | 改修前⇒改修後 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 13.2⇒15.8 | 10.8⇒13.0 | 8.8⇒10.6 | 7.3⇒8.7 | 5.9⇒7.1 | 1.6⇒1.9 | 0.8⇒1.0 |
貫徹力(mm) | 1.0⇒1.0 | 0.1⇒0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 7.62 |
---|---|
打撃力 | 13.2 ⇒ 15.8 |
銃口初速(距離/秒) | 815 ⇒ 815 |
発射速度(発射数/分) | 600 ⇒ 660 |
リロード時間 (秒) | 2.7 ⇒ 2.7 |
垂直反動 | 103 ⇒ 88 |
水平反動 | 29 ⇒ 25 |
供給システム*1 | 15発弾倉 |
重量(kg) | 5.0 |
弾倉質量(g) | 21.8 |
射撃方法 | セミオート/オート |
解説
特徴
歩兵用の半自動小銃。
【火力】
打撃力は半自動小銃の中でも高めの13.2となっている。
近距離はもちろんのこと、中距離でも頼りになるが、遠距離では敵に命中してもダウンが取れないことがある。フル改修すれば打撃力15.8とかつてのボルトアクションに並ぶ威力になるが、入手難度や改修アンロックまでの分隊アップグレードに手間がかかるのが難点か。
また本銃はセミオートに加えてフルオートの射撃モードを備えている。ただし10m以上離れると反動が強すぎて2発目以降の命中が見込めない上、立った状態でのマウント撃ちはあまり反動軽減にならない。フルオートを使うなら腰撃ちでの至近距離戦闘か、伏せ撃ち(+マウント)での疑似機関銃運用に限られてくるだろう。パークポイントに余裕があるなら、垂直反動軽減パークを取得するのも手だ。
マガジン装弾数は15発と多めで頼れるが、予備含めて2マガジン分の30発がデフォルトのためフルオート射撃を使うとあっという間に撃ち尽くしてしまう。小型弾薬ポーチで+15発、大型弾薬ポーチで+45発持っていけるのでそれらの装備も検討するといいだろう。
【適正距離】
ボルトアクションに比べ控えめの打撃力、強い反動から射撃モード問わず遠距離戦は不得手。伏せフルオートまたはセミオートでの中距離戦、フルオートでの近距離戦が主な出番になるだろう。
【命中精度】
ーー加筆求むーー
【総論】
フルオート射撃が選択できることやセミオート銃発射速度ナーフの影響を受けていないおかげで限定的ながら機関銃や短機関銃の真似事が可能となり、他の半自動小銃と比べて戦術の幅が広がっている。
高ランク装備のため購入や改修は高コストだが、それに見合った価値のある武器であると言える。
史実
概要
AVS-36はセルゲイ・シモノフが設計した自動小銃。AVSはAvtomaticheskaya Vintovka Simonovaの略で、シモノフの自動式歩兵銃という意味。
開発
1935年の次期主力小銃コンペでフョードル・トカレフに勝利し採用された。本銃の特徴として15発の比較的大型の弾倉を持っていることと、設計段階でフルオート射撃を想定していることがあげられる。これはおそらく簡易軽機関銃的な運用を考えているためで、この点において純然たる歩兵銃として設計されていたSVTとは対照的だった。
構造の複雑さやフルオート射撃を想定したための重量の大きさ、肝心のフルオート射撃が制御困難だったことから前線で不評となり1938年にはトカレフ氏の設計案がSVT-38として軍に採用され、1940年に再度行われたコンペにはシモノフ氏は参加できずSVT-38の改良型であるSVT-40が採用された。
その後
生産数は不明瞭で少なければ35,000、多ければ65,800と言われる。
小ネタ
ーー加筆求むーー
出典/参考文献
https://en.wikipedia.org/wiki/AVS-36
ーー加筆求むーー