
概要
ドイツライフルツリー5番目に位置するイタリア製ボルトアクションライフル。
従来の6.5mm口径を7.35mm口径に増したことで打撃力が向上した。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 1 |
| BR | I |
| モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
| - | - | - | 〇 | - |
距離毎ダメージ減衰率
| 項目 | 改修前⇒改修後 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
| 打撃力 | 21.8⇒25.1 | 17.9⇒20.6 | 14.6⇒16.8 | 12.0⇒13.8 | 9.8⇒11.3 | 2.6⇒3.0 | 1.3⇒1.5 |
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 1500 |
| 貫徹力(mm) | 1.0 | 0.1 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 7.35 |
|---|---|
| 打撃力*1 | 21.8⇒25.1 |
| 銃口初速(m/s) | 730⇒730 |
| 発射速度(発/分) | 54⇒62 |
| リロード時間 (秒) | 3.2⇒△△ |
| 拡散値 | 16⇒△△ |
| 垂直反動 | 98 |
| 水平反動 | 24 |
| 供給システム*2 | 6発マガジン |
| 重量(kg) | 3.5 |
| スプリント係数(%) | 100 |
| カートリッジの質量(g) | 22.8 |
| 射撃方法 | 手動 |
| 銃剣 | ◯ |
解説
特徴
ドイツ軍BR1のイタリア製ライフル。
【火力】
6.5mm口径だったCarcano M41と比べると向上しているが未改修だとやや心もとない。最大まで改修することで安定して敵をワンショットで倒すことができるようになるだろう。
マガジン弾数が6発と標準的な5発モデルより増えている。ボルトアクションライフルはこの1発が分水嶺となることもあるので侮れない。
携行弾数も他の5発モデルたちと比べ増加しており、継戦能力も高い。
【適正距離】
100~200m程度。
【命中精度】
ボルトアクションライフルとしては標準的な命中精度。
シンプルながらも見やすいオープンサイトを採用しており、エイムに不満を覚えることは無いだろう。

【総論】
Kar98kと比べると打撃力・弾速がわずかに劣る以外は装弾数・携行弾数・装填速度の点で勝っており、ほとんど遜色がない。
本銃の特徴としてエングレーブ・クリップ方式のリロードを採用していることである。これはゲーム的にはマガジンリロード方式と一緒である。
この方式はリロードの時間が一定のため大きな隙ができにくいというメリットがあるが、残弾管理が少し煩雑になるというデメリットがある。
歩兵のメインライフルとしてコストパフォーマンスに優れた銃であり、シルバーに余裕がないプレイヤーにもおススメできる銃だ。
史実
カルカノM38は6.5×52mmカルカノ弾をもとに口径を拡大した7.35×51mmカルカノ弾に合わせてチャンバリングされたカルカノライフル。ゲーム内に登場するものは歩兵用の20.9インチバレル仕様のものである。
二度のエチオピア戦争などの実戦を経て打撃力不足が顕著になったことで6.5×52mmカルカノ弾から7.35×51mmカルカノ弾への弾薬更新が計画されたことにより本銃が開発された。弾頭の大型化による打撃力向上と諸外国の主力小銃短縮化の流れにより新型歩兵銃の銃身長はカービンタイプの17.7インチより若干長く従来の歩兵銃(M1891)よりはるかに短い20.9インチに、照準器もM1891ではリアサイトが600~2000mの可変と実用性に乏しいものであったためM38では300mの固定式とされている。WW2への参戦により1940年以降弾薬更新の計画は断念され6.5mm仕様のM38がしばらく生産されたのちM41に生産が移行したため、7.35mm仕様のM38の生産数はあまり多くない。
小ネタ
ーー加筆求むーー
出典/参考文献
コメント欄
- カルカノ Mod. 38 (7.35mm) -- 日本語表記(ps5) 2025-07-13 (日) 17:22:46