
概要
KE7*1はスイスのSIG社で開発された。
当ゲーム内では大型アップデート「ルジェフ(Rzhev)」にて日本ツリーTire3に実装された。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 3 |
| BR | Ⅲ |
距離毎ダメージ減衰率
| 距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 100 | 300 | 400 | 600 | 1000 | 1500 |
| 打撃力 | 12.0⇒13.2 | 10.8⇒11.9 | 9.6⇒10.6 | 8.4⇒9.2 | 3.6⇒4.0 | 1.2⇒1.3 | 0.1⇒0.1 |
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 1500 |
| 貫徹力(mm) | 1.0 | 0.1 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 7.92 |
|---|---|
| 打撃力*2 | 12.0⇒13.2 |
| 銃口初速(m/s) | 750⇒750 |
| 発射速度(発/分) | 550⇒610 |
| リロード時間 (秒) | 2.4⇒2.0 |
| 拡散値 | 33⇒28 |
| 反動制御(%) | 10⇒10 |
| 垂直反動 | 43⇒43 |
| 水平反動 | 15⇒15 |
| 供給システム*3 | 25発マガジン |
| 重量(kg) | 9.0 |
| スプリント係数(%) | 80 |
| カートリッジの質量(g) | 26.2 |
| 射撃方法 | オート,セミオート |
| 銃剣 | - |
解説
特徴
中国軍から鹵獲された、7.92mm弾を用いる軽機関銃。
【火力】
平均的。
BARと違って25発マガジンとなっており、少しの間なら弾幕も張れる。
【適正距離】
中距離以内。
もちろん、バイポッドを展開するなどの工夫をこらせば遠距離にも対応可能。
【命中精度】
命中精度・集弾性ともに平均的もしくは平均より少し上。
BARと同じくマガジンが下側にあるため、サイトの視認性は良い。日本軍待望のストレスフリーでエイムができる軽機関銃である。

【総論】
性能的にはバトルパス武器のFN M1930に近くあちらの方が水平反動が小さいが、こちらはシルバーで交換できる点で優れている。
扱いやすい銃であり、全体的にクセの強い日本軍LMGたちの中では大変魅力的。中でも特に視認性の良さが素晴らしい。まさしく万人向けの銃となっているので、特段の思い入れや考えがない限りはBR3のLMGは本銃を選択するのが良いだろう。
史実
KE 7はスイスの銃器メーカー、SIG社が戦間期に生産販売を行った軽機関銃である。おそらくメーカーとしての呼称はKE 7だが英語圏向けのカタログでは工場の所在地からノイハウゼン(Neuhausen)軽機関銃と書かれている。開発にはハンガリー出身の銃器設計者であるキラーイ・パル氏が関わっており*4、キラーイ機関銃と呼ばれることも。
1929年から製造が開始されたが、スイス軍ではW+F Bern製のLMG25がすでに導入されておりこれを置き換えるには至らないと判断されたため輸出目的の生産が行われた。おそらく最大の輸出先は中国であり、1932年の第一次上海事変においても本銃が使用されその様子を写した写真がSIG社のカタログに利用されている。
中国には民國17(西暦1928)年から27年までの間に約3000丁が輸入されており、また四川省重慶の劉湘の軍閥により民國23(西暦1934)年からコピー生産が行われ6000丁以上が生産された。ZB-26やFN M1930と並び、抗戦初期の国民革命軍内で広く普及していた軽機関銃の一つであると言えよう。
写真資料こそあまり残っていないが、日本軍の史料にノイハウゼン軽機関銃の名が登場することがあり少なくない数が鹵獲され運用されていたと思われる…
小ネタ
元はスイス製の銃だが、おそらく中国製コピーの方が生産数が多い。
日本軍がスイスや中国から直接購入していた事実はなく、鹵獲品としての実装である。
出典/参考文献
火器堂堂主. 抗戰時期國軍輕兵器手冊, 老戰友文化事業有限公司
Leland Ness, Bin Shih. KANGZHAN: GUIDE TO CHINESE GROUND FORCES 1937–45 , Helion and Company
https://www.forgottenweapons.com/light-machine-guns/sig-ke-7/
https://www.forgottenweapons.com/sig-ke7-light-machine-gun/
https://www.forgottenweapons.com/sig-ke-7-photos/
https://www.forgottenweapons.com/sig-ke-7-light-machine-gun-again/
コメント欄
- 使用感はBARチック。人によっては九九式より使いやすいかも… -- 2024-10-01 (火) 00:15:30
- 反動強くて無理...96式で良いと思う -- 2024-10-01 (火) 00:15:39
- 同じく!99式に置き換わっていった。。。 -- 2024-12-26 (木) 14:31:22
- 99式の方が反動クッソ強いのでは…? -- 2025-02-16 (日) 02:34:07
- 同じく!99式に置き換わっていった。。。 -- 2024-12-26 (木) 14:31:22
- こいつと九六式、どっちをメインに使おうかめっちゃ悩む… -- 2025-01-28 (火) 03:21:44
- 九六式のサイトが嫌いならKE7使えばいいと思う。ちなみに継戦能力もKE7のが上 -- 2025-01-28 (火) 11:10:13
- 爆速リロードが大きな魅力。マガジン全部撃ちきってもコッキングが無い。この爆速リロードを活かして反動が気にならない近距離でのSMG運用もアリ。 -- 2025-05-04 (日) 13:17:02
- BARのほうが軽いのに、スプリント係数高いのはこっちなのはなぜなんだろうか…BAR重量7.2kgスプリント係数75、KE7重量8.2kgスプリント係数80 -- 2025-08-02 (土) 15:21:12
- 九七式自動砲を立射できる日本への身体能力を考慮したんでしょ(適当) -- 2025-08-02 (土) 16:58:09
- セミオートモードでセミオートライフルみたく扱える気がする -- 2025-09-26 (金) 14:19:50
- 日本軍LMGの中でもトップクラスのアイアンサイトの視認性、爆速リロードと相まって高BRでも通用する強さ。反動軽減パークと弾薬ポーチ持って前線を荒らすのにちょうどいい。単発撃ちすれば中距離でも十分当たる。 -- 2025-10-11 (土) 12:22:11
- enlisted新星のコピペ武器。現在日本に中国からの鹵獲品として実装されており、次回のアプデでドイツに実装されることが確定している。イタリアが運用していたらしいが、これはエチオピア軍のKE7を鹵獲したものかと思われる。ソ連に漢陽88式小銃という中国の銃が追加されるので、中国に輸入され、国産品も作られた本銃がソ連に実装される日は早いかもしれない。あと、アメリカでも中国製の劉将軍小銃があるため全陣営に配布される日も近いかもしれない -- 2025-12-15 (月) 20:09:58