
概要
イベントLunar New Yearで入手できる中国製半自動小銃。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | |
| BR | II |
距離毎ダメージ減衰率
| 距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
| 打撃力 | 12.7⇒15.3 | 10.4⇒12.5 | 8.5⇒10.2 | 7.0⇒8.4 | 5.7⇒6.9 | 1.5⇒1.8 | 0.8⇒0.9 |
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 1500 |
| 貫徹力(mm) | 1.0 | 0.1 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 7.92 |
|---|---|
| 打撃力*1 | 12.7⇒15.3 |
| 銃口初速(m/s) | 750⇒750 |
| 発射速度(発/分) | 320⇒350 |
| リロード時間 (秒) | 3.2⇒3.2 |
| 拡散値 | 21⇒21 |
| 反動抑制 (%) | △△⇒△△ |
| 垂直反動 | 81⇒69 |
| 水平反動 | 43⇒37 |
| 供給システム*2 | 6発マガジン |
| 重量(kg) | 4.7 |
| スプリント係数 (%) | 100 |
| カートリッジの質量(g) | 26.2 |
| 射撃方法 | セミオート |
| 銃剣 | ◯ |
解説
特徴
第一次世界大戦期に設計された骨董品の半自動小銃。
アメリカ陣営で使用することができる。
【火力】
単発15.3とセミオートライフルでは高めの威力で、同じBR2セミオートライフルのArmaguerra Mod. 39やM1 Carbine、Type Hei rifleと比較しても特筆すべき強みと言える。上半身ヒットで200mまで一撃ダウンが狙えるため、当てられればバタバタと敵兵を倒すことができる。
一方で装弾数が6発とBR2らしい性能で、撃ち切りでクリップ装填、弾倉に弾が残った状態では手動で1発ずつ装填となる。中途半端なリロードは隙をさらけ出す時間が伸びてしまうため、リロード癖のある人は要注意。
銃剣があるので、至近距離では銃剣突撃も選択肢に入る。
【適正距離】
至近距離から200mまで。威力が高いので開けた場所でも使いやすい。
近距離での乱射は装弾数の少なさからすぐリロードに入ってしまうため、適宜銃剣突撃を使って敵を捌きたいところ。
【命中精度】
拡散値21とセミオートライフルでは良さげな部類。
しかしサイトがMannlicher M1895やWinchester M1895のようなシンプルな形のため、当てにくく感じるプレイヤーもいるかもしれない。

【総論】
BR帯では高めの威力を持つセミオートライフルなので、使いこなせれば十分強力。
BR2で他の分隊も揃えれば、優秀な主力歩兵部隊として役に立ってくれるだろう。
史実
1914年ごろ、中華民国の漢陽兵工廠において設計されたセミオートライフル。「Liu」とは漢陽兵工廠所長の劉青恩将軍の名前である。
劉将軍は日清戦争にて黒旗軍として台湾で戦い、日本の帝国大学(現:東京大学)にて機械工学と弾薬設計の学位を取ったという人物であった。
劉将軍は辛亥革命直後の混乱している中国にて、新たな時代の歩兵銃として大量生産のできるセミオートライフルを製造するプロジェクトを立ち上げた。
しかし近代化の立ち遅れていた当時の中国において、一からセミオートライフルを開発するノウハウはなくデンマークのバンライフル(M1909かM1911と思われる)を元にして設計を行った。
弾薬は主力小銃である漢陽88式と同じ7.92x57mmモーゼル弾を使用し、珍しい機構として半自動射撃モードと手動装填モードが切り替えられるように設計されていた。
欠点として、重量が重く信頼性が欠ける点があった。
当時の漢陽兵工廠において、半自動小銃を製造できる設備はなく劉将軍はアメリカのプラット・アンド・ホイットニーと契約を結び、アメリカのコネチカット州ハートフォードにて開発が続けられた。
Liu rifleはアメリカにて150挺ほど製造され、改良型のLiu Mk.1、Liu.Mk2と製造され一部の精鋭部隊にて支給された。
1918年、プラット・アンド・ホイットニー社との契約が打ち切られる代わりに工作機械を中国本土に送る事となり、劉将軍は自国製造を考えていたが不幸な事に工作機械を積んだ船は沈没してしまった。
劉将軍はこの知らせを聞いて脳卒中を起こしてしまい、後遺症により残りの設計者にプロジェクトを引き継ぎ引退してしまった。(その次の年の1919年には死亡)
その後Liu rifleは少数が製造されたのみで、1919年に届いた機械も漢陽88式の製造に回されてしまった。
このまま立ち消えになるかと思われたが1938年の日中戦争にて半自動小銃が求められ、再びプロジェクトが再開した。
半自動射撃モードのみのLiu Mk.3及び7.62x33mmクルツ弾を使用するLiu Mk.4などが合わせて少数製造され、日本軍との戦闘に使われたと言われている。
当時の中国は原材料である高品質の鋼や工作機械などが不足している状況であり輸入に頼らざるを得なかったこと、開発設計者である劉将軍の引退、当時の中国国内が軍閥で群雄割拠の状態になっている事など
複合的な理由により、劉将軍が夢見た中国初のセミオートライフル大量配備は悲運な結果に終わってしまったと言える。
現在においては、数丁のみが現存する極めて希少なライフルとなっている。
小ネタ
- LiuMk1~Mk2まではボルトアクションに切り替え可能であるが、当銃は切り替えが出来ない。その為Mk.3である可能性が考えられる。
ーー加筆求むーー