概要
試製自動小銃丙号は、1930年代に大日本帝国で開発された自動小銃である。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | △△ |
BR | △△ |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 11.6⇒13.9 | 9.0⇒10.8 | 7.3⇒8.7 | 5.8⇒6.9 | 4.6⇒5.5 | 1.0⇒1.2 | 0.5⇒0.6 |
貫徹力(mm) | 1.0⇒** | 0.1⇒** |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 6.5 |
---|---|
打撃力*1 | 11.6 ⇒ 13.9 |
銃口初速(m/秒) | 660 ⇒ 660 |
発射速度(発/分) | 260 ⇒ 290 |
リロード時間 (秒) | 3.2 ⇒ 3.2 |
垂直反動 | 36 ⇒ 31 |
水平反動 | 24 ⇒ 20 |
供給システム*2 | 5発弾倉 |
重量(kg) | 4.1 |
弾倉質量(g) | 21.8 |
射撃方法 | セミオート |
銃剣 | ◯ / - |
解説
特徴
6.5㎜弾を使用する半自動小銃で、ボルトアクションと違いセミオートであり、連射が可能となっている。
(BR調整により本銃の研究開発Tierは3だが、反映されるBRは2である。)
【火力】
6.5㎜弾を使用しているため威力が低いが、100m以内であれば一撃ダウンも狙える。
フル改修すれば打撃力13.9にまで上昇する為より安定する。
欠点は弾速が遅く、弾も5発と少ない。
弾速は660mと移動する相手には大きく偏差をとる必要があり、威力が低い割に弾も少ないので頻繁にリロードを挟む。
リロード時間も3.2秒とやや長く、その為複数人を相手にするのは苦手。なるべくリロード速度向上パークを取っておきたいところ。
【適正距離】
おおむね~100mまで。
太平洋は開けている場所が多い為、ボルトアクション小銃との撃ち合いを行うと威力の差で負けてしまう事が多い。
かといって近すぎても短機関銃の餌食になりやすい。
拠点内に居る敵などを、遮蔽物に身を隠しながら確実に倒していこう。
【命中精度】
精度も良好で反動も小さいが、連射するのはオススメしない。
またサイトはリングに△が組み合わさったようなもので、九九式に近い物になっている。
【総論】
三八式と比較すると、こちらは近距離戦に優れているが中距離以上では三八式に軍配が上がる。
・三八式よりも更に連射速度が欲しい人
・コッキングモーションで一瞬ズームが解除されるのが鬱陶しいと感じる人
・クリップ排出音を聞きたい人
これらの人は持ってみる価値があるかもしれない。
また、三八式を含む小銃との微妙な違いとして、小銃は残弾が残っていると1発ずつ装填するのに対し、こちらは常にマガジンごと交換している。なのにクリップ排出音がする謎
また、武器バランス調整により四式小銃などのクリップ2回装填のライフル全般が弱体化されたのに対し、マガジン装填の本銃は影響を受けていない為、四式小銃と比べて弾持ちが悪いとは言え、リロード速度が速い本銃の方が使い易いかも知れない。
史実
陸軍技術本部兵器研究方針による歩兵兵器開発計画の一つである半自動小銃開発において、参加した『小倉工廠』『瓦斯電』『日特金』のうち、日特金が提出した試作型半自動小銃。アメリカのピダーセン自動小銃を気に入った陸軍の一部が買い取った物を研究し試作された物で、精密な加工が要求されるトグル遅延式からガス圧利用+トグルロックに設計が変更され5もしくは10発の着脱式弾倉を装填可能なのが特徴。同じくピダーセン自動小銃を元に開発した小倉工廠が提出した試製自動小銃甲に比べると信頼性では圧倒的に上回っていたが命中精度が陸軍の要求に満たず、改良している間に日中戦争の悪化により計画自体が終了した。
小ネタ
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