

概要
偉大なる凡作アメリカの主力中戦車M4シャーマンのバリエーション。この75mm砲タイプのA2型は主に海兵隊に装備された。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 3 |
| BR | Ⅲ |
| モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
| - | 〇 | - | - | - |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 5 |
| 砲塔旋回速度(°/C) | 24°/ C |
| 俯角/仰角(°) | -10 /+25 |
| リロード速度(秒) | 5.0 |
| 最高速度(km/h) | 47.02 |
| 車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 64/38/38/19 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 76/51/51/19 |
| エンジン出力(rpm/hp) | 2900/349⇒2900/410 |
| 重量(t) | 32.5 |
| 視界(%) | △△ |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 75mm M3砲 | 1 | 97(APCBC45:HE45:SM7) |
| 砲塔上面機銃 | 12.7mm M2HB機関銃 | 1 | 400 |
| 同軸機銃 | 7.62mm M1919A4機関銃 | 1 | 3000 |
| スモークランチャー | 発煙弾 | 12 | |
解説
特徴
WW2アメリカ軍を象徴する戦車。
1枚目が指揮官がハッチから乗り出した時の視界図、2枚目がハッチから乗り出す前の照準、3枚目が砲手の照準全体図、4枚目が照準時の見え方、5枚目が運転手席の視界となっている。





【火力】
主砲には75mm砲を搭載。おなじみの75mmである。弾種はHE弾とAPCBC弾の2種類。HE弾の性能は全く同じ、拠点に叩きこめば多数のキルを狙える。貫徹力が高く炸薬入りのM61 APCBCがアップデートにより、貫徹力が低く炸薬が無く加害力に欠けるM72 AP弾から置き換えられたため対戦車能力が向上した。3号,4号戦車はもちろんのことティーガーの撃破も狙える。M2ブローニング12.7mm機銃が砲塔上部にあり、これは車長が頭を出しているときのみ使用出来るものである。強力な機銃であり敵兵をなぎ倒せる副武装として申し分のない武装となっている。今までの対人攻撃や飛行場の観測気球破壊はもちろん、歩兵の肉薄攻撃対策にも有用。
【装甲】
M4A1と比べ車体装甲厚が増加、弱点も減っている。とはいえ同格の4号戦車や対戦車砲などには遠距離を除き車体正面や防盾も撃ち抜かれ一撃で戦闘不能になりかねないので気をつけよう。
またいくら装甲が強化されたといっても歩兵の爆発パックには耐えられないので歩兵と足並みをそろえて前進しよう。
【機動性】
僅かに良くなった。前進する分にはそれなりに良好、旋回性能が低く、後退速度が遅い、などもっさり感は否めない
【総論】
走攻守ともにバランスの良い戦車といえるだろう。
基本的にAPCBC弾は100mm装甲を抜けるくらいの貫通力だということを覚えておくことが重要。
Sd.Kfz.234/2:APCBC弾でほぼ全箇所貫通可能。側面と車体下部はHE弾でも抜けるので積極的に狙っていきたい。
III号戦車:APCBCでほぼ全箇所貫通可能。
IV号戦車:H,J型ともにAPCBCでほぼ全箇所貫徹可能
V号戦車:車体正面は貫徹不可、出来れば側面を取るか戦闘を避けよう
VI号戦車:車体正面垂直部を貫徹可能、出来れば側面を取ろう、正面戦闘は避けるのがオススメ
史実
言わずとしれた、アメリカ産の傑作戦車。走攻守ともにバランスが取れた戦車である。加えて生産性や兵站管理のための徹底した規格化がなされており、極めてアメリカらしい兵器とも言える。一般にはドイツのティーガー戦車やパンター戦車などの重装甲重武装の戦車との一騎打ちでは当然分が悪かった。しかし、単純なスペック優位などでは戦略的に太刀打ちできないレベルの圧倒的生産数を誇った。また、パンターやティーガーの足回りの繊細さはこの文章を読んでいる諸兄ならご存知と思う。それに対しシャーマン戦車は敵将が驚くような馬力と踏破力を有し、その素晴らしい信頼性とパワーは戦車大国ソビエト連邦でも極めて高く評価された。
先述の通り、戦車の恐竜的進化が進んだ欧州戦線においては、正面切っての砲撃戦は危険なものであった。しかし太平洋戦線では、大日本帝国の装甲戦力が貧弱すぎたために重戦車的な立ち回りが可能であった。とはいえ所詮は中戦車クラスなので、熟練の日本兵による野戦砲撃や肉薄攻撃に晒されれば撃破されるリスクも当然にあった。
小ネタ
戦車には歩兵との協調が不可欠であり、肉薄してくる敵兵などの処理は随伴歩兵の仕事であった。しかし、こんなエピソードがある。沖縄戦で猛威を奮ったタコツボ型の壕対処として、勇敢な車長はそれらしい穴を見つけると自らトンプソン短機関銃片手に飛び降り、日本兵に弾の雨を降らせたという…。
出典/参考文献
コメント
- 小ネタで思い出したが海兵隊仕様のM4はM2ブローニングが外されてるのが多いんだけど、その理由が飛び乗った日本兵が乱射するケースが多かったからっていう…ついでに言うと沖縄戦のM4は投入した戦車半数が大破か擱座で実に270ものM4を失っています。太平洋全体では700強なので沖縄戦がどれほどの激戦だったのかが見てとれますね… -- 2024-10-17 (木) 18:38:13
- 日本軍に無双してるイメージあるシャーマンだけどそんなにやられてたのか…… -- 2024-10-17 (木) 18:39:36
- 嘉数の戦いだね。3時間の戦闘で最初はM4シャーマンが30両いたんだけど、退却できたのはわずか8両 -- 2025-03-06 (木) 19:18:27
- 壊滅に近いぐらいやられてる…… -- 2025-03-06 (木) 22:24:54
- 何が起こったらそうなるのかって思ったら隠された速射砲でやられまくったっぽい…? -- 2025-09-17 (水) 01:16:38
- それでも二割半ぐらいしかやられて無いんか…隠された対戦車砲とか爆弾抱えての対戦車特攻とかでやられたんかな? -- 2025-03-07 (金) 01:09:25
- 弾種変更のお陰で虎抜けるようになったから76mm版の存在意義が薄くなっちゃったな HEの加害半径も76mmの10mに対して75mmのHEは15mと3割近く広いし -- 2024-10-19 (土) 21:00:46
- 正直105mmより使いやすい 装填速度も悪くないし、何よりタレットが早くてスタビライザー付いてる -- 2024-12-01 (日) 04:46:48
- こいつを入れるとティア5までマッチングするようになるんだけど。ソ連だとティア4までマッチング、なぜなんや。 -- 2025-02-16 (日) 12:48:03
- ソ連で4までしかマッチングしてないのは偶々だと思いますよ。普通に5までマッチングする仕様のはずなので -- 2025-02-18 (火) 19:26:59
- 全てにおいて平凡な戦車。だからこそ扱いやすい。br3が5と当たらなくなったおかげで無双できる。 -- 2025-05-29 (木) 23:39:42
- 増加装甲のお陰で弾薬庫の位置がとても分かり易いっていう特大の弱点がある。 -- 2025-09-16 (火) 22:06:28
- 見越し点が出ないから慣れがいるけど砲塔上のM2ブローニングは対空にも使えるから無警戒に一直線で突っ込んでくる敵機はスコアにしてやろう -- 2025-10-29 (水) 20:18:19
- 上の機銃オミットして双眼鏡狙撃できればそれだけで崇めたくなる性能してる。 それはさておき105は双眼鏡使えないに加えて装填遅い+砲塔旋回遅いという欠点があるんで歩兵相手もだだっ広い太平洋MAP系じゃなきゃこっちの方が上の印象ある -- 2025-11-10 (月) 02:30:39
- 同じく。105もスタッツ見ると榴弾の加害範囲が75ミリの15mから20mとちょっと増えた程度だから、だったらリロード早くて砲塔ぐるぐる回る普通のシャーマン乗るかなぁ、って感じ。 -- 2025-11-11 (火) 02:31:34
