

概要
Mosina M91「ドラグーン」はロシア帝国で開発された、Mosin-Nagant M1891ライフルの騎兵用モデル。取り回しを良くするため、オリジナルより10cm程短くなっている。ゲーム内ではMosin M91/30 rifleとほとんど同じ性能だが、連射速度が若干速い。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 1 |
| BR | I |
距離毎ダメージ減衰率
| 項目 | 改修前⇒改修後 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
| 打撃力 | 23.7⇒27.3 | 19.4⇒22.3 | 15.9⇒18.3 | 13.0⇒15.0 | 10.7⇒12.3 | 2.8⇒3.3 | 1.4⇒1.6 |
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 1500 |
| 貫徹力(mm) | 1.0⇒1.0 | 0.1⇒0.1 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 7.62 |
|---|---|
| 打撃力*1 | 23.7⇒27.3 |
| 銃口初速(m/s) | 815⇒815 |
| 発射速度(発/分) | 48 ⇒55 |
| リロード時間 (秒) | 3.2⇒3.2 |
| 拡散値 | 15⇒15 |
| 垂直反動 | 77⇒77 |
| 水平反動 | 52⇒52 |
| 供給システム*2 | 5発マガジン |
| 重量(kg) | 5.0 |
| スプリント係数(%) | 100 |
| カートリッジの質量(g) | 21.8 |
| 射撃方法 | 手動 |
| 銃剣 | ◯ |
解説
特徴
初期武器のMosin M1907 carbineと比較して打撃力・精度・連射速度すべて高性能。
【火力】
初期武器のMosin M1907 carbineや後に解放されるMosin M1938 carbineと比べて銃身が長いことからか、それらよりもダメージ・弾速が高くなっており、発射された弾の打撃力減衰がしづらいという特徴を持っている。そしてモスクワ戦線の連合軍陣営ボルトアクションライフルの中ではリロード時間が一番短い。連射速度はMosin M91/30 rifleよりも若干早くMosin M1938 carbineより遅いと言った様子になっている。
【適正距離】
中~遠距離。リロード時間が短いとは言っても所詮はボルトアクションライフル、近距離は余り得意ではない。速い弾速を生かしての中~遠距離戦での運用が良い。
【命中精度】
良い。長い銃身と早い弾速で良好な命中精度を持つ、しかし照準器がオープンサイトになっているためMosin M1938 carbineやMosin M91/30 rifleなどから乗り換える時は慣れが必要。
【総論】
ソ連軍低BR他のボルトアクションライフルと比べ、弾速が速く打撃力減衰も少なめになっている。リロード時間も短いが、連射速度はそこまで速くはない。本銃では胴体1発ダウンのダメージを割と早いリロード速度で提供できるので、若干遅い連射速度を上手にカバーすることが出来れば敵分隊を連続で倒していくといったようなこともできる。フル改修にかかるコストも少ないので他のボルトアクション達のリロード時間にうんざりしたら本銃をフル改修して使ってみるのも手だろう。
史実
ドラグーン(竜騎兵)で運用されたM1891小銃。通常より銃身が2.5インチほど短いがこれはのちのMosin M91/30 rifleと同一であり、のちの改修によって一見すると区別がつかなくなっている(リアサイトの取り付け部に特徴があるらしい)。ゲーム内のモデルはリアサイトが1891年から1908年までの生産品にみられる旧型リーフサイトでフロントサイトは露出型、ハンドガードはMosin M91/30 rifleと同様のものに交換された仕様となっている。
竜騎兵とは銃器を用いる騎兵/騎馬歩兵のことで時代や国によって差があるがロシアの場合典型的な近代騎兵である。コサックと異なり銃剣を用いるのが特徴で、ロシア革命により儚くその姿を消してしまった。ちなみに大日本帝国陸軍の騎兵も重装備から一般に竜騎兵とされるが服装は軽騎兵のような派手なものだった。
小ネタ
ーー加筆求むーー
出典/参考文献
参考サイト
https://russian-mosin-nagant.com/ https://russian-mosin-nagant-forum.com/
↑モシンコレクターのフォーラム。生産期間が年表に纏められており分かりやすい。
