
概要
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 4 |
| BR | III |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 6 |
| 最高速度(km/h) | 40.00 |
| 砲塔旋回速度(°/C) | 6 |
| 俯角/仰角(°) | -10 / +20 |
| リロード速度(秒) | 6.5 |
| 車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 12/12/4/9 |
| 砲塔装甲厚 (前/後/上)(mm) | 12/10/10 |
| エンジン出力(rpm/hp) | 2000/140⇒△△ |
| 重量(t) | 13.7 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 試製七粍半対戦車砲I型 | 1 | 40(APHE17,APCR16,HE7) | △△ / △△ / △△ |
解説
特徴
主砲(対戦車、75㎜)の火力は日本戦車の中で最も高い。しかし、装甲はオープントップどころか、側面・後面とも剝き出しである。非常に使い勝手の難しい戦車である。
1枚目が指揮官席の照準、2枚目が砲手の照準全体図、3枚目がエイム時の照準の様子、4枚目が運転手席の視界となっている。




【火力】
先ほど述べたように、75㎜主砲を搭載している。砲弾は三種類(APHE,APCR,HE)であり、装甲貫徹力が非常に高い。敵がシャーマンジャンボでない限り、正面からの撃破が可能である。
【装甲】
装甲は非常に薄く、車体の装甲はブローニングM2機銃でさえ簡単に抜けてしまうほどである。装甲の中でも最重要の砲塔正面でさえ、37㎜ M5砲で貫通してしまうレベルである。前面以外の装甲が存在しないため、横・後からの攻撃に要注意である。大和魂での増加装甲をオススメする
【機動性】
日本戦車らしい機動性。砲塔は回転しないため、可動域が狭い。登板力は高めだが最高速度・機動性はよいとは言えない。仰角は思ったよりも大きくとることができる。俯角はM13対空自走砲レベル。
【総論】
敵歩兵の届かない遠方からの歩兵支援・対戦車攻撃が望ましい。くれぐれも、陣地周辺に近づくことのないように。
史実
試製五式七糎半対戦車砲 ナトは、大日本帝国陸軍が開発していた対戦車砲である*1。
これまでの日本陸軍の対戦車砲には、一式四十七粍速射砲や九四式三十七粍砲があったが、当時日本陸軍の最大の仮想敵国であったソ連を始めとする欧米諸国の戦車の急激な発展は予想外であり、太平洋戦争初頭の段階で当時最新型であった一式四十七粍速射砲はおろか、開発中だった五十七粍対戦車砲ですら、近い将来、陳腐化することが発覚してしまった。そのため、日本陸軍ではより強力な対戦車砲を開発することになった。これが大まかな、試製五式七糎半対戦車砲の開発の動機である。
試製五式七糎半対戦車砲は、太平洋戦争開始から間もない、昭和17年(1942年)2月から開発が計画された。
しかし、太平洋戦争の戦局が悪化するにつれ、計画はどんどん遅延し、昭和18年(1943年)3月からようやく研究を開始した。
日本陸軍では75mmクラスの対戦車砲を人力で移動させるのは不可能であり、自動車で牽引するにも敵よりも先回りして、素早く射撃姿勢に移ることは困難であるとの考えから、最初から自走砲として開発することになった。
また、試製五式七糎半対戦車砲は、機械化部隊たる独立速射砲大隊や戦車師団速射砲隊向けに配備、運用していくことを想定していたが、独立速射砲大隊は軍直轄の部隊であり、必要があれば歩兵師団へ独立速射砲大隊ごと配備する方針であった。
その頃になると中国大陸で鹵獲したボフォース75mm高射砲をリバースエンジニアリングした四式七糎半高射砲の試作が完了しており、この砲が高初速で対戦車砲としても適していたので新型対戦車砲はこれを流用することにした。
昭和19年(1944年)3月には試製中型装軌車(後の四式装軌貨車)を車台に用いるこのが決定し、4月には設計完了した。
7月には砲のみで試験を行い、改良点を洗い出して昭和20年(1945年)1月には四式装軌貨車に搭載して運行試験を行う。
その後砲の問題点を解決するために設計変更・改良に時間を費やしてしまい、敗戦1ヶ月前の7月になってようやく完成して良好な結果を残した。
砲自体は90°の装甲板に対し500mで112mmを発揮し、量産が進められたもののそのまま日本の降伏により計画が終了した。
既存対戦車砲の陳腐化という予測は正しくまがりなりにもM4中戦車*2に正面から太刀打ちできる砲が完成したものの、開発に時間を費しすぎ必要な時に揃えれなかったのと、自走砲としての完成度は微妙(装軌貨車に砲を載せたシンプルすぎる構造)で車高が高く隠蔽を工夫しないと発見されやすい、そもそも試製五式七糎半対戦車砲と四式装軌貨車共に採用された1945年当時ですら資源や生産力の不足で全然生産が進んで無い点を後世の日本軍研究者に指摘されている。
ーー加筆求むーー
小ネタ
自走砲の発明
・第二次世界大戦までの大砲の多くは、敵を撃つ時や好きな場所に移動する際に、
その都度いちいち組み立て直したり、変形させたりしなければならなかった*3。
とにかく、大砲という兵器は、撃ちたいときに撃てず、移動したい時に動けず、意外と融通の効かない、不便な兵器であった*4。
自走砲は、大砲を最初から撃てる状態で、乗り物に搭載することでこのような欠点を改善した兵器である。
(もちろん、試製七糎半対戦車自走砲も自走砲であり、このような流れを汲んでいる。試製七糎半対戦車自走砲は、あくまでも「トラックに乗った対戦車砲」であって敵*5との撃ち合いは想定していないのだ。)
ーー加筆求むーー
出典/参考文献
ーー加筆求むーー
コメント
- BR3ならM4粉砕マシンになれたのに -- 2024-02-20 (火) 01:41:00
- シャーマンジャンボが出ると手も足もでない…。こいつが出せるなら、あっちは必ずシャーマンジャンボを持っていて必ず出てくる。 -- 2024-06-11 (火) 12:17:39
- BR3どころか2でもいいと思う -- 2025-03-24 (月) 22:43:25
- アメリカはリーとかグラントあるしバランスは取れるよね -- 2025-03-25 (火) 00:15:45
- 頭出てるせいでスナイパーに粘着される -- 2024-03-03 (日) 01:22:38
- 歩兵に粘着されると死にます。 -- 頭出すな💢💢? 2024-03-25 (月) 15:54:39
- 火炎瓶はヤメロォ… -- 2024-03-31 (日) 00:57:02
- 大和魂での増加装甲って何?ただのジョーク? -- 2024-12-11 (水) 17:46:20
- え?大和魂装甲ってあるよね?チハタンだって砲塔正面400mmあるよ?ホロタンは戦闘室全面300mmだからね?大和魂装甲はあるよ? -- 2025-08-28 (木) 07:48:54
- シャーマン乗ってたらこいつが側面に出てきて焦ったけど、ブローニングm2を乱射したら撃破できた。Na-ToはBR3の性能じゃないだろ... -- 2025-01-06 (月) 10:44:39
- 日本はナトに限らず不当にBR高いビークルが多い -- 2025-01-06 (月) 11:59:40
- ニュージョージアやガダルカナルはまだなんとか自走対戦車砲として使えるけどビルマキャンペーンみたいな見通しの悪い入り組んだ市街地戦だと活躍させるのは無理じゃよ… -- 2025-01-06 (月) 16:04:00
- 見た目それっぽいしドイツの榴弾砲付きみたいにリスポン機能付いたりしないかな…狭いし無理か -- 2025-01-10 (金) 01:03:30
- BR5に持って来んなよー -- 2025-06-22 (日) 17:37:21
- マルダーがBR2ならなんでこいつはBR3なんだよ -- 2025-08-15 (金) 04:00:18
- マルダー(マルダーⅢ)はBR2だが、マルダー(マルダーⅢH)はBR3定期。こいつはおそらくマルダー(マルダーⅢH)のようにAPCRを持っているためマルダー(マルダーⅢ)よりも高いBRになっているものと思われる。貫徹力を比較してみるとAPCRマルダー(マルダーⅢH)が約180mm、APCBCマルダー(マルダーⅢ)が約150mm、ナトが約180mm -- 2025-08-15 (金) 06:14:12
- そっか。無印じゃない方のマルダーがおったか。ナト君の場合榴弾足りないしAPCR捨ててその分HE積んでBR2にしてほしいなぁ。まぁそれでも結局使う人おらんだろうけど。それにホイと被るし。 -- 2025-08-15 (金) 12:00:40
- ホイじゃなくてホニだったわ。 -- 2025-08-15 (金) 12:07:11
- マルダー(マルダーⅢ)はBR2だが、マルダー(マルダーⅢH)はBR3定期。こいつはおそらくマルダー(マルダーⅢH)のようにAPCRを持っているためマルダー(マルダーⅢ)よりも高いBRになっているものと思われる。貫徹力を比較してみるとAPCRマルダー(マルダーⅢH)が約180mm、APCBCマルダー(マルダーⅢ)が約150mm、ナトが約180mm -- 2025-08-15 (金) 06:14:12
- オープントップなんだし外を見させてくれよ!! -- 2026-01-06 (火) 21:40:10