概要
「Pz.38(t)戦車 F型」分隊を購入することで使用可能となる課金戦車分隊。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 1 |
BR | I |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
〇 | - | - | - | - |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
乗員(人) | 4 |
砲塔旋回速度(°/C) | 14°/ C |
俯角/仰角(°) | -10 / +25 |
リロード速度(秒) | 3.1 |
車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 50 / 30 / 30 / 8 |
砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 50 / 30 / 30 / 8 |
馬力 | 125hp at 2200rpm |
重量(t) | 10.1 |
視界(%) | △△ |
速度(km/h) | 42.03 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 37mm KwK38(t) 砲 | 1 | 90 | △△ / △△ / △△ |
機銃 | 7.92mm MG37(t) 機関銃 | 1 | 5500 | △△ / △△ / △△ |
解説
特徴
「Pz.38(t) F分隊」を購入することで使用可能となる課金戦車分隊。研究ツリーを進めなくてもすぐに使用可能の戦車である。
元はチェコスロバキア製のLTvz.38軽戦車であるが1938年のミュンヘン会談の結果、ナチス・ドイツによりチェコスロバキアが併合され、ČKD社も翌年にBMM社(ボヘミア・モラビア機械製造会社 B.M.M.)に組織改編されてしまった為、ドイツ軍向けに納入された戦車である。LTvz.38はチェコ製で有ることを示す(t)(ドイツ語でチェコを指す、Tschechischの頭文字)という形式番号を付与され、38(t)戦車(Pz.Kpfw. 38(t))と呼ばれた。この車両はA型からG型とS型というバリエーションの中でF型に該当する。
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【火力】
主砲はドイツ軍式名:37mm KwK 38(t)砲(Škoda A7 37.2mm L/47.8)砲である。貫通力は悪くなく、T-28Eの正面も貫通可能だが37mmと砲のサイズが小さい為内部に与える影響力が少ないので難点である。敵車両撃破にはある程度何発か損害を与える必要がある。T-60戦車などの傾斜装甲は簡単に弾いてしまうので注意が必要だ。ただ37mm砲は榴弾でも爆発範囲は小さいので歩兵の大群相手には苦戦するだろう。機銃はドイツ軍式名7.92mm MG37(t)重機関銃(ブルーノVz.37重機関銃)でベルト給弾式で問題なく歩兵相手に発揮できる。
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【装甲】
F型は車体・砲塔前面の装甲が50mm、側面30mmに強化されているが、ソ連軍の45mm砲相手には大分不安が残る。
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【機動性】
機動力は悪くなく、4号戦車と似た感じのもっさり感が少しある。
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【総論】
強力な戦車とは言えないが速度も悪くなく、3号戦車の37mm砲よりも貫通力があるので、十分に使える戦車といえるが装甲に不安があるので敵の対戦車砲や対戦車手榴弾には十分気をつける必要がある。とても普通と言える戦車である。
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史実
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小ネタ
ゲーム内の38(t)の車体下部前面装甲には、予備履帯を兼ねた増加装甲がラックに収まる形で装備されているが、これは考証的に誤りである。というのも、38(t)についてのデータをまとめた「Panzer tracts No.18」によると、この予備履帯ラックは1942年から設置されたもので、バルバロッサ作戦及びモスクワ侵攻時には付けられていなかった。1941年ごろの記録写真を確認すると、車体下部前面に予備履帯をつける際は牽引用フックに引っ掛けていたように見える。長年、38(t)F型には予備履帯ラックが装備されているものと考えられており、こうした誤った認識が広まってしまったことが原因かもしれない。なお、1942年以降のスターリングラードでは問題はない。