サレヒコーラ

Last-modified: 2021-03-12 (金) 12:01:44

サレヒコーラ(西端ローナ語:Salekhi Qoolae)とは、サレヒローニアなどの西トーザラスの赤道付近で栽培される香辛料や砂糖を水で煮出し、シロップ化させたもの。サレヒ人の伝統飲料、国民的飲料でもある。
また、スィーザーラントで生産されるスィザコーレ?もこれに含める場合がある。

サレヒローニア?はスィザコーレ含む世界で流通するコーラの原材料の8割を生産しており、同国の伝統や国民的飲料であることも合間って、同国で生産量の4割が消費されている。
シロップ自体はそのままでなければ誰でも飲んで良いものとされ、王族から最下層労働者に至るまでサレヒ人に愛されている。そのため、サレヒ民族主義の象徴とされることもあり、サレヒ=トーラ戦争?湾岸戦争などではプロパガンダにも利用された。

製法

サレヒコーラのシロップの製法は以下の通りである。
   砕き ⇒ 板斬り ⇒ 加え ⇒ 煮出し ⇒ 寝かせ ⇒ 冷却

具体的には、水と同じ重さの砂糖、”砕き”したカルダモン、シナモン、コショウ(大雑把に砕いたものが良いとされる)、"板斬り"したレモン、ショウガ(スライス、薄いものが良いとされる)、そのままの状態のグローブを入れ、沸騰するまで弱火で煮出し1分ほど沸騰させて抽出した後、火を止めて蓋をし、3~4時間常温で寝かせた後に(常温と同じになるまで冷ますと良いとされる)スパイスごと専用の容器に移し、地下の涼しい場所や冷蔵庫などで半日ほど寝かせる、という流れである。
多数の香辛料やスパイスを必要とするが、これらはサレヒ政府主導のプランテーションなどで栽培されていることが多く、安価に手に入るため、サレヒでは庶民の味として親しまれている。

バリエーション

チャエ

紅茶4:コーラ1で混ぜた温かい飲み物。サレヒ人の国民飲料でもある

・コーレ
お湯2:コーラ1の代表的な飲み方、一般客に対して出すものとされる

・リヘコーレ
氷で冷ましたお湯2:コーラ1の冷たい飲み物、サレヒでは氷は貴重なので偉い人が飲める

・パパチ
氷で冷ました炭酸2:コーラ1。最上級。王族の飲み物か、神にささげるものとされる。
アーク皇帝に友好の品として送られてもいる。サレヒでは戒律の都合上、人造炭酸は"食べ物で遊んだもの"に当たるため、天然炭酸水が使用されている。