キャラクター/【ハルム・オンドール4世】

Last-modified: 2020-05-20 (水) 13:41:19

FF12

空中都市ビュエルバを統治する元首。
しかしルース魔石鉱で採れた魔石のうち高純度のものを裏で帝国に横流しして、
なんとかビュエルバの自治を保っているのが現状。
旧ダルマスカ王国の国王ラミナスとは盟友同士。
ビュエルバの反帝国組織を裏で資金援助をしている。
また、政府公認ガイドと称してガイドに扮した諜報員を雇っている。


2年前の戦争後に「バッシュが処刑され、アーシェが自害した」と発表したが、これはヴェインの要請。
オンドールは懐疑心を抱いてはいたが、帝国との敵対を避けるため、声明を発表した。
ヴェインの狙いはオンドールの弱味を握り、各地の反帝国組織を分断させること
オンドールが反抗したときにバッシュを出して、信用を失墜させ内部から壊滅させる肚だった。
そして2年前アーシェをかこったウォースラはオンドールと結託しようとしたが、発表を聞いて断念した。

オンドールはバッシュの訪問でヴェインの謀略の全容を知る。
そしてあえてヴェインに手紙を送り「バッシュの生存を知った(=ヴェインの謀略を知った)」と牽制する。
ヴェインは反帝国組織を資金援助するオンドールを抑え込もうと考えていたが、
手の内がバレたことを知り断念している。


戦艦リヴァイアサンからアーシェを救出した事で、帝国と敵対する形になる。
その後は病気療養と偽ってビュエルバを離れ、辺境空域で解放軍艦隊を訓練して決戦に備えはじめる。
またバーフォンハイムレダスと密会し、レダスの帝都侵入を支援した。

  • 「侯爵」はガルテア連邦時代における称号であり、彼は何処かの国・誰彼かの王の「臣下(貴族)」ではなく、ビュエルバの「王」である。王位を号しないのは周辺国との軋轢を慮ってか、そういうものに興味がないのか。
  • 現実に似たような例でリヒテンシュタインと言う国があり、ハプスブルク帝国の領邦だったのだが帝国が滅んでも君主が侯爵(あるいは公爵)と名乗っているのと同じである。

本作の記録は彼の著作によるもので
インターナショナル版では彼によるナレーションも追加されている。
しかし、保身の為に彼自身が不利になる事実は書かれていない。

  • 所謂「表向きの歴史」。一般人にはそれで十分である。
    回顧録の内容は意識して公正たらんと努めていることが見て取れて、極端な美化がなく、未来のイヴァリース史研究において重宝されるだろうと思わせる。
  • そもそも個人主観の回顧録であり公的な史書として編纂しているわけではない。保身がどうこうは筋違いでしかない。

大国の間で難しい舵取りを強いられているが、完全に依存する気はなく独立志向が強い。
良質の魔石を帝国に貢いで表面上機嫌を取ってはいるが、
NPCの話では、本当に良質の魔石は侯爵自身が溜め込んでいるのではないかという。


作中ではオンドール侯と呼ばれる事が多い。

  • 凄くスターウォーズっぽい名前な気がする。
    • ベイダー卿、シディアス卿的な?
  • 名前の響きはどことなく指輪物語っぽい感じではある。
    • For Gondor !

オンドゥル侯…いやなんでもない