FF9
ダガー「ジタンは?」
ジタン「ん?」
ダガー「どうして一緒に来てくれたの?」
ジタン「そいつは……イプセンの言ったセリフだ」
ダガー「イプセン……?」
ジタン「イプセンってのは本当にいた冒険家でさ、その冒険の話を元に書いた芝居だったと思うんだけど……
こんな話なんだ……
イプセンとコリンというふたりの友人がいた ふたりはトレノの館で働いていた
ある日、イプセンのもとに、手紙が届く
けれどその手紙は雨にぬれたか何かでほとんど読めなかった
かろうじて読めたのは“家に戻れ”ということ
今でこそ、飛空艇があるから移動は楽だけど そんなの、なかった頃の話さ
なぜだかわからないまま イプセンはひまをもらい旅のしたくをして、旅立った
川を越え山を越え、“霧”を越える旅
モンスターに襲われることがあっても コリンとふたりなら、なんとかなった
こうして幾日かすぎたある日、ふとイプセンが気付いてコリンに聞いたんだ
『おまえ、どうして来たんだ?』
ダガー「……コリンはなんて答えたの?」
ジタン「 『おまえが行くって言ったからさ』 」
マダイン・サリの船着き場にてジタンがダガーに言ったセリフ。
上記のとおり、芝居の台詞から引用したものである。舞台役者のジタンと劇好きなダガーにぴったりだと思う。
自分の言葉として使わない所がまたジタンらしい。
ジタンなりの照れ隠しとも取れるし、むしろ自信満々に(決まったぜ)とか思ってそうでもある。
クジャとは方向性の違う、キザでロマンチストな面がよく表れている。
ちなみにこのイプセンは、のちに『イプセンの古城』として間接的にストーリーに登場する。
DFFAC
これ単体では使いにくいが、「優勝したらデートしよう!」と組み合わせることで真価を発揮する。
- ヴァン「一緒に来たし、一緒に行くんだ」
ジタン「りょーかい!」
「背中は任せとけ!」
「お前が行くっていったからさ」
…のやり取りができるとカッコいい。
他にはラムザの「いつでも行ける!」やエースの「先に進むしかないんだ」等の返しにも使える。