キャラクター/【クジャ】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 23:02:31

FF9

FF9の悪役。冷徹でナルシスト。大袈裟なポーズを多用する。
アレクサンドリア女王ブラネに取り入り、ガイアを戦乱に導いた。

  • パッケージの裏面にも載っている。

正体はテラの管理者ガーランドに作られたジェノムで、ジタンとは一応兄弟に当たる関係。
自分を道具としか見ていないガーランドに対して反乱を企て、彼を追いつめるが、
その時自分の命にはリミットが設定されており、あと少しでそのリミットを迎えることを知る。

発狂したクジャはテラを破壊、さらに世界を自分の道連れにするため記憶の場所で星の記憶を遡り、全ての星々に存在するクリスタルを生み出した原初のクリスタルを根源から破壊しようと目論む。
しかし追い付いたジタン達と再び衝突し敗れ去り、死の間際にようやく「生きる」という事を理解して、最後の力でジタン達を永遠の闇から救い出してその生涯を閉じる。


>最後の力でジタン達を永遠の闇から救い出してその生涯を閉じる。
やけに生存説が多い。

  • ビビと違い、死んだという決定的な描写がないからだと思う。自分は生きてると信じているが。
  • クジャは「余計な意思を持った器」であるから(アルティマニアより)、外から魂は入れられていないと考えられる。
    従って「成長しない」身体であると思われ(ジェノムは魂が入って初めて成長するから)、つまりクジャはジタンと違って生まれてからずっとあの姿だったと考えてもおかしくないと思う。
    永遠の24歳!?
    • ジタンは最初から成長・トランス能力(とそれに必要な豊かな感情と魂)をもって創造されている。
  • ただの体でしかないものが意思を持ったってことは、ある意味黒魔道士達と似ている。
    けっこう皮肉だな……。
  • FFのボスの中でも惑星一つを破壊するというかなりすごい事をしているが、
    それを上回ってるジタンのジェノムとしての力って一体…。
    • トランス・クジャがトランス・ジタンより弱いならミコトも黒魔道士であんなに絶望的な言い方はしてないとも思う。
      インビンシブルを使って特殊なトランスをしたせいで、ジタンとクジャではジタンが強くても、もし同じ方法でジタンがトランスしない限りはトランス・クジャを超えることはできないとか…
      或いは、基本的にクジャはジタンより強いけど、トランス出来ないからジタンに劣っていたとか…?
      或いは単にジタンがまだ未熟だからかな?
  • EDでダガーがジタンの所に向かうシーンでクジャらしき奴いなかったか?
  • 何度確認してもそんな描写はないようだが…。ソース求む。
  • これかな?
  • EDのムービーでダガーが人混みをかき分けていくシーンでクジャらしき人物が一瞬だけ写る。
    確信的なものではないかもしれないが個人的にはクジャは生きているものと信じたい。

衣装にビックリしたひとどれだけいるだろうか…。
その後のトランス姿にもビックリしたけど。

  • ルビカンテを忘れるな。
  • テラの住人をよく見てみると、クジャと似た衣裳(ファウルカップ・マント・胸部露出)の男性を確認できる。
    民族衣装?の様な物だったりするのだろうか。
  • モンゴル相撲の力士達にインスパイアされたのかもしれない
  • FFのパンツマン=クジャだと思うのは多々いるはずw
  • 2のゴリラ男と5の王様も彼に負けない程の衣装だが、ルックスのせいかあまりネタにされない。
  • クジャのルックスとあの振る舞いで妙にありだと思えてしまう。他の人がやったら本当にただの変態だ…
  • ジタンに「いやらしそーなカッコしてて…」と言われた事をよくネタにされている。その後エーコには「色が白くて、かみも白くて、変なかっこう」と説明したようだ。

劇中のムービーを見る限り大事な部分がすっきりしていて女性的に見える。
いや、小さいだけかもしれないが。

  • そのせいか
    『初見時にクジャの性別が分からなかった』
    といったプレイヤーもいるらしい
    誰だ付いてないんだろとか言った奴

ラスボスがクジャでないことに驚愕したプレイヤーは多い。

  • クジャがラスボスなら最後にジタンが助ける意味が無いからね
    • しかし、本編ではクジャ以上の存在を匂わせる描写が無く、無理はない。
    • クジャをラスボスにして悲劇の悪役として散らすのもいささか後味が悪い。
      クジャの心を支配し続けた「死への恐怖」あるいは「死そのもの」をラスボスに据えた方が物語としては締まりが良くなると思う。

戦闘シーンでないとわかりづらいが、PSP版FF2のデュミオンも結構露出している。
クジャといい勝負かもしれない。


トレノオークション会場のオーナー(キング家の当主)でもある。

  • 武器商人として暗躍するには打ってつけのポジションであろう。
    トレノは如何にも怪しい街であるが、そこのオークショニアはクジャの恐ろしい陰謀を驚くことなく聞いているあたり、戦争に間接的に加担している一人と見える。
    恐らく戦争屋というやつである。
    クレイラ崩壊前にダークマターを手配したのも恐らくこのオークショニア。
    (「例のものを頼むよ」と話していたこと、のちにダークマターがオークションで出品されることから)
    しかし、さすがにアレクサンダーの情報は聞かされていない様子だった。

管理者であるガーランドを除き、金髪・金尻尾で統一されたジェノムの中において、唯一人の銀髪。
多くの場合において金が銀より上位に置かれることを考えると、
彼がジェノムの異端であるとともに、欠陥を備えることも示唆しているのかもしれない。

  • FF9開発初期の設定画ではクジャが金髪で描かれている。
    ジェノムの特徴を残していた初期段階から現在の銀髪に変わっていったのには、何かの理由があるのだろうか。
  • ジタンの存在を嫌ってたようなので、しっぽを切ったり髪を染めたりしたんだろう。
    • ガーランド曰く「隠しているだけ」だからしっぽは切っていない。トランスしたら出てるし。

バトル面では、Disc3の最後を飾るボスとしてパンデモニウムでの3連戦の最後に登場する。
肉弾戦は一切行わず、雷属性強化の能力+サンダガグラビデフレアスター、の三択で行動する。
マジックハンマーが効くのでMPを0にすれば楽に倒せそうだが、フレアスターの存在がそれを許さない。
それどころか、MP19以下もしくは味方全員がリフレク状態だとフレアスターしか使わなくなる
横着しないで普通にHPを削っていったほうがよい。
耐性面は、ツイスターが辛い銀竜やストップを使ってくるガーランドを意識したものにしたほうがよいだろう。

なお、光のローブを盗めるが確率が1/256と、かのヒルギガースのアレと同確率。
目利きの手触りが無い場合は妥協するのも手。

  • トランスすることが目的だったせいもあるが、このバトルのクジャは正直言って全然強くない。
    • ただ「それでも攻撃してるつもりかい?」などと煽ってきたりもする。
      使用条件が特殊なフレアスターを除いても攻撃手段がサンダガとグラビデの二種類と悲しくなるほど少なく、対象も単体なので普通に戦っていれば拍子抜けするほどあっさり倒れる。
      これにジタンの盗みが加わると、宿敵とのバトルとは思えないほどのグダグダな戦闘になる。
  • サンダガはアダマン帽を装備すれば完封が可能です。
    しかもそのアダマン帽は、パンデモニウムの前に寄るブラン・バルに売っている親切設計…
  • わざと手を抜いていたと考えるのが自然。

DISC1のベアトリクス戦後のムービーではノーメイクっぽい。
(普段は目尻にローズピンク?のアイシャドウと、桜色のリップをしている。)
雨でメイクが剥がれてしまったのか、それとも元々して来なかったのか。


いまいち何がやりたかったのか解らないキャラ。
ガーランドからは好き勝手を許されていたのだから、地上で適当に仕事をしながらキング家で美しいものに囲まれて生きていれば、十分に幸せだったのでは。
世界の真の支配者になりたいという欲望も見えず、ブラネのように貪欲な欲望を持っているようにも見えず、逆にそういった俗な欲望を美意識に反するものとして見下しているように見える。
命を狙われていたわけでもないのに、ジタンやミコトがよほど気に入らなかったのか、単純に偉そうに指図してきていたおっさんにムカついていたのか、ガーランドに反乱を企てる。
自分以上の何かが存在することが、よほど許せなかったのだろうか。
ガーランドを倒したあと、何をやるつもりだったのかは、まったく見えてこない。
テラの復興などには興味がなさそうなので、もしアレクサンダー等でガーランドを倒していたら、やはりテラを破壊し、地上に自分好みの国を作ったのかもしれない。
そうしていたら、ある意味ではハッピーエンドになるので、人類の英雄になっていたのでは……。

  • 「やりたかったこと」なんてそもそも持ってなかったように見える。
    「生きたい。だからガーランドを倒す」
    それ以外は何も考えられないほど切羽詰まってただけだと思う。
  • クジャがやりたかったことは下のDFFの項に大体書いてあるよ。
    もっともガーランドやジタンを亡き者にしたところで、世界を制して衆目を集めたところで、それで本当にクジャの望みが叶ったかどうか怪しいもんだけどね。
    クジャに足りないのは自分自身を認めて受け入れることのような気がするから。
    • ガーランドとジタン一行を亡き者にした後のクジャの野望の行く末は「こういうのはどうだい?僕の永遠の王国のために人柱になるっていうのは!」「僕の城のホールに八本の柱……それぞれにキミたちが埋め込まれる……どうだい?ゾクゾクしてこないか?」に全てが集約されているのではないだろうか……。
      つまり、FF6の世界崩壊後の世界並みに独裁&絶対的でろくでもない世界が出来上がると。破壊行為そのものを楽しむケフカと違い相手の苦しむ姿を見ることに愉悦を感じるクジャ(別荘に拷問部屋ありのお墨付き)が支配するので混沌とした世界になっていたと思う。
      しかも、霧で魔物や黒魔道士を生産する技術もあるし、トレノのオークションのツテもあるから好きに資材や情報を集められるし、ガーネット女王とプルート隊スタイナー隊長、ブルメシアの手練れの竜騎士フライヤ達の亡き後はアレクサンドリアやネズミ族の社会に入り込む隙ができるし相当ヤバイ状況になる(ベアトリクス頑張って)
      まあ、ガーランドはクジャの思惑を見越してクジャに寿命を設定していたので、全て未遂に終わったわけだが。
      • どちらか言えばそれは未来予想図であって先の「やりたかったこと」に対するアンサーではないだろう。
        自己価値の否定を理由に反逆を決意したクジャが、ほぼ全世界を敵に回し否定される環境を自ら望んでいたとは考えにくい。
        確かに彼が立てた計画通りに事が進むと世界征服という結末に行き着く可能性は高いが、結果的に置かれた境遇に対処できることと望んでいたか否かは別の話。

クジャは、ガーランドが製造したジェノムという空っぽの人造人間に、たまたま『魂』が入ってしまったエラー品である。
普通なら失敗作として捨てられるはずの存在であったが、ガーランドは『魂』の入ったクジャを廃棄せず育てた。
しかし『クジャ』という命を持った人として接したわけではなく、珍しいジェノムとして扱われた。『ジェノム』と言う駒としか見られていなかったのだ。
クジャは知識をつけることで人として成長していくが、結局ガーランドは最後までクジャを道具としてしか扱わなかった。
しかし、その『ジェノム』としての機能さえも、クジャを元に新たに作られた『ジタン』には劣った。
しかも、ジタンは元より『魂』が与えられており、ガーランドによって選ばれた、認められた存在だったのである。
自身のアイデンティティ、更には存在意義まで脅かされると危惧したクジャはジタンを連れ去りガイアへ捨てると共に、ガーランドへの反乱を誓った。
その後、彼はテラ(大地の裏側にあるガーランドの住む世界)が地上(ガイア)を侵略しやすくするため、地上に混乱を起こさせる目的でガイアに送られた。
地上ではジェノムとしての任務を果たすために様々なものを利用する。
大地の内側から地上に生えるイーファの木から流れ出る、ジェノム(人造人間)を作った時の素材の残りカスである霧を再利用して黒魔導士を作る。
ブラネを利用して戦争を起こさせた。
また、ヒルダカルデ1号で家出したヒルダ夫人を誘拐すると、ガーランドに成り代わって世界を制し、衆目を集めたいという欲望を自惚れながら語った。
一方で、ガーランドの手を離れたクジャは、ガーランドへの対策を練り始める。それが召喚獣であった。
ガイアでは、殆ど一貫して召喚獣を求めていたのは、ガーランドが召喚師の力を危惧し、召喚師の村マダイン=サリを滅ぼしたことを知っているからである。
クジャはブラネを使い、世界に散った4つの宝珠を集めさせ、その宝珠で償還できるアレクサンダーを入手しようと考えた。
まずは反旗を翻したブラネからバハムートを入手。そのバハムートをアレクサンドリアの放った時に召喚されたアレキサンダーを入手しようとするが、計画がガーランドにバレてしまい、ガーランドに乗っ取られたインビンシブルによって消滅させられる。
その後、エーコからも召喚獣を抜き取ろうとするも失敗した。しかし、ここで彼はトランスの存在に気づく。
その後テラに戻った彼は隙を狙ってインビンシブルを奪取し、インビンシブルに吸収されていた魂を吸収(恐らく不完全な人間であるクジャの魂では、トランスに必要な力に満たないのだろう。大地ではそのへんのモーグリでさえトランス能力を持って生まれてくる)。
その後、ジタン達にわざと追い詰められる事で、トランスに成功した。そして遂に彼はガーランドを文字通り蹴落とすことに成功し、自分の存在を確立出来たかのように思えた。
しかし、喜びも束の間、クジャには24歳というリミット(寿命)がかけられており、残りの命が少ないことを告げられる。
彼は絶望した。自分が製造してリミットを設定し、道具として扱ってきた黒魔導士と同じように、自分も特別な存在ではなくただの使い捨ての道具でしかなかったと(ジタンが人間的に成長する時期にクジャの寿命が尽きるよう設定されていた)。
自分の存在をどうしても否定しようとする世界を心の底から憎み、テラもガイアも、全てを破壊してやろうと自暴自棄に陥った。
彼はイーファの木を暴走させ、世界を壊そうとする。
しかしその最後の試みもジタンとの闘いに敗れることで阻止され、彼の計画は全てが失敗に終わった。
エンディングでの台詞は、彼自身が否定したくても出来なかった悲しい現実を表したものだろう。
彼は、最後にジタンが来るその時まで、ずっと『独り』だったのである。どこまでも哀れな『生命』であった。

  • しかし、彼の黒魔道士達への扱いはガーランドと同じか、それ以上に辛辣なものだった。
    彼自身、その時は『寿命』についてさほど関心が無く(自身の寿命について知らなかった為)、寿命の少ない黒魔道士達を見下していたが、自身も全く同じ境遇にあったのは酷く皮肉であった。
    • 本編中でも真実を知った後、自嘲気味に言っていた。
  • 世界が僕を黙殺するから、僕が世界を滅ぼす! と言った所。
  • デスゲイズ戦前の「自分の存在しない世界に、一体何の価値があると言うんだい?」という台詞にはある種真理がある気がする。
    やってることは自分が死ぬんならヤケクソで皆なくなってしまえ!っていう暴論だけど。
  • ブラネ以上とも言えるその生の執念の凄まじさは目を見張るものがあるが、その執念が災いし死への絶望も凄まじいものとなった。その絶望に、召喚獣と酷似した存在が応えたのもまた、皮肉である。

アルティマニアのキャラクター対比を見ると、設定身長190cmはあるスタイナーよりも背が高い。
華奢な見た目だが、かなりの長身のようだ。

  • やや分かりにくいが身長表記があるので見てみたが、なんと絵に描かれたのクジャは214cmもある。
    公式設定173cmのジタンと比較して40cm以上も大きいことになる。同じ種族でここまでの差が表れるのか。
    これがどのくらい大きいか例えると、FF8のウォード(217cm)とほぼ同じと言えば分かりやすいだろうか。
    FF6のウーマロ(209cm)やFF10のキマリ(204cm)よりもデカイとも言える。
    これだけでも驚きなのだが、トランスすると何故かさらに大きくなって脅威の226cmに。FF零式のギルガメッシュ(220cm)をも超える巨人っぷりを見せつける。FF9ではクジャ180cm、81kg。トランスした場合は180cm、90kgとなる。結構でかく見えるが科学でも理解がつかない事があるでしょう。
    もはやワ○ピースの世界観である。
    • 同じ身長のキャラにはドラゴンボールのピッコロ(マジュニア)やストリートファイターのサガットがいる。
      どちらも(一時期)主人公のライバルを務めたキャラなのでライバルキャラによくある身長ということか。

SF映画の古典的名作「ブレードランナー」に登場するレプリカント、ロイと設定がいくつか共通する。
・作られた存在
・寿命が短く設定されている
・銀髪
・創造主を殺す
・命の尊さを理解し、宿敵を許す

  • 主人公のデッカードもまたレプリカントという説があり、それが事実であればこれまたジタンの設定と共通する*1
  • クジャは上記のように最後は生死不明である。しかし、ロイはデッカードを助けたあと明確に絶命する。

2018年に開かれた公式による第二回DFFアクキー総選挙では6位を記録。
1~7位をFF7のメインキャラがほぼ独占している(2位はナンバリング最新作主人公)中でこの順位は大挙である。


神竜&ガーランド&通常クジャ撃破後、インビンシブルを利用したトランスの仕組みのネタばらしをジタン達にするシーンで、その前の戦いまでにダガーを編成に入れているとブラネの魂を使ったことを勿体ぶるように明かす直前にダガーが「まさか……」と口にする細かい台詞差分が用意されている。同時にクジャもダガーのリアクションを揶揄る台詞を口にする。
編成されていない状態だとダガーが横になる位置にいるキャラに「!?」が浮かぶのみで、クジャの台詞内容が微妙に違うものになる。


ガーランド絡みの乱心が強く印象に残りやすいので「メンタルが弱い」というイメージがプレイヤーの中で残りやすいが、本来は精神攻撃を駆使する策士である。
実際ストーリーの流れを振り返ると、ジタン達を利用しトランスに成功してガーランドにチェックメイトを仕掛ける直前までは自身が述べる通りジタン達は彼の計画の上で転がされている状態がずっと続く。
そこは彼の演技とナルシズムで誇張された自惚れではなく作中で本当に彼の予想通りに事が進んで行く。
ブルメシアの民がクレイラに逃げ込み砂嵐のバリアを強めることも、ブラネがいずれ自身を殺すだろうということも、ダガーとエーコがアレクサンダーを呼び寄せることも、作中で彼が示唆する通りに起こされている。
 
中でも、囚われの身だったのでクジャについての内情を何か知っているだろう……と、ジタン達が思い込んでいるヒルダガルデ女王に、クジャは事前に敢えて自分がテラ出身であることを喋ることで、ジタン達にをテラに向かわせ自分の代わりにガーランドを始末させようとするトリックはとても巧妙でクジャの頭の回転の速さが窺える場面である。
その一連の展開の全容は以下↓なのだが
 
ジタン達がヒルダに会ったら、囚われの身だった彼女を情報の信頼者として頼ることを見越してヒルダにテラへの行き方をバラしておく

メルティジェミニの相手をさせている間に行方を眩ます(この時ジタン達に「また逃げられた」と思わせる)

(ガーランドにテラの出入りを禁じられている自身の代わりに)輝く島のゲートの封印を解かせる

自身はジタン達が入った後に隠れて侵入し、更には奪われていたインビンシブルまで取り戻す

インビンシブルを利用し手負いのジタン一行と戦闘を交えトランス覚醒
 
エーコから召喚獣を奪えなかった→それならいっそ強力な召喚獣やトランス能力を有するジタン達をガーランドにぶつければいい!!と、計画失敗時のリカバリーの先までプランを立てて行動できるところに彼の切れ者っぷりが凝縮されている。
ヒルダを起点に使ってガーランドをジタンらに倒させたことに関してはあまりに自然に総取りが決まりすぎて、ジタン達やヒルダだけでなく多くのプレイヤーが「クジャは自分で逃げ先を割る間抜けなとこあるヤツw」と思い込んでしまうほどである。
クジャが登場するシーンは主人公側の行動の脈絡を外れ意図しないタイミングで唐突に現れトリックスター的なポジションで番狂わせを展開して謎の存在のイメージを尾引かせた状態で退場するのが大体なので、テラ関連へのコンプレックスに対する直情さも合わさり行き当たりばったりで行動しているように見えるのを加速させているのもあるかもしれないが。
(あくまでジタン達側とプレイヤー側から見えるクジャの立ち位置の話)
 
ただ、上記までのクジャの行動力と頭の切れはガーランドが直接絡む展開だけは通用しない。
ガーランドが介入する絡む場面は総じて思うよう事が進まなくなるのが共通している。
(ガーランドと再会したばかりの頃のジタンと似ている)
寿命をバラされる展開だけでなく、バハムートを嗾けアレクサンダーを発現させたところまで上手くいったが、インビンシブルの操縦権を乗っ取ったガーランドが突然姿を現しアレクサンダーを崩壊させるところもそう。
その時はガーランドがインビンシブルを奪ったのを察することはできたがアレクサンドリアからは命からがらの様子で脱出し以降はシド浮気発覚時のヒルダから奪ったヒルダガルデ1号で移動する羽目になった。

  • Disc2終盤まで乗ってた銀竜もインビンシブルと共に没収されたのだろうね。
  • ブラネ没後まもなくで国交が回復しておらず、アレクサンダーのことを何も知らないダガーがブラネが奪っていた天竜の爪をリンドブルムに返還してない(国ごと消え去り管理があやふやになったクレイラの砂漠の星もだが)状態を狙いバハムートを襲撃させ、彼女らを追い込みアレクサンダーを発動させたのも策士ポイントが高い。

DFF

概要

発表当時から参戦がラスボスを押しのけ決定していた。声の担当は石田彰氏。
本編ではこれでもかというようなナルシスト然としたセリフ回しでクジャを演じている。
本編同様EXモードトランスもする。
デザインは完全に天野氏のものを踏襲し、色合いはゲーム画面版。
アナザーフォームは天野絵カラーで服の色が青基調、トランス姿が青紫基調になるのみ。
ズボンを履く気は全くないようだ。


頭身が上がったせいか、中性的な容姿と犯罪スレスレの露出度がより際立ってしまい、カオス陣営の中ではケフカに次ぐ「浮いている存在」。

  • 女性陣より腰が細いw
  • 天野氏の原案では美しいのだが…9のムービーでもあまり股は映っていない。
  • CEROランクアップは本当はコイツの所為じゃないだろうか。
  • 原画はともかく、DFFではとっつぁん並みのもみあげ?のせいで中性的には見えない。

アルティミシアを「オバサン」と罵っている。

  • おとなしくしててよ、おばさん。
  • とはえらく扱いがちがうww

ガーランドとの掛け合いは9を意識されている、いいファンサービスであろう。

  • ちなみにトレーラーの中にあったガーランドとの戦闘は、ジェクトの乱入で衝突を免れており、
    トレーラーのようにストーリーモード中で二人が激突することはなかった。

異名は「死神」。本当の異名はへんたry

  • 衣装を見れば分かるけど、着ているのは袖付きのマントのようなものと、ブーツとファウルカップだけ。
    あとは裸。どう見ても変態です。本当にありがとうございました。
  • 半裸のキャラクターはFF界に結構いるが、大抵は上半身の露出。
    クジャは上半身はコートで下半身露出というある意味他の追随を許さないキャラ。
  • 他に思い当たる異名はパンツマン。
  • カヲルくん
  • 某動画サイトでは「変態(下半身担当)」というタグが付けられてしまった。
    ちなみに上半身担当はこいつ

自分より11歳年上の気狂い道化師を無能呼ばわりしたこともある。

  • 恐らくピエロつながりでゾーン&ソーンの事を思い浮かべたんだろう。
  • その割にはやたらケフカとつるんでる。クジャといい雲姐さんといい、嫌なら一緒にいなきゃいいのに…
  • それが彼なりの感情の表しかt(ry
  • 嫌がってもあっちが無理やりついてくるんじゃない?

本編でのガーランドと重ねているらしく、ガーランドを異常に嫌っている。

  • そのガーランドもクジャに対して『断ち切れぬ因縁を感じる』と言っているからFF9のガーランドと何らかの繋がりがあるのかもしれない。

敗北すると股間がアップされることが多い。やっぱり変態。

  • 股間アップの最初は本編ディスク1のムービーか?
  • おそらくそれが初出。ちなみにそのムービーでは股間が「もっこり」しておらず
    中性的な描かれ方をされている。

キザなジタンにさえ「相変わらずキザだねぇ」と言われる程のキザ青年。


美形揃いのDFFの中でも、「白い肌に長い銀髪を持ち、美しい容姿をしている」
と公式ホームページで唯一美形認定されてる幸せ者。
あれ、この文章に当てはまるキャラクターが他にもいるような

  • 美形だらけのDFFでも特筆される美しさという設定なんだろうな。
    こいつはともかく、他は元々そんな凄い美形設定持ちでもないし。
  • 単に他に書くことがなry
  • ↑やかましいwwww

バトルTIPSでは…
 
パンネロ「なよなよした人は嫌いです」
 
↑:ひどい言われよう。

  • しかし次回作では一変し、「相変わらずカッコつけてるけど可哀そうな運命を背負った人なんだよね」と憐れまれている。

頭身が上がっているのか、ジタン程他のキャラとの身長差を感じない(カオス勢って元々長身揃いだが)。

  • キャラクターモデルの大きさで言えば、クラウドたちと同じくらいの身長になった。
    そのため公式設定からは大幅に小さくなったといえるだろう。何せ原作では214cmなので。
    原作通りの身長だった場合、180cmのセフィロスを余裕で超して、鎧組に次ぐ身の丈になったことだろう。
    ……正直イメージに合わないので、ディシディアで常人程度に縮んだのは仕方がないと思う。

クジャを使って格上の相手に勝つと、勝利時のボイスで高笑いが聞ける。
確かに高笑いしたい気持ちはわかるが、それにしても笑いすぎ。


関連項目:セリフ/【エンカウントボイス】/【クジャ】

ストーリー

彼もセフィロス同様、コスモスとカオスの闘いやガーランドや皇帝の思惑には興味が無いらしく、殆どジタンへの対抗心で動いている。それは原作同様のジタンへのコンプレックスの裏返し。
最終決戦後はジタンを認めたのか受け入れたのか、コスモスサイドと同じく光に包まれ消滅した。


作中で示唆された内容によると、カオス側では今回初めて生まれた存在。
「今回」とは、OPでいわれているようにディシディア世界は何度か再生とリセットを繰り返しているが、その中のディシディア本編のこと。
それゆえかカオス側においても特に「何も知らない」ことへの苛立ちなどが、件のコンプレックスに拍車をかけているように思える。
シナリオ中で自分たちが「神々の遊戯の駒」に過ぎないことを知り、更に自暴自棄とまでいえる態度を取り始めることもあった。
シナリオをもっと進めると、やがて原作と同様僅かな救いが……。

  • 今回初めて生まれたということは、今までは永遠の闇が出ていた可能性もあるわけか……。
  • DDFFのことも考えれば、「初めて生まれた」というよりは「浄化して前の戦いの記憶をなくして復活した」って方が正しいかも。
    それは暗闇の雲もそうである。
    (ついでに12回目で自殺したセフィロスや、混沌の駒になってしまったジェクトもそうか)

9での目的は自分が世界の支配者になるような感じだったが、今作でのジタン以外興味がない感じはセフィロスに毒されたのかと思ってしまうほど、原作でのジタンとの因縁なんてジタンをガイアに捨てたのと最後のイーファの樹の会話以外殆ど興味なしで仲間と共に自分の城の柱に埋め込んでやろうくらいにしか思っていなかった。
それにジタンのが優れたジェノムだからって別にそれに嫉妬するような素振りは無かったんだけどな。

  • 皇帝の支配欲には勝てなかったのかもしれない。
  • クジャの目的は自分の存在を証明するということ。
    その手段として自分の代わりに作られたジタンより自分が優秀だと示そうとした。
    世界の支配者になろうとしたのもそのためである。
    プライドが高いのであまり出さないけど実際はかなり意識していたのでは?
    あとテラとパンデモニウムでもジタンを意識する発言をしている。

ジタン編のストーリー序盤でこの世界の真実を知らされ、ヤケクソ&悲劇の道連れ目的でジタンを追い回すようになった。
本人曰く、「救いようのない悲劇を少しでも楽しみたい」のだが、楽しみの対象がジタンに嫌がらせすることなのだからただの迷惑というかみみっちいというか……。
ちなみに真実を教えたのはアルティミシア。
クジャがアルティミシアを嫌っているのは、真実を教えるついでに色々と馬鹿にされたかららしい。

  • 「救いようのない悲劇」ってのは、
    ジタンがバッツたちを助けにいけない一連の出来事だと思ってたが…。
    • 仮にそうだとしても、わざわざこんな茶番を仕組んだきっかけは自分自身の絶望である。

戦闘

コンセプトは「レンジマスター」。
武器を持たない代わりに光球や遠距離魔法を主体とし、「グライド」で空中を自在に移動できる。
よって、相手との間合いに縛られない戦い方が出来る。
勘違いされやすいが、クジャは9で空を飛んだのはトランス時だけで、通常時は銀竜に乗って飛んでいた。


光球の動きや攻撃なんかが、KH2のファイナルフォーム時と少し似ている。

  • KHはやってないんだが、あの光球ってKH出の設定だったのか?
    光球やら、ノーマル状態で滑空やら、原作から一番アレンジされたキャラじゃないだろうか。
    • KH2のファイナルフォームは2本の武器を直接手に持たず念動力?で動かして戦うフォーム。
      ソラ(主人公)の手に応じるように武器が激しく宙を舞うあたり確かに似ている。
      アビリティ「オートアサルト」は、ソラの行動(攻撃以外)に合わせて武器が自動で周囲を攻撃してくれる。
      通常時はともかく、オートマジックがこれを元にしているのはほぼ間違いないと思われる。
  • 着地時・グライド中・ジャンプ時のエフェクトなんてかなりそっくり。
    モーションを転用してるのではと疑うほど。
  • ブレイブ攻撃の動作を見る限りあの光球はホーリーだと思われる
    • ホーリー系の技に合わせて変化したりクルクルと術者の周囲を旋回する光球sの動作は中々かわいい。
      プレイ中はそんな観察する余裕など無いが。

空を自由に翔け、魔法で遠距離攻撃はバッチリな為、大半のキャラに立ち回りの面で大きくリードしている。
しかしHP攻撃は派生技が無く、ブレイブ攻撃の火力も控えめな為、決定打に欠ける性能である。
それでも追尾性の高い「アルテマ」などの優秀な技で果敢に攻めていける。

  • ブレイブ攻撃の一部は敵との距離や追加技を出すタイミングで技が変わります。
    使いこなす事ができればあなたもクジャ使い、かな?
  • HP技がブレイブにもダメージを与える技ばかりなので、スーパーアーマーのガーランドが苦手キャラとなる。

ちなみにHPから、果てはEXモード中EXバーストまで全ての技がフレアホーリーアルテマ関連である。
(例外としてDDFFで追加されたフォースシンフォニーは別のようだ)
最上位の魔法をメインに戦うクジャは中々貫禄があり、カッコいい。

  • 地味に原作でもディシディアでもハブられる最上位魔法のメテオであった…。

EXモードになると自動でフレアやホーリーが発動し、攻撃の密度があがる
またこれを利用したハメも存在する。
しかし基本的に自分の周囲にしか展開しないため、攻撃の手段というよりは不用意な接近を阻む防御壁の役割が強い。


全キャラで唯一「グライド」と「EXグライドアップ」のアビリティを習得できる。
しかしCPは他のキャラと同一なため、ご利用は計画的に。
ボタン保護の観点から見てEXコマンドΩが必要不可欠なこともあり微妙にCPが圧迫される。


攻撃中に移動してしまうと、コンボが中断してしまう。
攻撃が命中したら、パッドから手を離さないと、攻撃が空振りすることが多い。
CPUは的確に操作するため、そういったことは起きない。
攻撃がガードしにくいため、ガードカウンターで攻撃を当てにくい。
プレイヤーが使うとあまり強くないが、CPUのクジャはかなり強い。
デュエルコロシアムではできれば戦いたくないキャラクターである。

  • クジャは火力が低くブレイクを取りにくいことが最大の欠点なのだが、コロシアムのCPUはレベル差によってこの欠点を克服しているため鬼のような強さ。
    幸いこちらが遠くにいるとアルテマを使用することが多いため、それを回避すれば容易に反撃できる。
    • さらにはスコールのビートファング並に出の早すぎる攻撃や、接触相性なし・特殊でガードできない攻撃が多いことも強敵たらしめていると思われる。
      コイツのLV130最強を倒せればもうDFFの腕は本物か。

UT版

強キャラと言われつづけたからか、
フレアスターリモートフレアバーストエナジースナッチショットなどが弱体化された。
立ちまわり方に変化が生まれた為、強さは現在研究中である。

DDFF

サードフォームで大幅に外見が変化するキャラが多い中、彼は天野喜孝氏がDFFの為に描いた絵を元にしており全てのフォームを色違いのみに留まらせている。
ちょっと不憫ではある。

  • …と思ったら発売前夜祭のニコニコ生放送にてジタンと共に4thフォームが用意されていることが判明した。
    トレノのオークションマスターという設定の服装をイメージしたもの()で(ゲーム本編には使われていない)、このデザインは、当時のキャラデザイナーである皆葉英夫氏が4thの為に描き下ろしたとのこと。
    もちろん、シンボルのパンツはそのまま。しかも、王冠マークまで付いている始末である。
    EXモード時は全身金ぴかのサルへと変わる。豪華すぎて涙が出た。

戦闘後もピンピンしていることが多いDDFFの敵勢において、しっかりダウンしてくれる貴重なヤツ。

  • 第十二回のカオス側で一番最初に倒れた人物。しかしその敗亡までの背景には……。

ケフカにとうとう黒パンツ呼ばりされた。

  • クラウドと話してるシーンでは「根暗とナルシスト」と言われてた。笑えた。

女性陣よりエロい太ももとパンツの持ち主。

  • ニーソ履いてるからなw
    FF全体でもニーソ履いてるのはリディアアーシェセラぐらいしかいない。
    何で男のクジャが履いてるのかは謎だがw
    • ちなみにニーソの色一覧。
      ノーマル…暗めのグレー
      アナザー…白(天野絵準拠)
      サード…白
      フォース…朱色。金の縁取り付き。

言い回しがいちいちキザなのは相変わらず。
しかし012のカオス勢では戦いを拒んだり、クラウドにひねくれながらもエールを送ってくれたりと割と常識人。とゆーか悲劇の人。
ケフカに目をつけられなければもうちょっと幸せな末路だったのでは…と思わずにいられない。

  • とはいえ後々、「いやあれは君たちを守るためにあえて」とコスモスの面子に素直にいいにいけないのが悲しい。
    その辺りがケフカに記憶を上書きされ完全にコスモス軍と敵対した後になっても、やっぱりこちらに手を差し伸べてきたジタンに対して「君のことは理解できそうにない」と表明した部分に繋がるか。

レポート1では、ジタンの前に現れ、コスモスの戦士だと詐称し、彼の仲間を集めさせ、カオスを裏切り倒そうと暗躍する。
しかし、ケフカやこうてい、アルティミシアに気付かれてしまったため、結局ジタンたちと敵対せざるを得なくなった。

  • 戦いを終わらせることが目的とはいえ、わざわざ身元を詐称してまでカオスを倒そうとすることは不自然。
    事実ガブラスが同じ目的でコスモスを倒そうと単身聖域に乗り込んでいる。
    おそらく「敵ではない人物」と敵対することを恐れたが故の策なのだろう。
    原作ファンには嬉しい演出だが、その後は余計に悲劇的である。

(パンツが目立つほど)服の露出が高い魔法使いキャラはそれほど珍しくないのだが、ゲームの知名度とプレイヤーの年齢層によって可哀想な事に…。


今作でもナルシストぶりは相変わらずで、音楽をネタにした会話が多い。
新技でフォースシンフォニーが加わったこともありナルシストっ気がさらに増した。


アシストキャラの中ではトップクラスの性能なので、大概のプレイヤーは彼を利用し、それを毛嫌いする者も少なくは無い。

  • 公式でも強アシストキャラ認定。

戦闘

フォースシンフォニー」の追加、「ホーリースター」の誘導・吸引強化でHP攻撃を当てやすくなった。
攻撃中の移動、強判定による反撃の食らいにくさは相変わらず。距離を問わず自分から攻撃を振っていけるため、アシストゲージも貯まりやすい。
HP攻撃が当てづらいという欠点もアシストによって補われ、いよいよもって強キャラになっている。


他キャラの威力補正が50を越える技は本作で軒並み40前後に下げられたのだが、こいつだけはほとんどのブレイブ攻撃の威力が大幅に上昇しており、中にはフルヒットで60なんて物もある。
無印から存在した、あらゆるブレイブ攻撃で激突させるか追撃するか選べるという特徴も、追撃でEXフォース回収・激突でアシスト連携という本作の仕様に絶妙にマッチしてる。
上記のアシストシステムとの相性の良さも相まってキャラランクスレなどではデカオに次ぐ強キャラという意見も多く、無印時代から『ストーリーではかませ臭いがバトルでは最強クラス』というスタンスを貫いている。

DFFAC

type:SPEED
魔法で戦うキャラクターながら、高機動の接近戦を得意とする。
魂の力を利用する専用EXスキル「ソウルディバイダー」は、
使うほどにバフを増やし、周囲にすら影響を及ぼす。
攻撃を放ちながら動き回り、敵を華麗に翻弄しよう。

  • 現在は以下の通り
    type:SPEED
    ・常に浮遊しており、大半の技をグライド移動しながら攻撃できる
    [専用EXスキル:ソウルディバイダー → ソウルレゾナンス]
    周囲の味方に何らかのバフを付与し、自身も専用EXゲージを溜めやすくなる
    繰り返し発動で姿が変わり、バフの数増加・バフの効果上昇

「美しいワルツを奏でよう」
「どんな声を聞かせてくれるんだい?」
「最高の舞台を始めよう!」
「僕が誘ってあげるよ」
「痛めつけてあげるよ…!」
「僕を止められはしないよ」

概要

2017年1月10日のDFF公式生放送#7 新キャラSPにて、参戦が発表。
4人目のカオス勢となった。
もっとも参戦の時期は去年にバレてしまっていたが。
神々の闘争第4節報酬として、Ver1.340(2017年1月26日)にて先行解放。
本参戦は2017年2月9日。


type:SHOOTという大方の予想に反して、type:SPEEDとして参戦。
なお鯨岡氏はこれについて以下のようなコメントをしている。

PSP版の頃も割と魔法を使いつつも、近~中距離で戦うキャラだったので、
そのイメージを踏襲して、後は他のキャラのバランスも考えて、
今回はSPEEDでの参戦ということになります

着せ替え武器は魔法。

前回はホーリーの球を何個か持って踊っているような感じでしたけど、
今回はフレアの弾とホーリーの球を持って、新ビジュアルという形で、
これが武器なので、これが今後着せ替えで変わっていくことになります。
  • 公式生放送番外編でも言及された。
    Q12 クジャ参戦じゃないかと騒がれていますが、クジャを拝めるのはすごくうれしいです!
        もし参戦した後、数日間日が開いて新武器が出るとして……
        クジャの場合、武器は……どこに……?
        鯨岡さん、お察しかもしれませんが……。
鯨岡 おっと、クジャがバレた話はそこまでだ……!
    クジャの武器は、両手に持っているふたつの球になります。
    PSP版では複数のホーリーをふわふわさせていましたが、
    今作ではフレアとホーリーをひとつずつ持つように変わりましたね。
    フレアとホーリーではありますが、
    そこを頑なに守り続けるとウェポンが全部似通ってしまうので、
    奇抜すぎない範囲で差別化を進めているところです。

その予告通りスキンセットの着せ替え武器として、結晶型のブリリアント・コアや、雷球型のスパーク・コアが追加された。


1stフォーム「ガイアの死神」は通常色に加え、
黒基調、ピンク基調のカラーバリエーションが追加されている。
特にピンク基調はその攻めている色彩センスに驚かされるが、妙に似合ってしまうのもクジャらしいというか何というか。
 
2ndフォームは「隠者の外套」。
なんとFF9開発初期のクジャデザインを再現したものが選ばれている。
そのため容姿に大きな変化が表れており、カールのあるストレートの金髪、黒のロングコート、白手袋や黒のとんがり帽子といった身なりは、プレイヤーたちに大きなインパクトを与えていた。
何より、「クジャがちゃんとズボンを履いている」という事実には驚愕せざるを得ない。


シンボルチャットはキザなセリフが多い。
その辺はクジャの性格なのだが、デフォルトのもので感謝するときはきちんと「感謝してるよ」、謝罪するときも「悪かったね」、挨拶の時も「会えて嬉しいよ」などなど割とフツー(「悪かったね」には少々トゲを感じるが)。
また「焦ることはないよ」「次に期待させてもらうよ」等カオスの中でもやさしい雰囲気のチャットが多い。
この辺はFF9の最後やデュオデシムのキャラを反映したのか。

  • とは言ってもそのほかは本人の性格もあってか少々わかりにくい。
    特に援護要請の「僕を見て欲しいな」は割と誤解生みやすいのではと思う。
  • NTの描写を踏まえるとぶっちゃけこういう感じでいいとは思う(明確に味方だし)。
    ひねくれながらも優しげ、という最近のクジャのイメージをほどよく示してる…感じがする。

戦闘

クジャのブレイブ攻撃における留意点

Q1 ウォーリアオブライトのSoL(シールドオブライト)についてです。
   現状の仕様では、直接キャラクターが殴る技に対してSoLで攻撃を防いだ場合、
   敵が怯むようになっていると思います。
   しかし、クジャの攻撃(フレアバースト、フレアブロウ)に対してSoLを使うと
   クジャが怯んでくれません。フレア系は飛び道具扱いなのでしょうか。
   クジャの攻撃の仕様上、コンボがつながらなくても殴れると思いますが、
   そのためSoLで攻撃を防いでいるにも関わらず、こちらが不利になってしまいます。
   こちらは意図した仕様なのでしょうか。
鯨岡 このゲームの攻撃は、すべて“物理攻撃”か“魔法攻撃”に分類されます。
    ものによっては、パッと見が魔法でも物理攻撃として処理されているものもあります。
    そして、カウンター系で怯むのは物理攻撃のみです。
    フレアブロウやフレアバーストは魔法攻撃に属するため、怯みません。
    逆に、ホーリーライズやホーリーレイド、ホーリースラストは、物理攻撃扱いなので怯みます。

グライド効果がデフォルトでついているため、殆どのブレイブ攻撃が移動撃ち可能となっている。
…しかし、コンボ中に射程外までグライドしてしまうと、敵を零してしまうため扱いは難しい。
また、ジタンのデバッファーに対して、「専用EXスキル」でバフをかける点が対照的となっている。


「ソウルディバイダー」や「トランス」を活かすため、生き残ることが重要になるキャラクター。
何の皮肉か、原作における生への執着がキャラクター性能にまで反映されている。

  • 生き残ることが重要であり、表立って攻めるよりは、味方の強化や、敵への嫌がらせ(攻撃のカット、妨害、足止め)が得意であり、隙あらばカット能力に優れたHP攻撃でおいしいところをもっていく……
    と、キャラ性能はまさに原作での立ち回りそのもの。

通常移動(走り)には慣性が付いている。


Ver1.3702017/04/20で戦闘不能時のボイスが流れない不具合が修正されている。

  • Ver1.3802017/05/11では、
    空中でリスポーンした際に復活ボイスが再生されない現象が解消した。

調整

Ver1.3612017/03/09
type:SPEEDとtype:SHOOTにおける火力の全体調整で、
ホーリーライズとホーリーレイドを除くブレイブ攻撃及びフォースシンフォニーの威力が落とされた。
個別調整では、フレアバースト、ホーリーライズ、ホーリーレイド、フレアスター、
ソウルディバイダー、ソウルレゾナンスが下方修正の対象となっている。
ソウルレゾナンスについては調整が前倒しされている(ディレクターレター Vol.9参照)。
本調整後もtype:SPEEDのみならず、全体でもTOPクラスの実力を残している。


Ver1.3802017/05/11
SPEED系共通の調整として、ダッシュの最終速度が若干減少している。
アクト調整では、アルテマを除くグライド速度の低下、ホーリースラスト、フレアブロウ、
ホーリーライズ、ホーリーレイド、フレアスター、フォースシンフォニー、ソウルレゾナンスが弱体化された。
フレア系ブレイブ攻撃の遠隔判定は維持されたが、使用率が急減する程マイルドになった。


Ver1.4202017/09/07
スタン発生時に攻撃判定が残る技として、
フレアスター、ホーリースター、アルテマが不具合修正の対象となった。


Ver1.4502017/12/07
フレアスターが強化されたが、全盛期の性能を取り戻した訳ではない。
性能的に不遇なダッシュブレイブ攻撃は未調整。


Ver1.5602018/11/15※DFFNTは2018年12月中旬適用予定)
キャンセル可能タイミングが基準と異なっていたサーチ技の全体調整*2で、
アルテマのキャンセル可能タイミングが早くなって微強化された。

DFFNT

スピリタスの戦士として登場。
しかし、最終決戦の後から呼ばれ、記憶に関するもやももうなくなったという設定からなのかジタンや他の戦士に対して敵意はもう持ってない様子。


ジタンとティナが皇帝とセフィロスによって窮地に陥いった時に颯爽と現れ二人を助け出した。
「召喚獣の助けはないぞ」と嘲る皇帝のセリフに対し「では僕が手を貸そう」と答えてジタンとティナを助けるシーンは最高にカッコいい。

  • 因みに助けた時の技は多分ホーリーチャージ。ついでに壁激突。

ジタンたちと共闘した後は一人立ち去ろうとするもモーグリにしつこく阻まれ、ティナから同行を提案されて渋々ついていく事に。
ティナは洗脳を解いてくれた事からクジャに恩を感じており、楽しそうに話しかけている。しかし女好きのジタンからするとあまり面白くない展開だったようで、一人で妙にいじけていた。
アレクサンダーを倒した後はジタンとティナから別れ、一人でひずみへと向かっていった。登場した時からジタン達に協力的な姿勢を見せていたが天邪鬼な性格は変わっていないらしい。

  • 前作の描写を踏まえた結果か、清々しいまでの味方側っぷり。
    まさか「破滅への使者」がヒーローがピンチに颯爽と登場してくるようなイメージで響く日がくるとは……。
  • さらにいえば、こいつもジェクトと同じく裏切り者呼ばわりされることがない。
    件のシーンの皇帝の貴様!ってのも、クジャがスピリタスを裏切ったとかいうよりも計画を妨害された憤りの方が強いだろうし…
  • ジタンとティナのピンチに駆けつけ、早々に皇帝を魔法で吹っ飛ばしジタンにケアルらしき魔法を掛け「立てよ」とクジャらしくない男言葉(?)を使っている。
    普段は柔らかめの口調(内容自体はそこそこ辛辣)が目立つせいか随分新鮮に感じる。というかクジャが上記のような言葉を使うのは何気に初めてでは…?
  • DFFシリーズでは柔らかい口調が多いが、原作のFF9ではデザートエンプレスにてジタンにおつかいを命令した時は「口のきき方には気をつけろ 僕がキミたちの仲間の命を預かっているのを忘れたんじゃないだろうな」、グルグ火山にてエーコから召喚獣を取り出せずお互いを責めて言い争いをするゾーンとソーンに「やめろ、貴様ら!!」等少し荒っぽい言葉も使っている。

次元喰いをおびき出すための戦いではティーダとヴァンを狙うケフカに続いて2人に追撃を喰らわせようとするも、パラディンとなったセシルに横から攻撃されそうになったので回避した。
そのまま退場してしまうので、彼の出番はこれだけ。

  • どちらかというと気づいたので迎撃したような感じ。セシルのチェンジの際に魔法を使った攻撃が彼に向かって放たれている。結局避けられているけど。

DFFOO

敵として登場。
ボスとしての登場は2章でその後は6章でも敵対する。
世界の歪みのことについて何か知っているようだ。


戦闘ではリングホーリー、フレアスター、アルテマver.IXなどを使う。
パーティ全体を攻撃してくる技が多い。


モーグリ一行が出会う最初のスピリタスの戦士で、ジタンに詰問されるのを境に2章で一行に出会し以降次元のひずみを悪用し世界に悪影響を及ぼす「悪役」として度々対峙する。


シャントットに次元のひずみの開き方を教えたあたりにブラネ女王に霧人形の製法を教えた部分を想起させられる。
シャントットが自分から入り出る時は自分でこじ開けるとしっかり聞いた上でひずみを閉じたのに最後だけしか見てないジタンからはシャントットをひずみの中に閉じ込めて危害加える気だと冤罪を掛けられてる。


ひずみを増幅させ魔物を呼び込むなど行動は危険極まりないが、ただモーグリ一行と敵対しようとしているわけではない様子。
ジタンに見逃される際に「借りを作りたくない」といって情報を教えたり、ケフカに追われるエアリスに逃げる様に言ったりする。
馴れ合いを嫌っているだけで、「なぜこの世界で生かされているのかを知りたい」という自身の目的の為に行動しているようだ。

  • 9章でもゴルベーザが弟のセシルと敵対する心の準備までの時間稼ぎと称して黒のワルツを送り込む。
    これがゴルベーザに対する善意なのかそれとも企みからきた行動かどうかははっきりとはわからないが、上記のことも考えると前者の可能性も捨てがたい。

なんとイベント「神の造りし舞台へ」でプレイアブルキャラとなることになる。
シーモアに次ぐ、2人目のライバルサイドのキャラクターとなった。

  • シーモア同様やっぱずっと同行、というわけには行かず「次元の座標」を送って必要な時だけ呼び出すという形に。
    ただしはじめに協力を拒んでたシーモアとは違い自らモグに「次元の座標」を送った。
    多分ゴルベーザとの会話からおそらく目的あってのことだろうが…

クリスタル覚醒は赤色に対応。

  • 完全に余談だが弟分に当たるジタンのクリスタル覚醒の色は青。
    FF9原作におけるガイアのクリスタルの輝きが青である事とテラのクリスタルの輝きが赤である事を反映させたのかただの偶然か…

武器種カテゴリは「その他」に分類。
この「その他」とはおそらく他の戦士達とは共有出来ないような特有の物であろう(彼の場合は魔法のコア)。
専用武器はどちらもクジャのバストアップが載せられ他のキャラには使えないことを表している。


クジャの攻撃によって固有バフ「ソウルディバイダー」が付与される。
この「ソウルディバイダー」は最大ブレイブ上昇、ブレイブリジェネが付与され、さらに最大4段階まで上げることができるのだが、「リングホーリー+」、「アルテマVer.IX+」のいずれかを使用するとソウルディバイダーIVは解除される。
(後述の強化効果により、解除されなくなる。)

アビリティは「リングホーリー」「アルテマver.IX」、EXアビリティ「フォースシンフォニー」、LDアビリティ「ホーリースター」、FRアビリティ「スターライトソワレ」、フィニッシュバースト「フレアスター」。

「リングホーリー」は聖属性魔法BRV攻撃。3発のホーリーを放つ全体攻撃だが、この3発は振り分けて撃つため、1体なら対象に3ヒット、2体ならばターゲットの敵には2ヒットとなる。ソウルディバイダーIVでリングホーリー+となる。
更に「リングホーリーエクステンド」をセットする事で使用回数+1、3HITするホーリーを3発放つ全体魔法BRV攻撃に変化し、ソウルディバイダーを更に1段階付与する。
ソウルディバイダーIVでリングホーリー+になると使用時にターゲットしている敵にHP攻撃を行う。
また、エクステンドの効果によりソウルディバイダーの状態を問わず奪ったブレイブを最大ブレイブの120%分まで超過して保持できる。

「アルテマver.IX」は9ヒットのランダム対象魔法BRV+全体HP攻撃(ダメージは分配)。
さらにソウルディバイダーIVのアルテマver.IX+はヴァンのミストナックのように追加攻撃が入る、同じく9ヒットのランダム対象魔法BRV+全体HP攻撃。
敵が少ないほどブレイブ攻撃が集中するため全体、単体どちらにも使えるがアルテマver.IXの場合複数に対する削りが不安定である。
「アルテマVer.IXエクステンド」をセットする事により、「9HITのランダム対象全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃(分配)」が「9HITの全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃(分配)」に性能が変化し、上記の複数体におけるブレイブダメージの不安定さが解消される。
更に使用回数+1、アルテマVer.IX+使用時に追加発動分のブレイブダメージが極大アップする等、全体攻撃に磨きがかかる。

EXアビリティ「フォースシンフォニー」は5HITの全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃(与えるダメージは等倍)し、さらにソウルディバイダーを4段階付与+自身に強化効果「破滅への使者」を付与する。
「破滅への使者」は味方全員の攻撃力と素早さを強化しつつ、リングホーリー+、アルテマVer.IX+を使用した時にソウルディバイダーIVが解除されなくなる効果を得る。
この為、フレンドサポートで使えば初手から高火力の全体攻撃が、マルチバトルでも一度強化効果が乗ってしまえば高い火力を維持したまま戦闘継続が可能になる非常に強力なアビリティである。

BRV攻撃、HP攻撃の使用で1段階(専用武器「サーキュラー・コア」の強化効果で更に1段階付与)、「リングホーリー」、「アルテマVer.IX」の使用でソウルディバイダーを2段階付与、専用武器効果により3段階付与させて最大値まで早くあげられる。
(エクステンドでアビリティ1回で3段階、専用武器効果による強化で最大の4段階まで一気に付与できる。)
兎にも角にも「ソウルディバイダー」による自己強化が重要なキャラの為、専用武器への依存が強く(特にEX武器)、長期の戦闘を見据える程育成難度は高くなる。
が、全てのアビリティが回転率の良い全体攻撃という構成の為、敵の数や状況を問わずガンガンブレイブを削ってHP攻撃を行える殲滅力は非常に魅力。
また、強化素材集め等の周回ではスコールに並ぶ便利さと強さを持つ。


「神が造り舞台へ」にて、戦士達の力を奪っていると疑われるモーグリについて探るべく、一行の前に現れブラフめいた戦いをした後、一方的にモーグリに「次元の座標」を送り込み共闘が出来る形に持ち込み去って行く。これには流石のモーグリも困惑、敵だったクジャが唐突に力を貸すと自己中心的な契約を交わしたことで、一行、特にFF9組にとって非常な加入となってしまう。
モーグリがいない間に再び姿を現わすと、二柱の神が創った世界での異変が第三者によって蝕まれたものと話す。一つでも多く情報が欲しい戦士達にとって有益な情報として考慮には入れられたが、自分の目的のために動いている事に変わりはないのだった。

  • 断章ではクジャが過去何をしたか、ビビやジタンとどういう関係なのか、この世界で彼が何をしようとしているのかなどが掘り下げられた。
    ただし彼本人の登場はない。
    それによるとクジャの目的は最終的に自分が短命で死んでしまう運命をひずみの力を利用して変えようとしているのではないかとジタンたちは推測している。
    それでも下記のようにゴルベーザに指摘されていたようにジタンへの思いやりで加勢している、なんてこともあるんだろうか?

断章が開いて以降、ゴルベーザのイベントにちょろっとだけ登場。
戦いを終えひずみに戻ったゴルベーザに感傷に浸っているのか?と聞きさらにそんなに彼(セシル)に思い入れがあるならずっとついていけばいい、何をそんなに気にしているのか?とたずねた。
ゴルベーザは何も答えずお前とて彼らに加勢しているだろう、それは縁あるものへの思い入れでは?と聞き返す。
その後クジャはなぜかしばらく黙ったのち(「…」の吹き出しを出したのち)気まぐれだ、キミと一緒にするな、と否定して去っていった。


とまあ運命を変えるとかいう目的を持ちながらも敵が味方かわからない素振りを見せていたクジャだが、2部3章ではついにモーグリたちに加勢して以降初めて彼らに牙を向くこととなった。
もっともただいたずらに敵対しようとしていたわけではなく、きっかけは安定(?)の情緒不安定によるヤケクソである。
エアリスなどマーテリア側には様子がおかしいと言われている。
きっかけはシーモアに元の世界ではクジャは滅んでいるだろう?スピリタスに生かされてる自分たちは無意味だ、などと言って貶されたこと。
その後エクスデスがどっかの森の記憶を呼び寄せたようにどこかを召喚しようとしたが、呼び出したのはイーファの樹であったため、自分はこの程度なのか!?と自暴自棄になってしまった。
その後9のヒーロー側のダークイマジネーションイミテーションを人形と貶し、このうちのビビのものに本物と見分けがつかないよう魔法をかけ、本物のビビを誘拐した。
たが、ビビのイミテーションとも心を通わせようとしているジタンたちに苛立ち、彼らがクジャのもとにたどり着いた際話も聞かずにジタンたちを攻撃した。
戦闘し、敗北したのち本物のビビに諭され、立ち去る。
考えを改め、責任を取るために樹にいた神竜の幼体や元の世界のモンスターたちを1人で倒そうとするがピンチに陥ったところをジタンたちに助けられ、共闘。
その後呼び出したイーファの樹が消えず世界の理を書き換えることができたことに満足したのか、ジタンたちを認めたのか上機嫌にもう少しこの世界の物語を楽しむ、と言って去っていった(相変わらず同行はしていない)。

  • FF9でイーファの樹といえば、クジャを製造したテラのガーランドがガイアを乗っ取る計画のために設置した重要な装置であり、「自分にふさわしい舞台」を召喚しようとしてそんなもんがでてきたら、結局自分はテラのための操り人形にすぎないのかとクジャがブチ切れてヤケクソに走るのも、心情的には理解できうるものではあるが……相変わらず傍迷惑なやつである。
  • この後の時系列だろうが、クジャはアフマウの人形たちと遭遇しアフマウの元に連れてって欲しいと言う頼みに対し人形風情が、と断ろうとしたが、そのあと冗談だと取り消し彼女へのひずみを開いたのち、人形を僕が助けるなんて、と呟いてた。
    目的のためとほのめかしてたとこはあったがやっぱ丸くなった?

交錯する意志『雷の咆哮』にて、新世界に飛ばされてからはラグナやサイファー一行に合流。
これまでのストーリーでだいぶ丸くなったのか、サイファーのことで悩む雷神たちに自分らしくないアドバイスなどをかけた。

TFBL

FF9のシリーズクエストをクリアすると加わる。魔法タイプ。
覚えるアビリティはブリザドブリザラブリザガエアロエアロラエアロガアルテマフェイスぜんたいか?
固有アビリティは【ソウルディバイダー】

PFF

2014/8/21~24に行われた「ラムウバトリアII」のランキング報酬として追加されたプレミアムメモリア。後にエクサバトリアの景品として交換できるようになった。
使用武器は波動。専用で「イーファの苗木」がある。

僕が夢幻の世界へいざなってあげよう

黒魔法が得意。

知性以上に素早さが高い。典型的な黒魔道士として使える。
回避率が高いため、被ダメージが思ったより抑えられる。
一番最初に波動メモリアとして実装された。

PFFNE

エリア15-EXで手に入る。
波動装備、専用は「イーファの苗木」。地・水属性。
アビリティはサンダー(サンダガまで)・ルイン(ルインガまで)、スキルは「魔力の泉」、プレミアムスキルは「アルテマ」。

FFRK

テラからガイアにつかわされた「死神」。全世界に君臨するという野望を秘めている。

⇒資料室>メンバー>クジャ>英雄の記憶より

FF9出身のキャラクターとして登場。ジョブは「ガイアの死神」。
初登場はFF9イベント「ガイアの死神」。レア5までの黒魔法白魔法、暗黒アビリティを使用可能。


初期必殺技は「ストライクエナジー」。
クジャのグローブ【IX】を装備することで専用必殺技「死神の恐怖?
パニッシャー【IX】を装備することで超必殺技「ダークフレアスター
クジャモデル【IX】を装備することで超必殺技「スナッチブロー
テラの遺産【IX】を装備することでバースト超必殺技「フォースシンフォニー
ヘレティック【IX】を装備することでバースト超必殺技「背徳の旋律?
トレノの貴族の帽子【IX】?を装備することで閃技「ソウルチャージ?
ミラージュベスト【IX】を装備することで★6閃技「漆黒の旋律?
ブリリアント・コア【IX】を装備することで★7閃技「連閃・クジャ闇?
デモンズロッド【IX】を装備することでオーバーフロー超必殺技「ラストレクイエム
無彩色のボレロ【IX】を装備することで超絶必殺技「ソウルディバイダー
ブリリアントロッド【IX】?を装備することで超絶必殺技「グリム・リーパー?
ミスティロッド【IX】を装備することで超絶必殺技(ブレイブアビリティ付き)「カオスラプソディ?
魔人の胸当て【IX】を装備することでリミットチェイン超必殺技「祝福の陰雨?
ミレニアムロッド【IX】を装備することでオーバーフロー奥義「プラネットレクイエム?
ネメシスロッド【IX】を装備することで覚醒奥義「アルテマシンフォニー?
ケイオスロッド【IX】を装備することで覚醒奥義「星の死神?
ネクロスタッフ【IX】を装備することでシンクロ奥義「カオスディバイダー?
死神のロッド【IX】?を装備することでリミットブレイク・オーバーフロー「フォースレクイエム?
ミスト・コア【IX】を装備することで真奥義「ソウルレゾナンス
隠者の外套【IX】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒ダークフレアスター
ジャッジメント【IX】を装備することで究極神技「究極ソウルシンフォニー?
ダークネスロッド【IX】を装備することでオーバーフロー神技「神威・クジャ?
いましめの杖【IX】を装備することでクリスタル神技「耀光グリム・リーパー?
ボーンプレート【IX】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・クジャ闇?
を使用できる。
また、トレノの貴族【IX】にレジェンドマテリア「無彩色の自己愛」、時限のメイス【IX】に★6レジェンドマテリア「底力【クジャ】」がついている。


敵としては、FF9やDFFからボスとして登場。
FF9のノーマルダンジョンではパンデモニウム 4のボス。
ノーマルダンジョンなどでは原作同様、HPが0になるとトランスし、アルテマを放って戦闘終了する。
一部のイベントでは、HPが一定以下になった時点でトランス・クジャへと変化し、より強力な攻撃を放つようになるパターンのクジャも登場している。

FFBE

FF9から登場している。JOBは「死神」。
トラストマスター報酬はフレア
リミットバーストはなぜか永遠の闇の技となっていて、ニュートンリング

LoV

セカンドシリーズで登場することが2011年4月28日発売のファミ通で発表された。
2015年年8月6日にバージョン3に出る事判明した


2011年夏稼働開始予定のRe:2にて、使い魔カードとして登場予定。特技はフレアスター

エーコと同じデッキに組み込み100勝することで称号「最強のジェノム」が獲得できる。
声優はDFF同様に石田彰が担当。


LoV3ではエーコやその他ゲストキャラと共に復帰を果たした。
種族は神族でコストは40、ジョブはアタッカーに属する所謂荒らし使い魔であり、超覚醒アビリティに「フレアスター」を持つ(種族が神族なのは居城センス故?)。

このフレアスターが荒らし要員としてはかなり恵まれた性能で、型に嵌れば正にセリフどおりクジャの独演会である。
ただし、アビリティの強性能ゆえクジャ自体のスぺックは大人しめであり尚且つ近年のカードパワーのインフレ傾向により、抜きん出て強いというわけではない。

ちなみに前作とは仕様が変わり、クジャのみでもエーコのみでも称号「最強のジェノム」を獲得可能。
条件である100勝のカウントも共有されている。
(エーコのみでも取れるあたり称号はを表しているのか)

視聴覚室

本当に名キャラだと思う

変態という名の紳士

DDFFではパンツのクオリティが上がってる。


*1 演じたハリソン・フォードは否定的であるが
*2 鯨岡Dの補足によれば、ガード&ステップ以外の行動によるタイミングはガード&ステップ時の40F後になっているとの事。