【ヴェルサスXIIIのシナリオ】

Last-modified: 2018-01-25 (木) 11:34:29

2016年に発売されたFF15ですが、元々FINAL FANTASY Versus XIIIとして発表されたFABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASYの作品群の一つでした。
その過程でヒロインが変更となったり、過去のPVと噛み合っていなかったり、13シリーズ特有の用語はほとんど出てこなかったりと制作側にも混乱があったことがうかがえます。FF15にタイトルが変更された後もそれは続いていたようです。
この項目では没となってしまったヴェルサス13時代や発表当初のFF15のシナリオの噂や推察、想像を集めてみる項目です。


あくまで初期案、没案を考えて楽しむ項目なので過度なFF15批判はやめましょう。


Versus13

ノクトがステラを殺しておりノクトはそのことを忘れてしまい、それを終盤に思い出す。
レイヴスがノクトを狙っていたのは妹の敵のため。
当初に発表された「痛みのあるストーリー」や零式の影響からきた噂と考えられる。
海外の掲示板での開発者降臨スレで語られた内容(眉唾ものではあるが)でもある。


ファントムソードはノクトが出会ったあとで死んだ人間の武器だった。
色々な人間の死を背負って強くなっていくというコンセプトだったらしい。


製品版でいう六神たちはFF13でいうファルシ。
魔大戦はリンゼ側とパルス側の戦争でありイフリートは負けた側のファルシの生き残り。
六神たちの時おり見せる傲慢な態度はファルシたちのそれにかなりにてると思う。

  • シガイはFF13のシ骸と同じもの。

ヴェルサスの企画段階のラスボスはイドラ皇帝。
製品版のラスボスであるアーデンはFF零式のマザーと同じ立ち位置であり、事件の黒幕でありながら最後まで正体を明かさないキャラクターになる予定であった。


開発人曰くヴェルサスからFF15に修正を行う際、一番キャラクターを変更したのはプロンプトとのこと。
ヴェルサス段階ではノクトとの関係も製品版より薄く、性格もずっとドライであり口調も淡泊なものだったとのこと。


作中、ノクティスは何らかの理由で、FNCおなじみの"ルシ"になる。
(幼い時に事故にあって死にかけたという設定があったので、おそらくこれがきっかけか?)
作品の序盤は、最終版のFF15のように、仲間と遊ぶことが好きな表情豊かな青年だった。
しかし、作中何人もの親しい人の死を目撃し、さらにルシにされ、愛する人まで敵に回すことを余儀なくされていくと、次第に感情を失い、最終的にはVersus13の初期のトレーラーのように冷酷でニヒルなカリスマ王子に変貌する。瞳が赤くなるのもおそらくルシとしての特徴だからだろう。


本当の裏切り者はクレイラスの予定だった。
企画段階ではクレイラスはレギスの従兄弟であり彼を殺して政権を奪い取る。
理由は真の王の真実を知り、血塗られた運命を変えるため。
軍部はグラウカ将軍のクレイラス派、コル将軍のレギス派で内部分裂を起こしている。
グラディオは終盤にその事実を知り父とノクトの間で悩むもノクトを庇って死んでしまう。

FF15初期

もっと親子愛がメインの話になる予定だった。
田端氏の初期の発言にも「一番は父と息子の絆です」があり、確かなものと思われる。
これはかなりギリギリまで残っていた設定であり、パッケージやその他の媒体にも名残がみられる。