フライング・スコッツマン

Last-modified: 2018-05-14 (月) 12:36:18

原作第23巻のフライング・スコッツマン TV版第3シーズンのフライング・スコッツマン TV版長編第12作のフライング・スコッツマン

名前フライング・スコッツマン
英名Flying Scotsman
性別
車体番号4472
原作・人形劇:黄緑色(車体&炭水車&車輪&ドーム)+(ライン)+黄色(ライン&字体)+(ライン&バッファービーム&ネームプレート)+(屋根&煙突&車台)
CGアニメ:濃黄緑色(車体&炭水車&車輪&ドーム&屋根)+(ライン&LNERランプ)+黄色(ライン&字体)+(ライン&バッファービーム&ネームプレート&車台)+(煙突&除煙板&バッファー)
車軸配置4-6-2
製造年1923年
改造1947年
所属鉄道グレート・ノーザン鉄道?ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道?イギリス国立鉄道博物館?
イギリス国鉄?
運用・主にメインランドから長距離急行列車の牽引*1
分類蒸気機関車
テンダー機関車?
原作初登場巻第23巻『機関車のぼうけん?』第1話「ヘンリーと炭水車」
原作初台詞「ゴードン、君もずいぶん変わったね。」?
TV版初登場シーズン第3シーズンたんすいしゃがほしい
※正式登場は長編第12作『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち
TV版初台詞「へぇ~、そうかい?ここには有名な機関車なんていないと思ってた。おや、やあゴードン。」
一人称僕(原作、世界・ふしぎ発見!)
俺(CGアニメ)
説明・40台生産された『クラスA1形』の唯一の現存機でゴードンの唯一生き残った兄弟。*2*3
・名前の由来はキングス・クロス?-エディンバラ間を結ぶ急行『フライング・スコッツマン』から。
・改良される前のA1時代にシティ・オブ・トルーロー?に次いで時速100マイル(160km)を記録した。
・第二次世界大戦中は旅客列車を牽かず、軍事物資の貨物列車に従事した。また、その時は戦闘機による爆撃を避ける為に、塗装を一色に変更された。
・戦後イギリス国鉄?の所属となる。1947年に塗装を深緑色にされ、除煙板とダブルチムニーを装着する。1963年に引退。
・当初は保存される予定は無く解体される予定だったが、アメリカ?出身の資産家アラン・ペグラー氏?に破格の値段で買い取って貰い、保存される事になった。その際に黄緑色の塗装に変更、シングルチムニーの装着、除煙板を撤去*4し、更に炭水車を増やして貰う。
・戻して貰う前の自分を『酷い姿』と言っている*5
ソドー島へ遊びに来た事が有る。
・1968年、再びロンドン?-エディンバラ間に彼を走らせる為のイベントが開催された。一鉄道ファンとして来ていたウィルバート・オードリー?を含めた大勢の客を乗せ、完走する。
・一度ツアー運行でアメリカ?へ渡った際、アメリカ?の鉄道法規により、そのままの状態では走行が出来ない為、前照灯、カウキャッチャー、?が装備されたが、ツアー終盤で所有者のアラン・ペグラー氏?が破産申請。アメリカ?政府当局に没収され処分されかけたが、ウィリアム・マッカルパイン氏がスコッツマンを買い取り、事なきを得る。
・炭水車が2つ付いているのは、イギリス?国内での蒸気機関車の定期運行の廃止に伴って給水塔?給炭所?が撤去された為、長距離運転時の水を確保する為。
・人形劇時代では予算の都合上、炭水車のみの登場で、本体は登場せず、他所の鉄道の機関車と説明されている為、ゴードンとの会話は無い。
・炭水車が2つ付いている理由は「走っている鉄道に給炭出来る場所が少ないから」と説明されていた。
長編第12作で正式に登場。現在の実車に似た姿となり、可動式除煙板とダブルチムニーが追加され、第23巻?第3シーズンよりも塗装の色味が濃くなり、ランボードの色は実車同様、原作で出て来たダブルテンダーもそのままTV版に生かされているが、テンダーの車輪の数が8つから6つに変更された。*6
「フライング・スコッツマン」「空飛ぶスコットランド人」を意味する*7
性格・性格は義理人情に厚く世話好き、悩みを抱えた仲間に助言をする事も。
ゴードンとは違い、紳士的で穏やかな性格だが、少し気さくでドジな一面も。
・博識で思慮深い面もあり、早い段階からトーマスレース出場?すれば優勝すると予見した。
トビーハット卿トビーの機関士機関助手ファーマー・フィニーナップフォード駅長?ソドーブラスバンド?男の先生?レッジの操縦士?スクラップ置き場の作業員?アノファ採石場の作業員灰色コートの信号手?と同様、予想外の事態に出くわすと困惑する傾向がある*8
・TV版ではトーマスに対しては優しく接するが、ゴードンに対してはやや嫌味ったらしく、を若干見下しているかのような偉そうな発言をしている*9。但し、見下していると言うよりは、単にゴードンをからかって楽しんでいるような素振りがある。
・YouTube限定動画では、騙され易い設定が追加され、ハリー?バート?騙された?のが原因でメインランドから出られなくなり、ゴードン共々幽霊に成り済ましたビルベンラウル?アイヴァン?に脅かされたりと災難が続いた。
原作での経歴第23巻?で兄弟のスクラップに憂鬱になっていたゴードンに励ましの声をかけ、ちゃんとした環境で元気に働いているゴードンを羨ましがった*10
・その後、汚い6つの炭水車を牽くヘンリーを見て笑った。
ダグラスオリバーを連れて本土からソドー島に戻った後、皆に見送られて本土に戻っていった。
TV版での経歴第3シーズンで初登場するも、炭水車のみの登場で、「別の鉄道の機関車」として扱われており、ゴードンとの兄弟設定はない。原作におけるフライング・スコッツマンとは別の機関車と取れる。また当時は、スタッフがフライング・スコッツマンの特徴を理解出来ていなかったのか、石炭車と貯水車ではなく、両方とも石炭車であった。そして炭水車の形も、スペンサーの炭水車に似ていた。
長編作品での経歴長編第12作で正式に登場する。ゴードンとの兄弟設定が生かされ、炭水車2両の他、除煙板が追加。実機の炭水車の車輪数は8個だが、6個となっている。また汽笛の音が、ネビル?の汽笛と同様の物になっている。そしてボディは、原作絵本と人形劇より若干色が濃くなっている。
・原作ではゴードンと同様の顔だったが、CGアニメではゴードンと区別を付ける為、目が縦に大きく、鼻の形が異なり、眉毛も太くなっている。
トーマスグレート・レイルウェイ・ショーの事を教えた。
・参加種目は「グレート・レース?」。然し、優勝はできなかった。
長編第13作ではカメオ出演で、ヒロと並走しているシーンが存在する*11
他キャラクターとの関係・原作絵本ではゴードンの弟で、人形劇時代では赤の他人扱いされていた物の、CGアニメでは兄弟設定が正式に引き継がれたが、原作と違い、CGアニメではゴードンの兄と言う設定に変更された。
ヘンリーから炭水車を2台所有している事を理由に嫉妬された?事がある*12
ドナルドダグラスとはゴードンを通じて親しくなり、イギリス本土に戻る際にスコットランド?民謡『蛍の光』で見送って貰った*13
・トビーとは一緒に居るシーンは無いが、面識はある模様。
トーマスとはゴードンの紹介によって知り合い*14トーマスは彼の姿に惚れ、彼はトーマスに「グレート・レイルウェイ・ショー」の競技に参加する事を薦めた事がある。
スペンサーアクセル?エティエンヌ?とはグレート・レース?での対戦相手*15
ジェームスパーシーライアン?フィリップヒロとは会話は無いが、面識はある模様*16*17
アニークララベルは彼に少しだけ苦手意識があるらしい*18
・YouTube限定動画ではトビーヴィニー?ディーゼルディーゼル10?ディーゼル261と面識がある。
人間関係
モデルクラスA3蒸気機関車 4472『フライング・スコッツマン』(ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道?
その他・1969年と1988年にそれぞれ北アメリカ?オーストラリア?で運転され、オーストラリア?では蒸気機関車による最長無停車運転記録を打ち立てた*19
・2004年より国立鉄道博物館?が所有、臨時列車として走っている。この時の炭水車は1台でヴィッテ式除煙板が付いている。
・2006年からオーバーホールで休車状態だったが、2016年2月に本線走行に復帰した。現在では臨時旅客列車の牽引などで活躍している。
日本?の鉄道100周年の際に特別ゲストとして招待されたが、コストがかかる為、実現には至らなかった。
・彼の名前はピップとエマ?のモデル機の新型車両『インター・シティ225』の愛称になっている。
玩具トラックマスター?(除煙板付き/煙のイラスト付き)
カプセルプラレール?(除煙板付き/ハイライトあり/ライン/ライン)
木製レールシリーズ(除煙板無し/ウィンク顔)
アーテル?(除煙板なし/テンダー1両)
アドベンチャーズ?
英米版CVルーファス・ジョーンズ?長編第12作-)
日本版CV三宅健太?長編第12作-)
その他CV小室正幸?世界・ふしぎ発見!?
参照画像・参照はフライング・スコッツマン/画像?
セレブリティー?
ディーゼル261

*1 現時点では、貨車を牽引する場面はない。
*2 CGアニメでは彼が兄という設定にされている。
*3 ゴードンは試作機を実用出来るように改造された車両、スコッツマンは量産3番目の車両。だが、マガジンストーリーではもう1台?の生存が確認出来る。
*4 絵本の『元通りにしてくれた』と言う台詞はこの3つの事項を指す。
*5 戦時中の姿か国鉄の姿かは不明。
*6 現在の実車とは車体番号が異なり、炭水車も1つである。
*7 但し、彼自身はイングランド中北部のサウス・ヨークシャー州ドンカスター地区の出身。
*8 実際、ゴードン流線型のボディで自分の前に姿を現した時に戸惑い気味の表情を見せていた。
*9 特にゴードンと久々に話す時のシーン。
*10 だが、ヘンリーから嫉妬されてしまう。
*11 但しメインランドの機関車?として登場。
*12 CGアニメではそのような描写はない。
*13 現時点で、TV版では彼とドナルドダグラスとの邂逅は無い。
*14 但し、トーマスゴードンに教えて貰う迄、ゴードンの身内だった事は知らなかったらしい。
*15 余談だが、YouTube限定動画では何故か、スペンサーの従兄弟と言う設定になっている。
*16 ヒロと一緒に並走した事がある。
*17 但し、YouTube限定動画では彼がヒロフィリップと会話するエピソードが存在する。
*18 実際、アニークララベルトーマスフライング・スコッツマンみたいに早く走れる訳無いじゃない!!」?と言って怒っていた。
*19 シェインのモデルにあたるクラス520とも対面した。