激突要塞！＋Wiki 要塞群/パクリとその基準について

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パクリとは何か。これは非常に難しい問題である。
いくら組み合わせが多いとは言え、それが有限である以上偶然同じ要塞ができる可能性はある。特に、強い要塞を作るに当たっては共通の事項があるため、確率はさらに上がる。

また、純粋に故意の場合もある。参考にした、改良した、オマージュ・・・・等々である。

激突要塞の歴史も長くなり、必然的に戦術が似やすくなってきた今過去の事例を元に考えてみる。

そもそもパクリという物が認識されるようになったのは何時だろうか。

記録の上では2010年末　Ｋ氏がflying氏の大会にて、団体をすべて他人の要塞で作ったことに始まっている。

その後、邪魔しまでもいわゆる「丸パクリ」が目立つようになってくる。これはむしろ、Ｋ氏の違反によって「パクリ」という物が認識されるようになった事が原因だと思われる。
また、この時期は加速クロスや遠壁進行の登場など非常に技術が進歩してきた時期とも重なっていることから、初心者がパクリ、真似をしなくては勝てなくなってきた事もあるだろう。

「○○○○さんの要塞は強いということが分かりましたし、この要塞を少しまねれば、自分も強くなれると思ったからこれにしました。」
邪魔しまＢＢＳより

これが、初心者の本音であろう。（この文章を書いている私自身も、例に漏れずこの心境にあった）

しかし、その直後に起こった事件により状況は一変する。
邪魔しま以前からの激突プレイヤーであり、実力者でもあったＨ氏がかなり似た要塞を投稿したと言う事で規制を受けたのだ。
根拠は「配置の40％が一致」と言うことであったが、ご存じのように例え４０％が一致していても加速が１違えば全く別の要塞になる。全体を通してみれば、規制の理由は「直近の新戦術の要塞を真似したから」と言うことになるだろう。（だがこの件には諸説あり、Ｈ氏が以前から他人の要塞によく似た要塞を多く投稿していたからという指摘もある。また、Ｈ氏は時折、やや強気の発言をすることから一部の利用者から良く思われず、そのことが、本来あってはならないのだが、規制が重くなる原因となった、という指摘もある。）

その後も何度かパクリ事件（ないしパクリ論争）が起きたが、共通しているのはみな「初心者」だということだ。これは、上記のようにマナーを知らない初心者がパクリをする物も含まれるが、それ以上に「実力の無い者が勝ち上がること」への嫌悪があるだろう。

実力者がパクリ（のように見えるオマージュ）をしても余り気にとめられない事が多いのは、「意図して出した」と周りの者が思うからである。気を付けなければこれは、激突に入ってくる初心者を閉め出してしまうことになりかねない。

初心者が要塞を真似するのは当然のこととして考え、その際にはただパクリがダメと言うだけでなく、代替の要塞製作を教えてあげることが必要である。

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