特集/闇玉

赤い目で黒い体を持ち、禍々しいイメージを持つ闇玉。
禍々しい闇の魔力で骨玉を召喚するのが得意。
敵要塞に延々骨玉を送りつけることができるが肝心の骨玉が貧弱。
激突要塞に慣れた中・上級者向けの玉である。
そんな闇玉を、今回はいろんな側面から見てみよう。

評価の基準

評価は、1~10点の間で評価する。
もちろん最高点は10。

戦法

敵要塞に骨玉を射出できるが骨玉自体が貧弱なためすぐ撃退されてしまう。
壁玉のバリア等をすり抜けることができるが、その位置には大体薙玉などが設置されてるため、すぐに撃退されてしまう。薙玉でもなくても弩玉・砲玉の攻撃でも撃退される。
さらに上・中コアに対しては乗り込める確率が低く上記のようにすぐ撃退される。
よって万全に活用するのなら下コア相手となる。激突間近・直後に骨玉を敵要塞後ろに射出し、采玉で相手の後方から土台に乗り上げ攻撃ユニットを攻撃していくようにする。
しかしこの戦法も後ろに忍玉対策の薙でも置かれると万事休すである。
また、うまく相手の攻撃ユニットを攻撃できても采玉の移動があるため一体の骨玉で確実に仕留めることはできない。
だが、持久戦に特化すればコア後ろが無防備な地上要塞の攻撃ユニットは大体倒せるだろう。


また薙玉等の乗り込みで相手の乗り込み防御を崩し、そこから骨玉を乗り込ませるという方法がある。
乗り込み防御を崩しても敵の弾幕があるため骨玉がすぐ倒されるがじわじわとコアにダメージを与えていくことが可能。
采玉も骨玉の移動・薙玉の移動としても使えるので無駄にならない。

攻撃力

闇玉の攻撃力は召喚した骨玉次第。その骨玉の攻撃力は1.5~2.0
骨玉そのものは攻撃力も攻撃頻度も弱い為、1玉2玉の召喚ではなかなかダメージになりにくい。
ただし、長期戦になればかなりの攻撃力となる。

評価…3(長期戦では6)

攻撃範囲

闇玉が召喚した骨玉は闇玉が向いている方向に放物線を描いて飛ぶ。
さらに骨玉の攻撃角度も闇玉と同じ向きになる。攻撃角度に注意。
飛ぶ距離も長く、射出範囲も広い。
広範囲に射出できるが召喚した骨玉の攻撃範囲は極端に狭い。
なので、采玉などで移動させるなどの工夫がいる。

角度0～280°と10°刻みに設置した闇玉の射出範囲。

評価…7

攻撃頻度

闇玉の攻撃頻度は200。射出される骨玉の頻度は30。
ミニチュア系と変玉の中間くらいの頻度。
射出される骨玉の攻撃頻度は近接玉の攻撃頻度としては長い。
なので薙玉・騎玉相手だと一発も攻撃できずに撃退される。

評価…4

HP

闇玉のHPは射出される骨玉共に6。遠距離玉なので当然とは言えかなり脆く、最低ランクの数値。
どうしても集中砲火に弱い面が出てしまう。
射出される骨玉のHPも低いため弾幕を張られると着陸する前に迎撃される。

評価…1

相性の良い玉

• 采玉
  攻撃範囲の狭い骨玉を移動させるために重宝する。
  背後から乗り込ませる場合は一体だけだと中々土台に乗り上げられないので二体は必要になる。

• 忍玉・跳玉
  骨玉で背後から攻撃する場合、忍対策の薙・剣・木壁が邪魔になる。
  なのであえて忍玉・跳玉で相手要塞の後ろを攻撃させ忍対策を崩すという方法。
  忍対策の薙・剣といえど何発か攻撃すれば一発ヒットすることがある。
  問題は、置き場所に困るということ。

天敵

• 魔玉・機玉
  広範囲を一気に処理されてしまう。

汎用性・価格

闇玉はステージ15から使える。
値段は\150と少々高い。
采玉を含めても～￥170ほどのコストでかなり防ぎづらい攻撃を仕掛けられる。
突撃要塞壁と比べて射角が自由な点と何度でもトライできるのが強み、乗り込み対策をスルーしたり他の玉が乗り込み対策の壁を壊してから乗り込むことを視野に入れられる。
タゲ壁いらずで骨玉を弾としてみれば打ち消し能力も高く副砲として優秀。
主砲には向かないので複数出す意味は薄いく短期戦では強みが活かしづらい、一方で長期戦なら驚異になりえる。

評価…7

小ネタ

• 処理速度の関係で、1フレームに移動する距離が土台の厚さを超えると骨玉が土台を下にすり抜ける。
  闇玉を高い位置に設置し角度270~290°でやると頻発する。
  実用性は低い。
• 射出される骨玉の数には限度があり一定数を超えた状態で骨玉を射出するとすでに放出された骨玉が消える。限度といってもかなりの数なので実戦で目にする機会は無い。
• 地面に落ちた骨玉は撃退されない限りそこに残るので戦玉対策にもなる。

経歴

今作初登場の玉である。
元ネタは恐らく同じ作者のゲーム「都道府県大戦」の「闇の術」であろう*1。

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