年代別_歯のケア

Last-modified: 2010-12-10 (金) 15:25:02

乳幼児期

お子様の虫歯予防の基本は正しい食生活(おやつ)、生活のリズム、シュガーコントロール(甘味制限)、定期健診、そして親や家族の協力なくして達成できません。まず、大人自身の口の中の健康管理に気をつけてください。
できれば、フッ素の活用もすることでさらに予防が強化されます。

学童期

かかりつけ歯科医院で3ヶ月に一度位のペ-スで定期管理をされることをお勧めします。また、学童期は成人における歯周病の予備軍ともいえる歯肉炎に犯されているお子さんも少なくありません。
大人になっても自分の口の健康は自分で守れるように、学童期には一通りの歯科疾患予防方法を理解し実行できるお子さんを一人でも多く増やしたいものです。

成人期

痛みが限界近くなるまで歯科医院にいかない人も多いと思いますが、そんな人に限って治療に時間も手間もかかる現実があります。なので、なんといっても予防、定期健診、治療の3つの柱が基本となります。

高齢期

高齢者になると、虫歯のでき方も歯の根元にできてくるなどの特徴が目立つようになります。しかも、根元の虫歯は比較的範囲も広く時には歯が折れてしまう原因にもなります。治療で対応しようとしても、虫歯の進行状況によっては保存して残すことも困難になります。結局は残すことができずに、抜歯される歯が多くなると入れ歯を入れることになります。
また、せっかく入れ歯を入れても管理が悪いとバネのかかった歯に新たな虫歯が発生するなどの悪循環に陥り最終的には総入れ歯へと移行することになります。やはり、若い時からの管理がものをいうことになります。